心のクスリ(3)/さらに詳しく、ストレスをかわす術

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帝京大学教育学部教授 臨床心理士

ライタ―として「女性の生と性の健康と権利」(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)に関するテーマの取材を多数経験。
40代で大学院に入り、教育・発達心理学、臨床心理学を学ぶ。教育学博士。
スクールカウンセラー等を経て現職。
著書に『みんなで考える家族・家庭支援論』(編著・同文書院)、『フランスにはなぜ恋愛スキャンダルがないのか』(共著・角川ソフィア文庫)など。

元気じゃないけど・・・
なんと1月から1ヶ月以上風邪をひいています。1年の12分の1以上! いつもなら自己療法で薄紙がはがれるように治っていくのですが、今度は勝手が違い、治ったと思ったらまた熱が上がったり、全身状態が悪化したり、咳が抜けないまま・・・インフルエンザではないものの、長ーく尾を引いてしまい・・・仕方がないので嫌いな病院通いを余儀なくされ・・・薬の副作用らしき症状に苦しんだり、いまだに病院と縁が切れません(涙)。
まあ原因はわかっているのですが。なまじ重症でなく、動ける範囲だったので、仕事を休まず予定を変えなかったこと。いろいろ忙しい時期でもあり、無理しちゃったんですね。

 

といいつつも、徐々に良くなってきたので、前から予定していた韓国旅行を強行し、先週末行ってしまいました。マイナス11度の極寒のソウル、でしたが、日常のストレスから解放されたせいか、元気に帰国。また仕事に戻ったらやや悪化しましたが、気分を変えるのって大事ですね〜。で、まだ本調子じゃないけれど、元気じゃない自分と日々つきあっている次第です。

草野さん_DSC01292

歴代の朝鮮王が祀られている宗廟は世界遺産。私を連れていってくれた従姉のオンニ(おねえさん)と一緒に

 

草野さん_DSC01320

従姉のお供で彼女が大ファンのチュ・ジンモさん(NHKBSで放送中、「奇皇后」の準主役・高麗王役の人)主演のミュージカル「風と共に去りぬ」を観ました

草野さん_DSC01319

前から2列目だったので大満足でしたー

 

「良いこと」もストレスになる
前回のストレス対処の続きです。そもそもストレスって何? ストレスとは、ちょうどゴムボールをぎゅーっと押したときにできるへこんだ状態のようなもの、といわれます。ストレスを引き起こす原因をストレッサーといいます。みなさんはどんなことがストレッサーになっていますか? ストレッサーには暑い寒いなど物理的なものから職場の人間関係のトラブルなど心理的なものまでさまざまあります。
生活の中のストレッサーを得点化し、ストレスの高い状態か測るための評価尺度があります(※注1)。ストレッサーのなかには、「え、こんなことも?」という意外なのも。たとえば、

・「配偶者の死」 83点

・「会社の倒産」 74点

・「離婚」 72点

・「心身の過労」 62点

・「自分の大きなケガや病気」 62点

・「同僚との人間関係」 53点

・「上司とのトラブル」 51点

 

・・・というのはさもありんなんと思うけれど、

 

・「結婚」 50点

・「自身の昇進」 40点

・「傑出した個人的達成」 38点

・「長期休暇」 35点

・「収入の増加」 25点

 

というように、一見良いことでもストレスになるのです。この評価尺度は65項目ありますが、この1年以内のできごととしてあてはまる項目の得点が、合計150点以上300点未満だと半数以上の人、300点以上だと8割以上の人に健康上の問題が生じる、とされています。
ただ、同じ程度のストレスがあっても、健康問題になるかどうかはその人の性格や受け止め方、行動パターンなどにより個人差があり、それが前回ご紹介したストレス対処というわけなのです。

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第10回
心のクスリ(3)/さらに詳しく、ストレスをかわす術

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