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“おしり”について、マジメに考えてみませんか?

自分のおしりのこと、ちゃんと把握できていますか?
上がってるとか、プリッとしてるなんていうヒップのことではなく

「肛門」、つまり「穴」のことです。

 

あらやだ、そんな恥部のこと…って
ふみっちーも最初は照れくさかったんですが

じつは大きな病気が隠されていることもあるから真剣に向き合いたい部位。

今回、小林製薬主宰の「女性のおしりトラブルセミナー」に参加して
とても有意義なお話をうかがったので、ここで紹介させていただきますね。

お尻セミナー

 

レクチャーしてくださったのは、
日本橋レディースクリニックの院長、野澤真木子先生。

お尻セミナー_Dr.nozawa

 

 

まずはおしりの構造から。

 

お尻セミナー_構造

(出典)『おしりのトラブル』監修/日本橋レディースクリニック 院長 野澤真木子

 

 

意識的におしりの穴をキュッと締めたりするのが「外肛門括約筋」。
「内肛門括約筋」は、意識してないときもキュッとする役目を。
このおかげで、寝ているときに便をもらすことがないのだそう。
ほほ〜。すごいですね、頑張ってくれています。
そして皮膚の部分「肛門上皮」。
便を出すだけですが、とても繊細な動きを持っているのだとか。

 

「肛門の働きが悪いと、クオリティ・オブ・ライフが下がるんです」

 

野澤先生の言葉に、照れてる場合じゃないぞ、と身が引き締まりました。

 

 

おしりのトラブルとして、よくあるのが“便秘”。
毎日出ているから大丈夫、と思いきや
「量が少ない」
「コロコロしたものしか出ていない」のでは便秘なのだそう。
なるほど、便の質も大事だということですね。

 

 

そして“痔”。
切れ痔、いぼ痔などのことだけでなく
肛門に出来るすべての疾患の総称が痔なんですって。
ちなみに、ほとんどの人の肛門には
小さないぼがあるそうで、これはあってもいいものだそう。

 

ハイ、ここからとても大事なお話です。
おしりを拭いたときにちょっと血が付いたりしたとき
「あら。切れ痔っぽくなっちゃった?」
とそのままにする人が多いそうですが
それは、大腸癌の可能性も考えられるというのです!

 

「ピンクリボン運動の普及もあり、乳癌検診をする人は増えたものの
大腸癌検査をする人はまだまだ少ないのが現状」

と野澤先生。
その結果が…グラフを見て驚きです!

 

お尻セミナー_大腸癌

(出典)独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター

 

 

グラフを見ると、

女性の癌の罹患率では大腸癌は2番目に高いそう。

そんなに多いとは初めて知りました。

 

そして

死亡数のグラフでは、乳癌を抜いて1番に!

 

 

まずいです。この現状。
自分の便のこと、おしりのこと
もっとちゃんと見つめていく必要がありますよね。

 

もともと女性は、妊娠、出産などライフステージの変化で

大腸や肛門に影響が出やすいそうです。

更年期のOurAge世代は、やはり閉経のことに意識がいきがちですが、

下半身のお仲間、おしりとその病気のことも気をつけるべき年代なんですね。

 

 

肛門の診察、というとやっぱり恥ずかしいし
自然に治ればそのほうがいいと思う人も多いと思います。

 

でも、不調を感じたら、専門医に相談することも大事なことだと
あらためて感じました。
診察時に患者が恥ずかしくないような姿勢を取るなど
クリニックでも配慮をしてくれているようです。

 

おしりのトラブルとして、“かゆみ”もあります。
その対策として
“あったらいいなをカタチにする”小林製薬がカタチにしたのが
「オシリア」。

お尻セミナー_オシリア

 

「オシリア」第②類医薬品
肛門のぶり返すかゆみ・痛みを鎮める軟膏薬。
10g 972円
小林製薬の調査によると、
ナプキンやおりものシートの使用などによって
肛門のかゆみを感じる人も多いそう。
また、温水洗浄便座の普及も関係しているのだとか。

 

人にはなかなか言えないかゆみですが
何しろまずは、ちゃんと自分のおしりと向き合って
快適に、そして元気な状態をキープしていたいですね。

 

最後に。今回のセミナーで
「おしりの健康チェックシート」が配られました。

 

お尻セミナー_チェックシート

 

結果はいかがでしたか?

 

ちなみに

 

0~3個:安心。あなたのおしりは健康です!

4~9個:生活を改善して、おしりケアする生活を!

10~14個:要観察。ほかの生活習慣病をきたす可能性あり。

15~20個:おしりは悲鳴をあげているかも!? 

何らかの症状があってもおかしくない。可能であれば肛門科を受診しましょう。

 

ですって。

うふふ♪ ふみっちーは3個でしたので結果は「安心」♪
ちなみに、チェックの数が少なくても
16、17.18の項目が当てはまる人は受診したほうが良いとのこと。
早速あなたもチェックしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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