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50代編集者、「うちのインテリアは未完」と13年間ダンボールを放置!?

チーム「健活」マドレーヌ

チーム「健活」マドレーヌ

女性誌編集者歴約30年。都内マンションに夫と二人暮らし。仕事には厳しいけれど、プライベートは今ひとつ。「面倒(?)」な性格が災いして、リビングのリフォームの決断ができないまま13年が過ぎ去ろうとしている。

ちなみにマドレーヌという名前は、昔パリかぶれだったことから。

私マドレーヌ、編集者生活約30年。ファッション担当が長かったけれど、インテリア取材も大好物。他の仕事のついでに、隙あらば国内、海外の素敵なお宅を取材させていただきページを作った。自分で書いて編集した素敵インテリア本は、ありがたいことに10年たった今も重版を重ねている(売れ行きに悪影響が出るといけないので、あえて書名は秘す)。

本当に人の家の“センスのいいインテリア”を見るのが好きなのだ。

 

でも、我が家には人を呼ばない。なぜなら、

「うちのインテリア、完成していないから」…。

 

 

すでに12年前に、我が家は人から「世田谷のサグラダファミリア」と呼ばれ始めていた。

でもうちはサグラダファミリアなんかじゃない。サグラダファミリアは設計図に従って休みなく建築が進められているけれど、我が家は動きがないまま13年だ。

…よ、よけい悪い。

 

 

 

だいたい、ガスコンロの調子が悪くなってから買い換えるのに、3年かかった慎重派だ。

 

コンロの調子が悪くなった時、10年前後が寿命と知り、修理の人にも買い替えを勧められた。ショールームに行ってみると、希望のデザインとスペックの一致する型がない。ガスコンロは、そうしょっちゅう新型は出ないから、修理を重ねつつ、半年~1年に1度は新宿パークタワーの東京ガスのショールームに通い、気に入るものが出るのを待った。

 

いや、ショールームは実際楽しいから全然苦じゃない。たくさんの機種を見比べるときのワクワク感といったら。自分に必要なスペックと、どうでもいいものも把握できてきた。毎回、同じビルのザ・コンランショップノルディックフォルムなどインテリアショップに寄るのも楽しみだった。

リフォームガスコンロ

そして待ったかいあって、3年後に掃除がしやすくてデザインすっきりの、最高のガスコンロを手に入れて、今は幸せだ。

 

 

そういえば、アイロンだって、気に入るデザインとスペックが一致するまで1年半、蒸気が水滴となってブシュブシュ出まくる故障アイロンで耐え忍んだ。

 

 

よく言えば「慎重」。一般的には、「趣味が狭い」「しつこい」「文句が多い」「決断できない」「こじらせている」。

もしかしたら、これが「面倒」な人というのかもしれない。

リフォーム飾りだな

入居時に作った飾り棚。

 

 

新築で購入したマンションは、入居に際し、かなり本気でリフォームをし、概ね満足していた。

 

リビングの一部を除いて。

 

入居当初は、半年ほど暮してから、手付かずの部分を完成させるつもりだった。それが出来ていないのには、大きく分けて3つの理由がある。

 

 

ひとつは、「センスがいい暮らしをしたい! でも、不便はイヤ」という中途半端な心持ちだ。

ガスコンロやアイロンも、デザイン性と機能性の両方を求めてしまう。デザインがよくても、重いアイロンを我慢してまで使う覚悟がない。

 

インテリア取材をしてきたお宅にははげしく憧れる。でも実際に同じことはできないと思うこともあった。

 

ウチはこんな大きな一戸建てじゃないしな~、仕事が忙しいから掃除がたいへんなのは無理だな~、かっこいいけれど冷え性の私には寒すぎるな~、この収納場所は、私の整頓能力では片づけ不能に陥るかもな~、などなど。

やれやれ、文句が多い。

 

 

 

ふたつめは、インテリアの流行が変化していったこと。

 

入居後、目星を付けていたインテリアショップが3軒、次々となくなってしまった。私は、淡い色合いで、木目の目立たないメイプル材が好きだ。でも、人気のインテリアショップでは、オークやウォルナットやタモ材など、もっと濃い色調の木目や節が目立つものが主流だと思う。完全に流行に取り残された…。

 

何かと意見の食い違う夫と、珍しく意見が一致するのだが、ふたりとも、白い壁に淡い色のフローリングで、光がまわる明るい家が好きなのだ。休日の午後のふわーんとした光は、家から出たくなくなるほどの心地よさを与えてくれる。これは、もう50代まで来てしまったら、今さら変えられない。

 

リフォーム間取り

3つ目の理由は、リビングが夫コーナーと私コーナーに別れている問題。

 

うちのリビングにはなぜか夫のテレビと私のテレビがある。リビングが南に面して横長で、夫は南東側のソファに座って大型テレビを見て、私は、南西側のテーブルやキッチンから小さめテレビを見る。まあ、ふたりとも、テレビが好きなのだ。

今まで私が取材した素敵なお宅には、もちろんリビングにテレビは2つない。まったくないか、あってもひとつだ。

ここでも、素敵になりきれない中途半端さが露呈している。

ということで、手付かずのままになっている、私コーナーのテレビまわり。

 

リビングの南西角の窓2つに沿ったL字部分だ。なんと、窓の下には

13年前からダンボールが4つ並んだまま。

いちおうリネンの布をかけて台のように見せているけれど…。そのダン ボールの中身はさしあたって必要ではない。でもダンボールの上に、雑誌やちょっとした切抜きなどを置いているために、どこにも動かすことができずにいる。

 

リフォーム南西側

窓の下にダンボールが4つ、リネンで隠してある。角に電源・TV・PCのマルチメディアコンセントがあり、ダンボールの後ろ側には、何本ものコードがとぐろを巻いている。ブルーレイレコーダーは置く場所がなく床に直置き。

 

 

ちなみに夫コー ナーは13年前に完成している。

 

リフォーム夫側引き明るく

奥が夫コーナー。

 

 

さらに、13年間にかごや雑貨が増えて、ダンボールと同じ並びに置いた食器棚は収納率300%かというすし詰め状態に。

リフォーム西側明るく

リフォームかご

微妙なバランスで、これでもかとかごを収納する技が身についた。

 

 

何年も前から、テレビ周りから食器棚までのL字一帯すべてを変えたいという希望には達していた。

しかし、どんなリフォーム(または家具作り)を、どこに頼んだらいいのかわからない状況が続き、仕事や日々の忙しさにかまけて、結局13年間、放置してしまった。

 

人間、大きな決断をするには、「きっかけ」と「納得」が必要だ。

リフォームのような、お金もかかり、今後長く使うであろうものの計画には、慎重にならざるを得ないではないか。
そう自分に言い訳してきた私に、

ついに

「きっかけ」がやってきた。

 

 

<つづく>

 

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