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増加中の「便秘外来」ってどんなことをするの?/ガンコな便秘解消法②

正岡建洋さん

正岡建洋さん

慶應義塾大学医学部 内科学(消化器)専任講師。慶應義塾大学病院 消化器内科にて便秘外来を担当。専門は、消化器内科、食道、胃、十二指腸、機能性消化管障害など。日本消化器病学会専門医。過敏性腸症候群診療ガイドライン作成委員

多くの女性が悩んでいる「便秘」。ガンコな便秘解消策をご紹介します。

 

 

便秘外来ってどんなもの?

近年、便秘外来のある医療機関が増加中。どんなことをするのでしょう?

「まず問診や触診を行い、大腸がんなどの病気の有無を調べるために大腸内視鏡検査や血液検査、便検査をします。場合によっては大腸CT検査、お腹のX線検査、肛門からバリウムを入れて粘膜の病変や形態異常などを調べる注腸検査なども行います。内視鏡挿入時に痛みが強く、内視鏡の挿入が困難な人には大腸カプセル内視鏡検査を。

直腸や肛門の機能の問題が疑われる場合には、肛門から管を入れて肛門の圧力を測定する直腸肛門内圧測定なども行います。そのうえで便秘のタイプを見極め、薬の処方や生活指導で治療をしていきます。食事やセルフケアで治らない、という人は受診してみては」

 

 

 

最新の治療ってどんなもの?

「便秘治療には、これまでセンナなどの刺激性下剤や、腸に水分を引き込んで便を柔らかくする酸化マグネシウムなどが長年使われてきましたが、近年、新薬が登場しています。小腸や大腸から水分を出させて自然な排便を促す『上皮機能変容薬』や、体内下剤とも呼ばれる胆汁酸を大腸に多く流す『胆汁酸トランスポーター阻害薬』などです。どのような便秘にどの薬が合うかはまだ研究段階ですが、今までほかの薬で改善しなかった場合でも改善が期待できますので、医療機関で相談を」

 

 

 

 

 

次回は、誤解していることも多い「便秘」に関するQ&Aをご紹介します。

 

 

 

イラスト/ハヤシコウ 取材・原文/ 和田美穂

 

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