「足のつり」対処法と予防法: 漢方カウンセラー樫出恒代さんのアドバイス

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樫出恒代さん

新潟薬科大学薬学部卒業。漢方薬剤師・漢方ライフクリエーター。漢方カウンセリングルームKaon代表。 Kaon漢方アカデミー代表。一人一人の心と体に丁寧に向き合う漢方カウンセリングを提唱。OurAgeにて連載コラム「女性のための漢方救急箱」が人気

いざというときに備えて知っておきたいストレッチや、足のつりの改善&予防法について、西洋医学と東洋医学の観点からアドバイスしていただきました!

 

樫出さんよりアドバイス

筋肉の冷えや硬さは滞っているサイン。体の声を聞いてみましょう

 

【冷えを予防】

寝る前の足湯やレッグウォーマーは有効

「ホットフラッシュで暑がりだから」と、じっくりお風呂につかるのが苦手な人には、寝る前の半身浴や足湯で足を温めたり、レッグウォーマーをつけて過ごすのがおすすめ。「上半身がのぼせていても、下半身を温めると意外に気持ちのいいことに気づくはず。下半身を意識的に温めましょう」(樫出さん)

 

冷えとりのツボを押して、巡りのよい体づくりを

足の血流をよくするには、三陰交(内くるぶしから指4本分上)、委中(膝の裏の真ん中のくぼみ)、承山(アキレス腱が途切れたあたりのくぼみ)を指の腹で押しつつ、イタ気持ちいい力加減でふくらはぎをさすり上げると効果的。特に三陰交は冷えとりに効く婦人科系のツボとして知られます。

(左)中心→三陰交  (右)上の部分→委中、下の部分→承山

 

 

【酸素不足を解消】

丹田を意識して、深~く呼吸する

東洋医学ではおへその下10㎝あたりに、丹田という〝気の中心〞があると考えられています。この丹田にエネルギーをためる意識をしてふーっと息を吐き、そこから全身に気が巡り、血流が行き渡って酸素が隅々に運ばれるイメージで呼吸しましょう。呼吸が深くなってリラックス効果があり、足のつり予防にも役立ちます。

 

【漢方薬を飲む】

芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)は急激な筋肉の痙攣に!

「芍薬甘草湯は筋肉が痙攣して足がつったときの痛みに、頓服として飲むのが基本ですが、筋肉疲労を感じたり、気になるときに飲むのもOK」(樫出さん)。「芍薬には血液中のカルシウムの流入を抑え、甘草にはカリウムの流入を促す働きが。電解質のバランスを整えてくれて即効性があります」(高尾先生)

筋肉の急激な痙攣を伴う痛みがある人の足のつりに。ツムラ漢方芍薬甘草湯エキス顆粒(第2類医薬品) 20包 ¥2,400

 

 

【血行をよくする】

自分の体の硬いところ股関節をマッサージ

足がつりやすい人は、意外にも太ももの筋肉も張っていることが多いもの。 自分の体の硬いところをさすって、ほぐしましょう。また、股関節をさするのも血行促進に効果的です。あぐらの姿勢で、体の硬いところや股関節の真ん中を、手をグーにしてマッサージするのがおすすめ。ゆっくり呼吸しながら、イタ気持ちいい力加減で行って。

 

イラスト/かくたりかこ 取材・原文/大石久恵

 

 

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