冬の日帰り(滞在5時間)の北海道 鮨に温泉、異国情緒漂う函館の旅

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世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、旅の楽しみ方を中心としたフリーランス・ライターへ。

旅と食や文化、アートなどライフスタイルについての執筆や編集、翻訳多数。

日本旅行作家協会会員。

こんにちは小野アムスデン道子です。冬の北海道=スキーというイメージだと思いますが、友人を訪ねていった函館の旅が日帰り(滞在5時間!)ながらグルメ、温泉、異国情緒を満喫。その充実ぶりをレポートしたいと思います。

小野アムスデン道子

 

暮れも押し迫った12月、某エアラインの上級会員まであと一歩ということで、マイルをのためにどこか飛行機で日帰り旅行を思い立った私。「赴任は1年間です」という言葉を残して旦那と函館に行った友人を思い出し、訪ねていくことに。案内を快く引き受けてくれた彼女にお願いした「行きたいリスト」は、「鮨、温泉、函館らしいところ」。
まず、函館で驚いたのは空港から市内が近いこと。函館空港から函館駅まではなんとわずか8km。車で15分もあれば着くほど。まずは、その途中にある由緒ある「トラピスチヌ修道院」へ。レンガ造りの建物の中では、今も修道女が規律正しい自給自足の生活を送っていて、本堂には入れません。美しいお庭を見て、ここだけでしか買えない焼き菓子「マドレナ」(卵とバターを使ったマドレーヌですが、素朴な味、優しい甘さでおススメ)を買って、市内に向います。

小野アムスデン道子

 

次に、希望の温泉からということで函館山の麓にある「谷地頭温泉」へ。市電の谷地頭停留所からも近く地元客で賑わう穴場の温泉には、五稜郭をかたどった露天風呂、内湯は高温・中温・気泡の低温と3種類、それにサウナと水風呂まであって、大人420円というリーズナブルさ。休憩所や食堂もあってゆっくりすることもできます。

小野アムスデン道子

 

リクエストの鮨のランチの前に、友人曰く「函館と言えば魚って思いますが、創業1901年のすき焼き『阿佐利』は味も店も極上です!」という言葉に見に行くことに。確かに風格ある檜造りの店構え、隣にある肉屋直営でA5黒毛和牛のすき焼きのコースが3,300円、お昼のランチは1,400円から!とても心ひかれるけれど、ここは買い食いのほかほかコロッケ(これまた美味)で我慢して、鮨へ。

小野アムスデン道子

 

鮨は、東京銀座にも支店があるけど、ぜひ本店へ行ってみたかった「鮨金 総本店」へ。カウンターに並ぶ新鮮なネタで、ランチセット(1,405円〜)でも目の前で一貫一貫握ってくれます。子持ち昆布が口の中ではじけ、サーモンやマグロもとろけそう。お椀に茶碗蒸し、デザートのアイスクリームまで付いて、もう大満足の至福のランチ。

小野アムスデン道子

 

お風呂で1時間、ランチもゆっくり1時間取ると、この時点で3時間が経過。「あと2時間で函館らしいところを回ろう」ということで港町函館を見に。赤レンガ倉庫に向うも、ベイエリアでまず目がひかれた「はこだてビール」の看板に、ちょっと寄り道して函館の地ビールをチェック。醸造したての五稜の星、明治館、北の一歩と3種類のビールとおつまみのお試しセットで1,000円。フルーティでさっぱりしたヴァィツェンの五稜の星がおいしい。

小野アムスデン道子

 

ウォーターフロントにある赤レンガ倉庫は商業施設なので、私はむしろ江戸時代から横浜、長崎と共に貿易港として外国船がやって来た函館港の眺めが心に残ったのでした。

小野アムスデン道子

最後に、函館らしい眺めということで、函館山への坂道「八幡坂」から撮った1枚がこの記事最初の画像です。あたりは風情ある街並みで、焼きたてのソーセージを出してくれるドイツのソーセージ職人カールレイモン直営店「レイモンハウス」やレトロな店構えに天然酵母パンの香り漂う「tombolo」など名店も。

小野アムスデン道子

後ろ髪が引かれるものの、遂に5時間が経過して、ギリギリに空港に滑り込み。弾丸だけど、歴史ある港町函館の美しさ、美味の数々と余韻を飛行機の中で噛み締め、年末にも元気を取り戻した旅。車で案内してもらったという足の便はありましたが、市電で回る旅も楽しそうな函館。再訪したい旅先となりました。

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第44回
冬の日帰り(滞在5時間)の北海道 鮨に温泉、異国情緒漂う函館の旅

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