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四十肩・五十肩、クリニックでの治療法は?/肩の不調Q&A⑥

肩専門の整形外科で診断してもらった後、どのように治療していけばよいでしょうか? 段階別の具体的な治療法を、整形外科医で肩肘専門医の菅谷啓之先生がお答えします。

 

Q 四十肩・五十肩の治療法は?

まずは痛みを抑えることが先決です。

「強い痛みがある場合には、炎症鎮痛剤の飲み薬や注射などで、安静を徹底して痛みのコントロールをします。

 

痛みが治まったら、徐々に理学療法(リハビリ)をはじめ、回復期には肩を積極的に動かして可動域を広げます。

 

治療効果が出ない場合は、関節鏡を使用して関節包の癒着をはがす手術を行うこともあります」(菅谷啓之先生)

強い痛みがある場合には、炎症鎮痛剤の飲み薬や注射などで、安静を徹底して痛みのコントロール

 

四十肩・五十肩の治療法

四十肩・五十肩の症状にはおもに3つの段階があります。強い痛みがある「炎症期」、関節の可動域が制限される「拘縮期」、痛みや拘縮が取れてきた「回復期」で、各段階により対処法が変わります。

炎症期~拘縮期(慢性期)
炎症期

  • ・安静を徹底する
  • ・痛み止めの内服薬
  • ・炎症鎮痛剤の注射(ステロイド剤を加えた鎮痛剤など)

拘縮期

  • ・理学療法(胸や骨盤をほぐす)
  • ・関節鏡視下授動術(リハビリをしても痛みが改善せず、必要と判断した場合)

 

回復期

  • ・理学療法(肩の可動域を広げる)
  • ・家でも積極的に肩を動かす

 

 

答えていただいたのは

菅谷啓之さん 東京スポーツ&整形外科クリニック院長

菅谷啓之さん
Hiroyuki Sugaya

東京スポーツ&整形外科クリニック院長。整形外科医、肩肘専門医。米国ハワイ大学医学部客員教授、東京女子医科大学整形外科客員教授

 

 

イラスト/内藤しなこ 構成・原文/山村浩子

 

 

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