アロマショップに入れない!

ひとつ、とても惹かれる香りがあった。ラベルには「リンデン」と書いてある。

 

 

「これ、いいですね。すごくいい」

 

 

森の中にある泉の静かな水面をイメージさせる香り。自分にフィットする香りを嗅ぐと、頭頂の天窓が開いて風がからだを吹き抜けていくような涼しさを感じる。

 

佐々さん_photo

 

和名は菩提樹。シューベルトの「菩提樹(リンデンバウム)」のリンデンだ。中世ヨーロッパでは、自由の象徴であり、恋人の木ともよばれる神聖な木。鎮静作用があり、緊張をほぐす。小さくて可憐な花から作ったハーブティーは悪夢を追い払う「グッドナイトティー」ともよばれ、不眠に効くそうだ。

 

 

なるほど、なんだか納得。自分のこころがウソをついていても、からだはちゃんと何を欲しいかわかっている。

 

 

「ティッシュに一滴たらし枕元に置くという方法もありますよ。私は、ティッシュを丁寧に折りたたんで、一滴だけ垂らすのを、入眠の儀式としてやっています」とお店の人。

 

 

からだは瞬間ごとにゆらいでいる。朝と夕では体調も違う。全面工事リニューアル中だ。仕事もできず、家事すらおぼつかない日々を過ごしているが、こころのなかでも、なにか知らぬうちに変化が起きているらしい。よくないことももちろんあるが、とても豊かな変化もある。

 

 

アロマはおじさんにもオススメしたい。たぶん、とてもパーソナルで、誰も知らない記憶のらせん階段を降りていくような体験なので、たとえパートナーであっても他人に選ばせるものじゃないように思う。お店のおすすめもあてにはできない。でも、大丈夫だ。自分のからだは正確に、自分の好ましい香りを引き当てる。

 

 

もし、クリエイティブな仕事に就いている人ならなおさら、香りはインスピレーションの泉だ。お疲れのお父さんたちも、「柄にもない」なんて言わずに、会社帰りにでも、一度アロマショップに行ってみてはどうだろうか。

シェア ツイート LINEで送る

OurAgeをもっと楽しみませんか?

OurAgeはウェブサイトだけでなく、メールマガジンやfacebook、Twitterでも「とっておき」情報をお届けしています。
ぜひチェックしてください!

OurAge メルマガ会員

会員だけのお得な情報もお届けします!

登録はこちら(無料)
twitter
MyAge / OurAge
  • コメント

    コメントを投稿する

    コメントを投稿する

    post date*

    ニックネーム
    コメント
    To Top