更年期世代の手指の不調。初期症状段階からの治療が始まっています

手指セミナー4

次に登壇したのは、「四谷メディカルキューブ 手の外科・マイクロサージャリーセンター長の平瀬雄一先生です。

手指セミナー5

「更年期症状というとのぼせやほてり、ホットフラッシュと思いがちですが、実はしびれ、関節炎の症状が出ている人も多く、外来でも50歳代女性が一番多い。エストロゲンが急激に減る時期と重なっているわけです」

手指セミナー6

「手指の変形性関節症発症のピークは60代ですが、これは症状が出始めた50代に適切な治療が受けられず、未治療でいたために関節の変形が進んでしまったと言えます」

手指セミナー7

そこで必要となってくるのは、女性ホルモンが大きく変化する更年期世代に発症を予防する治療。そのアプローチとして、エクオールの効果が期待されているのだそうです。

 

 

「エクオールの化学構造はエストロゲンと非常に類似しており、エストロゲン同様の作用が確認されています。エクオールを自分の腸内で産生できるのは日本人では50%しかいないとされていましたが、最新の調査では40%と言われています。手の関節が痛いと病院に来る患者さんには、エクオールが産生できない人が多く含まれているのです」

 

 

2016年から、代替療法として大塚製薬のエクオール含有食品「エクエル」が臨床現場で使われている治療法年鑑「今日の治療指針」に掲載されるようになったのだそう。

 

 

「ヘバーデン結節だけで450万人以上も患者がいます。こんなに患者がいる病気はほかにあるのでしょうか? エクオールでの治療は初期症状段階での予防のため、エビデンスを積むのはなかなか難しいものの、今後の課題として取り組む必要があります」

 

 

手指の不調、変形というと外科的な処置しかないと考えてしまう人も多いと思いますが、医療の現場では、症状が深刻になる前の解決法としてサプリメントでの緩和が模索されていたのです。多くの女性が抱える「更年期以降の女性の手指の不調」。新たなアプローチが始まっています!

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  • コメント(2)

    指の不調は、何気ない日常の動作が不自由になってしまうこともあって、おつらいですね。どうぞお大事にしてください。

    ourage-editor - 2018年7月6日 19:21

    ヘバーデンで悩んでます。指はまっすぐでしたが、ゼリー状?のものみたいなのがプクッとできたので手術をして、中がすり減っ変形してる第一関節からはみ出た骨を削りました。手術前は痛みもなく水ぶくれがあるぐらいでそれを出してもらうだけのつもりでした。手術の後、第一関節が腫れ前に曲がってます。
    悩んでいる方が多いというので早く良い治療法ができればうれしいです。
    痛みがありつらいですが、今どうしていいかわかりません。。。

    paty - 2018年6月20日 23:11
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