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“口内劣化”をくい止めるため、今すぐ実践(後編)唾液腺刺激で口内を改善する方法は?

引き続き、歯のエイジングをくい止めるために、今日から実践できることを歯科の佐藤由紀子先生に教えていただきました。

 

 

食べる前の5分、
唾液腺刺激で口内を改善

 

唾液は口内環境を整えるだけでない効果があるといわれています。「唾液には成長ホルモンの『パロチン』が含まれています。さらに、唾液に含まれるペルオキシダーゼは活性酸素を除去する作用も。ほかにも、消化を促し、免疫力を上げる効果もあります。でも、加齢やストレス、女性ホルモンの減少などで唾液が出にくくなっている人も多いよう。食事前に簡単なエクササイズで唾液を出す習慣をつけましょう」(佐藤先生)

 

 

1 唾液腺がある場所は、耳の横にある耳下腺、エラの下にある顎下(がっか)腺、あごの下にある舌下腺の3カ所。

2 耳横の耳下腺は、内側にクルクルと円を描くように刺激。

3 顎下腺は、親指であごの骨の下内側の柔らかい部分を、エラからあご先に向けて少しずつ刺激。

4 舌下腺は、あごの下から舌を押し上げるような感じで親指で刺激。どれも各5回ずつ

 

 

よく笑う、よく食べるは
口内エクササイズと思うべき

「口は日々食べたり、しゃべったり、笑ったりして活動する部分でもあります。特別なエクササイズをするよりも、この基本的な機能を最大限に生き生きさせてあげることが大事。思いっきり笑えば、口のまわりの筋肉を使い、唾液分泌も促されます。食事もおいしく食べれば咀そ嚼しゃく力も鍛えられます。ただ、ストレスがあると唾液分泌は低下します。ですから、ストレスをためずに、楽しく笑顔をつくり、楽しく食べることです」(佐藤先生)

 

 

 

Yukiko Sato

佐藤由紀子さん

ナグモ歯科 赤坂クリニック副院長、歯科医師。予防歯科を中心に嚙み合わせ、審美歯科、歯科カウンセリングを行う。日本アンチエイジング歯科学会理事。著書に『「口もと」をキレイにすれば120%美人に見える』(大和書房)。http://nagumo-akasaka-perio.com

 

 

 

次回は、歯科医選びのポイントをご紹介します。

 

 

イラスト/内藤しなこ 取材・原文/伊藤まなび

 

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