幸福なエンディング

ゆっくりと階段を降りていく季節の中にも、きっと豊かで美しいものがあるはずだ。それを、驚き喜べる、センスオブワンダーをいつまでも持っていたい。

 

 

子どもたちが小さかったころ、洗濯機を回すと、カラカラと音がして、洗濯機の底を見ると、山から持ってきたどんぐりが入っていたものだ。

 

 

子どもたちは、かみさまだった。であるならば、きっと私たちの中にも、まだあのころのかみさまが住んでいるに違いない。山でどんぐりを拾い、赤いもみじを拾って歩いたあの頃の感性はまだ私たちの中にある。

 

佐々さん_photo

 

今まではいつも毎日をやり過ごすことで精いっぱいだった。しかし、この世の中に、再びかみさまを迎えいれられるような居心地のいい場所にするために、ちょっと真剣になって、考えてみたいと思っている。わたしの子であっても、わたしの子でなくても、未来の、その次の未来の、誰かのことを、思うのは楽しい。

 

 

 

かつて人権活動家のリゴベルタメンチューを特集したテレビで、彼女が、幼くして亡くなりゆく我が子に向かって、こう呼びかけるシーンがあった。
「あなたが天から授かったいいものを、みんなこの世において逝きなさい」

 

 

そういう人生の後半戦でありたいと思う。

 

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