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最近多い「おとながキレる」---漢方的対策

樫出恒代

樫出恒代

漢方薬剤師・漢方ライフクリエーター。漢方カウンセリングルームKaon代表。Kaon漢方アカデミー代表。新潟薬科大学薬学部卒業後、一人ひとりのこころとからだにていねいに向き合う漢方カウンセリングを提唱。連載の味わいあるイラストは、本人によるもの。
美容家吉川千明氏との共著に「内側からキレイを引き出す 美肌漢方塾」(小学館)

OurAgeインタビュー「信じていなかった漢方の力に救われて、この道を究め続ける薬剤師」はこちら

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テレビを見ていて

このごろ

大人がキレやすい、という特集

 

なぜ、キレるのか。

 

漢方薬剤師・漢方ライフクリエーターの

樫出恒代です

 

 

女性議員や女優さんの

いわゆる

キレる、様子がテレビで流れている。

 

お年寄りもキレやすい、とも言われている。

樫出さん イラスト

キレるとは

どういうことか、

 

ちょっとしたことで、

怒る、イライラする、むかつく

 

 

キレる

 

 

鬱積したものが、

抑えられなくなる、

見境いがつかなくなり、

冷静でいられなくなり、

 

爆発する

吹き出す

 

暴言を吐く

罵声を浴びせる

 

エスカレートすると

物を投げる

物を壊す

 

などの行動がでてくる

 

ときには頻繁に。。。

 

 

 

大人の「キレる」行動は、漢方ではあるものが原因と言われています。

こんな行動を

漢方では、

「肝」(注★)の熱のしわざと考えます

 

「肝」に処理できない熱がこもる

その熱は、たまってくると

上昇して、脳の働きに影響が出てくる。

脳は冷静に物事を判断できなくなる。

 

「熱」

ここでいう熱とは、

風邪の発熱ではなく

身体にたまるいらない「熱」のこと。

 

その原因は

いつも何かに不満をもっている

いつも文句を言っている

だれかをねたむ

精神状態が不安定

暴飲暴食をする

眠りの質が悪い

などにより

 

氣というエネルギーが

うまく動かなくなり、停滞する、

たまってくる、

そのため、いらない熱が生じやすくなる

 

いつも「熱」がこもっている状態は、

いつも戦闘態勢に入っているようなもの。

 

ちょっとした刺激で

すぐに

爆発してもおかしくない状態。

 

これでは、

自分自身も

まわりの人たちも

疲れてしまう。。。

 

でも、このいらない「熱」

実はどんな人でも、

もっているのです

 

ちょっとしたことで、

イラっとしたり、

キレそうになったりしたこと、

ありませんか。

 

 

それを防ぐ方法

いらない「熱」を取り去るために

 

漢方的養生でみると

 

●呼吸を深く

 

1日1回でもいいから、

自分と向き合って、

ゆっくり腹式呼吸をする時間をとろう

 

 

●足りないものを数えない

 

だれにでも不満や不安はあるもの。

文句が増えると

氣のめぐりは悪くなり、熱がこもりやすくなる

 

今あることに、感謝を。

 

 

●考えることをやめる

 

あーすればよかった

この先どうなるの

あの人はどう思っているの

私はどうすればいいの

 

など、考え始めたらきりがなく

ぐるぐるぐるぐる

止まらなくなる

その思考は熱を持つ

流して流して、笑顔でいよう

 

 

 

次はイライラに効く漢方薬について。

漢方薬では

 

頭のモヤモヤをとり、すっきりさせる

○羚羊角(れいようかく)

 

中国最古の薬物書「神農本草経」に収載されている動物生薬。

鎮静効果・血圧降下作用。解熱・鎮痛作用。

高熱による痙攣を鎮める作用。

子どもの疳の虫・頭痛・目の充血

意識障害・うわごとなどに用いられます

淀んだ空氣を新鮮な空氣に変えてくれるような、そんな漢方です。

樫出さん 角

牛科のサイガレイヨウ等の角で、貴重なものですが、

こんな症状には、ともてよいのです。

 

 

体力のある方のイライラ・不眠など

○柴胡加竜骨牡蠣湯

 

体力のない、女性ホルモンの乱れも伴うイライラやのぼせなど

○加味逍遙散

 

イライラや不眠

○黄連解毒湯

 

などがあります。

漢方は、症状ではなく

その人に対して出すもの。

ぜひ、ちゃんと漢方カウンセリングを受けて、あなたに合う漢方薬を飲んでください。

 

 

キレる、こと

 

それには漢方的なアプローチが

功を奏すことが、多いです。

 

不眠、考えすぎ、不満、

不幸せな氣もちが

続くときは、身体からのサインです。

 

早めに

氣づいてくださいね。

 

 

☆☆☆・・・・・・・・・・・・÷☆☆☆☆

 

 

注★

「肝」は、肝臓という臓器としてとらえるのでなく、もっとひろく〈はたらき〉としてとらえます。

 

〈肝のはたらき〉

○全身の氣を順調にめぐらせる

○精神状態を安定させる

○消化を助ける

○目の働きを維持する

○血を蓄えておく

○筋の働きを維持する

 

 

※他にも、キレる原因としては、

食品添加物のリン酸塩(PH調整剤に含まれる)

の過剰摂取。

これは、カルシウムの吸収を妨げ

亜鉛を体外に排出する、といわれている。

 

 

注:漢方薬については

漢方専門の医師や漢方薬剤師

漢方アドバイザーなどにご相談・

カウンセリングの上お飲みください。

 

 

漢方カウンセリングルームKaon

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