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うわああん! 再手術に!!/50代。乳がんサバイバーになりました。

hijiri

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おでかけ女史組メンバー。都内在住の50代。2019年5月に乳がんと診断される。放射線治療、ホルモン治療を受けながら仕事を続けている。

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三週間待ったあげくの衝撃

 

退院後、約三週間。

 

なんとかよちよちと日常生活を送り、やっと外出も怖くなくなったころ、手術の生検結果が出ました。

 

前回、手術中に行うセンチネルリンパ節生検について説明しましたが、今回は手術で除去した部分を検査し、本当にがん細胞がとりきれたか、ということを判断するために行います。主治医からは、除去した部分をうすーくスライスして薬剤で色をつけた下の絵のような結果を見せてもらいました。ピンク色に見えているのはがん細胞、がんになる可能性のある腫瘍の部分が緑です。

 

このピンク色の部分が全部取り切れていることが確認できなければ次に進めません。ピンク色の部分はすでに「がん」なので、放射線では退治できないからです。

乳がんは乳腺内にできる悪性腫瘍です。基本的に乳腺をベースに広がっていきます。私の場合はすでに乳腺を突き破り周囲にも浸潤している状態ですが、それでも基本的には乳腺に沿って広がっていくので、MRIなどで手術前にがんがどのあたりまで広がっているかを見極めて余裕をもって除去します。

 

つまり、ちゃんとがんが取り切れていれば、上の絵のように除去した部分のキワに、ピンク色が見えているわけがないということになります。

 

というわけで、再手術になりました(涙)

 

この結果にははっきりピンク色が写っていました。つまり一度目の手術ではがん細胞は取り切れずに再度手術という判断に。

 

やっと通常に戻ってきた身体と生活を考えると、正直ショックは隠しきれません。

もちろん、もともとがんというものは、実際に手術してみなければ正しい状態はわからない、とは言われていました。

 

それでも、あれこれまた予定を調整し、再度これを繰り返すのかと思うと、恐怖というよりうんざりといった感覚が強かった気がします。まさに「えーっ!」という感じ。

 

さらには、実際にはがんが進行したわけでもないのに、再手術と周囲に伝えたときに「それってやばいんじゃないの?」というような空気になったことも嫌でした。周囲になんて伝えたらいいんだろう・・・。

 

しかし、よくよく考えれば、今のうちに取り残しが見つかるほうが後々いいに決まっています。見つからなかった後悔より、今我慢するほうがいい!

 

“実際に手術してみなければわからない”

 

その言葉の意味をやっと理解しつつ、私の予定が狂いまくりの夏が始まったのでした。

 

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