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【40代~50代の骨折】テーブルの脚にぶつけて足の小指を骨折!? あなたに迫る「こんなことで骨折」

40代~50代に入ると、女性ホルモンの減少により急に増えてくる骨折。OurAgeのアンケートにも「まさか、この程度で骨折するとは思わなかった」という体験談が多数寄せられました。なぜかぶつかって、なぜか転んで、咳をしただけで…骨折はもう他人事ではありません。更年期世代の骨折の実態を知って早めに対策を!

OurAgeの読者アンケート※に寄せられた「まさかこんなことで骨折するとは!」という体験談。日々のほんのちょっとした瞬間に骨折した経験のある人が多数いました!
※2023年3月1日〜4月3日にWebマガジンOurAgeで実施。598人が回答。平均年齢50.2歳。

 

中村格子
中村格子さん
日本整形外科学会認定専門医、医学博士
公式サイトを見る
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Dr.KAKUKOスポーツクリニック院長。スポーツドクター。一般患者からアスリートまで広く診療にあたる。健康な体をつくるエクササイズ指導も人気

 

本当にあった!!【こんなことで骨折】

●骨折しやすい部位ランキング

1位……足指
2位……肋骨
3位……足首
4位……手首
5位……背骨

 

これは、整形外科医である中村格子先生のクリニックを訪れた40代〜50代の女性患者に多い骨折部位のランキング。「圧倒的に多いのが足指を机の脚などにぶつけて骨折してしまうこと。咳やくしゃみをした瞬間に肋骨を骨折する人も多いですね。“こんなことで骨折”をしたら骨がもろくなっているサイン。“骨粗しょう症予備群”といえるので要注意」(中村格子先生)

 

 

・家でテーブルの脚に足の小指をぶつけたら骨折してしまい、しばらく松葉杖生活に。もう年なんだな…と痛感。(53歳・会社員)

「加齢とともに物を瞬時に避けるための『固有感覚』が衰えるせい。自覚して注意を」(中村格子先生)

イラスト/テーブルの脚に足の小指をぶつけて骨折

 

・重い花瓶を持ち上げた瞬間に激痛が。病院で背骨の圧迫骨折が判明。(55歳・会社員)

「体幹の筋力がないと重い物を持ち上げたとき背中が丸まるので、圧迫骨折を招きます」(中村格子先生)

 

・何もないところでつまずいてしまい、転んで手の指を骨折。しばらく手が使えずつらかった…。(49歳・会社員)

「何もないところで転ぶのも固有感覚の衰えのサイン。かかとから着地して歩くことも大事」(中村格子先生)

イラスト/何もないところでつまずいて骨折

 

 

・旅行中に慣れない雪道を歩いていたら、滑って転んだ瞬間に手をつき、手首を骨折してしまいました。(51歳・会社員)

「雪道に慣れない人は滑らないよう体を支える練習をしないと、どうしても転びやすいです」(中村格子先生)

 

・風邪で数日間、咳が止まらなかったとき、ある日、肋骨に痛みが。整形外科に行ったら肋骨の骨折だと言われ、自分の骨のもろさに驚愕。(52歳・自営業)

「40代〜50代に多い骨折で、かなり骨がもろくなっているサイン。進行を防ぐ対策を」(中村格子先生)

イラスト/咳が止まらなくて骨折

・空港でスーツケースを持ち上げようとしたら背中に痛みが。その後、だんだん痛みが強くなってきたので整形外科に行ったら、背骨を骨折していたことがわかってびっくり。(54歳・自営業)

「骨盤を後傾させて重い物を持ち上げると圧迫骨折しやすいので、少し前傾させましょう」(中村格子先生)

 

・階段を降りるときに足を踏み外して転げ落ち、足首をひねって骨折。(49歳・会社員)

「固有感覚が衰えると階段も踏み外しやすくなります。大ケガにつながるので気をつけて」(中村格子先生)

イラスト/階段を降りるときに足を踏み外して骨折

・電車にガタゴト揺られていただけで、脊椎圧迫骨折。そんなことで骨折するなんて信じられません。(55歳・主婦)

「電車に揺られているとき背中を丸めていると衝撃が1カ所に集中し、圧迫骨折の原因に」(中村格子先生)

 

 

・海でジェットスキーを楽しんでいたら、波が高くて衝撃が強く、圧迫骨折してしまいました。(52歳・主婦)

「ジェットスキーに乗っているとき、波が高いと背骨にかなりの衝撃がかかるので要注意」(中村格子先生)

イラスト/ジェットスキーで骨折

 

・朝、新聞の資源回収をしていたら背中に痛みが。病院で圧迫骨折が判明。(54歳・会社員)

「新聞紙も量が多いと重く、体幹の筋力がないと体がぐらついて圧迫骨折しやすいです」(中村格子先生)

 

・自転車に乗っていたら転倒して肩から倒れ、鎖骨を骨折してしまいました。(53歳・主婦)

「自転車は足が固定されるペダルだと肩から倒れて鎖骨骨折しやすいので、固定しないで」(中村格子先生)

イラスト/自転車で転倒して鎖骨を骨折

 

・段差に足を引っかけて、派手に転んで肋骨を骨折。痛みがしばらく続き、笑ったり咳をしたりするだけでも痛くてつらかった。(50歳・主婦)

「固有感覚が衰えると、段差をまたぐとき足を上げる高さを瞬時につかめず転倒しがちに」(中村格子先生)

骨は日々変化します。骨折しない体づくりを

生涯、体の中に標本のような骨が入っていると思ったら大間違い。骨は日々変化し、加齢とともにもろくなり、簡単に骨折しやすくなります。骨折すると死亡リスクまで上がります。毎日の「骨活」で骨折しない体づくりを目指しましょう。(中村格子先生)

 

 

イラスト/平松昭子 取材・原文/和田美穂

 

 

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