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内臓脂肪が多いのは「脂っこい食事のせい」ではない!? 脂質より減らすべきものは?

中性脂肪値が高いと言われ「脂っこいものが悪い」と思い込み、食事の油だけを控えていませんか? 実は、中性脂肪を下げたい場合に気を付けるべきは「糖質」でした。

 

油のとりすぎよりも糖質の量に目を向けて

「血液検査で『中性脂肪が高い』と言われていませんか? 中性脂肪(TG)値の高さは血液中の脂肪量の多さ。ならば『脂っこいもの』を減らさないと! と思いがちです。

 

脂質のとりすぎもよくありませんが、実は糖質のほうが中性脂肪を上げ、内臓脂肪をため込む原因になります。患者さんでも特に女性は、ダイエットのつもりでタンパク質を控え、糖質過多になっている人がとても多いです」(栗原毅先生)

 

そう言われてもなお「私は糖質はとりすぎてないのに中性脂肪が高い」という人もいます。そういう人は、意外なところで食べていたり、空腹時にフルーツを食べていたりします。もう一度、食生活を振り返ってみては?

内臓脂肪が多いのは「脂っこい食事のせい」は思い込み!本当に減らすべきは?

脂質より「隠れ糖質」が危ない!

「糖質」と聞いて、甘いものだけを連想する人はもういないかもしれません。糖質が高いことで知られるご飯やパン、麺類などの炭水化物を「隠れ糖質」と呼ぶことも多くなりました。

 

でも、糖質がたくさん隠れているものはほかにもあります。いも類や果物、調味料、清涼飲料水、野菜ジュース、お酒など…とりすぎていないでしょうか?「隠れ糖質」を把握して控えることが必要です。

 

 

教えていただいた先生

横山裕一先生 慶應義塾大学保健管理センター教授

横山裕一さん
Hirokazu Yokoyama

1959年生まれ。慶應義塾大学保健管理センター教授。医学博士。当初、アルコール代謝を研究、米国留学中、アルコール脱水素酵素(ADH7)の遺伝子解析に従事。本センター異動後は、飲酒を含めた生活習慣、メタボリックシンドローム、脂肪肝などをテーマに数々の研究成果を報告。著書に『こうして落とす! 女性の内臓脂肪』(PHP 研究所)

 

栗原 毅先生 栗原クリニック東京・日本橋院長

栗原 毅さん
Takeshi Kurihara

1951年生まれ。栗原クリニック東京・日本橋院長。医学博士。日本肝臓学会専門医。治療だけでなく病気予防にも力を注ぎ、わかりやすい生活習慣指導に定評あり。肝臓専門医の視点を生かした消化器疾患、糖尿病、高脂血症、脂肪肝、内臓脂肪、肥満などに関する著書多数。クリニックは連日、健康を気遣う中高年で満員に。

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イラスト/マイコ センボクヤ(CWC) 構成・原文/蓮見則子

 

 

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