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女医はがんをどう考えている?/素敵女医の「がんとの向き合い方」④

素敵女医の「がんのとらえ方」

 

素敵女医の皆さんは、がんという病気をどうとらえているのでしょう? そして自身はどのような検査を受けているのでしょう? 民間療法に対する考え方なども含め、いざというときに備えて日頃から考えていることを聞いてみました。

 

 

がんをどう考えたらいい?

 

お話を聞いたのは…

田中眞希さん

Maki Tanaka
53歳 整形外科 田中まき整形外科

 

寿命が長くなれば いろいろな病気になるもの

 

まず「闘病」とか「がんに勝つ」という考え方をやめたほうがいいと思います。もともと限りある命です。寿命が長くなれば、短命だった頃に比べて、がんを含めたいろいろな病気になります。日頃から体調管理をし、がんになったらなったで、そのときそのときで向き合うしかないと考えています。タバコで直接がんにならなくても、喫煙によって循環器や呼吸器の機能が落ちれば骨折の手術ですらリスクは高くなる。がん以外の体調管理も大切です。

 

いい医師の見つけ方としては、かかりつけ医を持って普段から気軽に相談するのがおすすめ。かかりつけ医経由で、しかるべきところを紹介してもらうのがいいと思います。(田中先生)

 

お話を聞いたのは…

大野由実さん
Yumi Ono
56歳 形成外科 学芸大駅前整形・形成外科

 

標準治療を受けずに代替医療に頼るのは無意味

 

がんは今や誰もが発症する可能性がある、特別ではない病気だと考えています。それと同時に、早期発見・治療で治る病気になってきているとも思います。これから先の高齢化社会で生きていくためには、定期的に自分の体のチェックをすることが必要ですし、それが早期発見につながります。私自身は年に一度、乳がんのマンモグラフィと超音波検査、採血、5年おきくらいにPET検査を受けています。

 

がんについては、確固たるエビデン スのある標準治療が最良の治療法。そのうえでほかの治療を受けるのは本人の自由ですが、標準治療をせずに民間療法や代替医療に頼るのは意味がないと思います。(大野先生)

 

 

イラスト/ミック・イタヤ 取材・原文/上田恵子

 

 

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