閉経Before→Afterで知っておくべきこと/横森理香さん


閉経Before→Afterで知っておくべきこと

 

閉経前・閉経後の体には、どんなことが起こるのでしょう?
ハードな更年期を経験した作家の佐々涼子さんと横森理香さん。症状や病院での治療、そして気持ちの変化などについて、詳しく伺いました。
今回は、更年期症状により、何をしてもつらかったという横森理香さんのお話です。

 

 

横森理香さん Rika Yokomori

1963年生まれ。作家・エッセイスト。Our Ageでの連載をまとめた『コーネンキなん てこわくない』(集英社)が好評発売中。渋谷のコミュニティサロン「シークレットロ ータス」を主宰。「ベリーダンス健康法」 の講師としても活躍中

 

 

 

閉経Before→After

 

「疑似閉経状態」になり

更年期症状が押し寄せてきた

 

年季の入った子宮筋腫持ちであり貧血の私は、 40 代の頃から、オーガニックハーブの鉄分ドリンク「フローラデ ィクス」が手放せない生活を送ってき ました。もともと過多月経だったとこ ろに加え、 40 代後半からは過長月経に。 2014年には2度の卵巣囊腫破裂を経験し、右の卵巣を摘出する手術を受けました。

 

その際「リュープリン」という女性 ホルモンを抑える注射を打ち、生理を止めてから臨んだのですが、これがキツかった。疑似閉経状態になったことで、大量の汗、重度の肩コリ、手足のこわばりなど、更年期症状が一気に押し寄せてきたのです。薬との相性も悪 かったんでしょう。右半身のしびれや頭痛、果ては精神不安まで出るように なりました。

 

それでも手術さえ済めば落ち着くだ ろうと我慢していたのですが、手術から3カ月後の定期検診で再び女性ホルモン値がアップ。「このままでは筋腫 も大きくなるだろうし、今後、左の卵巣の腫れや内膜症の心配もある」ということで、次の生理がきたら再びリュ ープリンを打つことが決まったのです。

 

4カ月ぶりの生理はすさまじく、ベ ッドは血まみれに。外出先ではおちおち椅子に座ることもできず、マイ座布団を持参したくらいです。かといってリュープリンを打ち続けるのはつらす ぎる…。悩んだ末、別の医師にかかろうと、通っていた大学病院から娘を産んだ自然派のクリニックに転院。懐かしのおじいちゃん先生に「リュープリ ンは打たなくていいよ。年齢的にも閉経する頃だから」と言われ、やっと気 持ちが落ち着きました。

 

 

何をしてもつらかった

あの日々が噓のよう

 

その後、生理の間隔は徐々にあくようになり、現在は半年に1度くらいの ペースになっています。去年の9月に7カ月ぶりに少量ながら生理があって 「この感覚、久しぶりだな~」と(笑)。 1年生理がないと閉経という話なので、 まだ完全な閉経ではないものの、“ほぼ閉経”と言っていいと思います。ホットフラッシュは相変わらずあるため、 対策として漢方の桂枝茯苓丸(けいしぶくりょう がん) を飲んでいますが、それ以外に特別な治療はしていません。

 

半年生理がないと、しんどい貧血も起こらないし精神的にも落ち着くしで、 体の調子はかなりいいです。女性ホルモンも少ないなら少ないなりに、低め安定になるのでしょうね。また、女性ホルモンが減って男性ホルモンが優位 になると、メンタルがアウトゴーイングになるのか、出かけるのが楽しくて仕方ありません(笑)。何をやってもつらくて、家事をするにも「なんで私ばっかり」とため息をついていた日々が噓のようです。

 

私にとっての閉経は、 非常にポジティブなもの。これからはライフワークのベリーダンスで骨盤底筋を鍛えつつ、人生の後半戦に向けた 体づくりを頑張りたいと思います。

 

 

 

次回は、そもそも「閉経」ってどんなこと? についてご紹介します。

 

 

撮影/フルフォード海 取材・原文/上田恵子

 

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第2回
閉経Before→Afterで知っておくべきこと/横森理香さん

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