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恐るべし!ドクターCTスキャンが、横森理香の病歴をズバリ明かす!! /後編

横森理香

横森理香

作家・エッセイスト。1963年生まれ。多摩美術大学卒。 現代女性をリアルに描いた小説と、女性を応援するエッセイに定評があり、近著『40代 大人女子のためのお年頃読本』がベストセラーとなる。代表作『ぼぎちんバブル純愛物語』は文化庁の主宰する日本文学輸出プロジェクトに選出され、アメリカ、イギリス、ドイツ、アラブ諸国で翻訳出版されている。 最新刊は『コーネンキなんてこわくない』。 また、「ベリーダンス健康法」の講師としても活躍。 主催するコミュニティサロン「シークレットロータス」でレッスンを行う。 日本大人女子協会代表 横森理香公式ホームページwww.yokomori-rika.com.

更年期の不調から脱するためのチャレンジをまとめたエッセイ『コーネンキなんてこわくない』(集英社刊)が話題の作家・横森理香。 スリランカから来日したアーユルヴェーダの名医、ドクターCTスキャンと称されるドクター・ディネッシュエディリシ氏に診察してもらうことに!! そして、いよいよ脈と手当てによる診断の結果が語られる・・・

ドクターCTスキャンに明かされた病歴とは・・・!?

ドクター・ディネッシュ・エディリシンハによる診断中。”ドクターCTスキャン”の異名を持つ彼は、健康診断と生活指導の達人。ヨガと瞑想の先生でもある。

 

「まず、過去十五年間、貴方にとっては一番つらい時期を過ごしましたね」

ドクターの解説が始まった。

 

「かなりのストレスを受けていて、夜中に目がパッと覚めて眠れない」

「はい。それが始まったのは41の時でした」

メディカル・コンサルテーション・ウィズ・ドクター・ディネッシュと書かれた、冗談みたいな人の図には、私の病歴が事細かに描かれている。

「39歳で産んだ子供の子育てとプレ更年期が重なり、さらに夫の頑固オヤジ化が始まり、私の生活はストレスの嵐となりました。最近はよく眠れるのでメラトニンも必要なくなりましたが、四十代からずーっと、眠れる自然薬を飲んでいました」

えーっと、まずなんでそんなこと分かるの? ということだが、ドクターの意識が患者さんの体の中に入り、病歴のある個所をサーチして行くらしい。それは、現在から、かなりの過去にまで遡る。

「歯の噛みしめも・・・寝ている間に噛みしめているようです」

「はい。たびたび右奥歯が欠けて、治療してもらっています」

「胃と食道に古傷があります。過去に胃を壊したことがありますね」

「はい、三十代前半で精神的なショックがあり、胃痙攣を起こしました」

ひどい痛みだったが、胃薬を飲んでしばらくすると治ってしまったので、病院にも行かなかった。しかし、その時の傷が、残っているというのだ。

「胃腸は、強い方ではないので、赤身の肉やスパイスはやめたほうがいいです」

時々、瞑想に入ったように何かをイメージして、また語りはじめるドクター。僧のような雰囲気。

 

あとで思い出したが、「ベリーダンス健康法」を確立して毎日教えるようになるまでは、お腹が空かなくて、食べても消化しないことが多かった。辛いものもどんどん弱くなっている。

「腸にも細くなってるところがあるので、消化吸収の良いものを食べたほうがいいです」

「赤身の肉じゃなかったら、鶏肉とかならいいですか?」

食いしん坊の私はジタバタした。焼肉とか、たまには食べても・・・。

「赤身の肉よりまだマシですが、そもそも閉経後はカルシウムを取らなきゃいけないんだから、魚と野菜、豆類を食べたほうがいいでしょう」

「はーい」

「脂肪肝ではないですが、肝機能が弱っていて、コレステロールが増えています。糖分は控えてください」

うっ、甘いものもお酒も好きなの、バレテーラ。

「それから、頭や目の奥が重くなったりしますね」

「うーん、今はあまりないけど、過去はしばしばありました」

四十代前半には特にひどく、漢方薬やホメオパシーを飲んだりしていた。子育てと仕事と家事に追われ、確かにあの頃は、キツかった。

「鼻が詰まったり、出たり・・・」

「それも、今はないけど、小さい頃小児喘息だったので、十二歳ぐらいまでは鼻はいつも詰まってるか、垂れてる感じで、咳きこんでタンも出てました」

ドクターが自分のメモにチェックを入れ、スキャンした病歴を確認する。

「子宮に問題がありますが、お産は何度?」

「実際に生まれたのは一回ですが、流産したことが・・・」

「そのときの処置が子宮に傷をつけていて、色々な問題を引き起こしています」

「実は子宮筋腫が大きくて、卵巣嚢腫で右卵巣を切除しています」

というと、ドクターは図を指示した。そこには手描きの子宮と卵巣が描いてあり、見事に、右卵巣がカットされていた。こわっ💦

脈をとる診断のあと、一気にこの図を書き始める。それがもう見事に過去の病歴通りなのだ・・・。

 

「子宮筋腫は幸い、閉経を迎えたことで乾いて小さくなってきています。今後問題を起こすことはないでしょう」

「ほっ」

「過去、四十代に大きな血の塊が何度か出て来たことがありますね」

「はい、生理の二日目に、玉のようなオノコか、と思われるような塊が何度か出ました」

その頃は、生理のたんび大量出血で、ひどい貧血に苦しんでいた。そういう意味では、閉経を迎えた今のほうが健康だ。今後心配なのは、骨と筋肉の問題らしい。

「上部背骨の、骨と骨の間のゼリー状のもの(髄核など)がなくなって、骨同士が当たって神経を圧迫しています。このことによって、右手の指のこわばりがあります」

「はい、そのとーり!! 先生、これを治すにはどうしたらいいんですか?」

「骨と筋肉の状態を良くするのは、食べ物から吸収するしかないんです。色んな種類の小魚を食べることと、黄体ホルモンを作るオクラ、カボチャ、アスパラガス、アボカドをよく食べてください。オメガ3もいいですよ」

オメガ3つーと、青魚、亜麻仁油、えごま油、なんかだな。

「筋量が減ってきていることで、ふくらはぎも弱くなってきています。散歩など増やして、足を強くしてくださいね」

えー?! 毎日「ベリーダンス健康法」やってるのに、さらに歩かなきゃいけないのん? うえーん、歩くの大嫌い! でも、今後の健康を考えたら、歩かないわけには行かないか。

「肩コリがひどく、腰も痛くなったことがあるでしょう」

「はい、51の春ぎっくり腰を二回。肩こりは慢性的です。左の肩が特に」

うんうん、とドクターはうなづく。

日本人へのメッセージとは!?

 

私の病歴と現在の様子がすべて暴かれたドクターCTスキャン。これを、たった10分ぐらいでやってしまうのだから、すごい!!

「最後に、日本人へのメッセージを一つ」

日本人には心のリラクセーションが必要です。五感を使っていただく正しい食事と、自分のために時間を使うこと。マッサージやスキンシップも含めてね。スマホを見る時間を減らし、目の前の人と、自分自身を愛することです。スマホばかり見ていると、今ここに、生きられないですからね」

診断後にドクターと。スキャン中とはうって変わって、にこやかで優しい雰囲気に。

 

その夜、いつも以上にぐっすり眠れ、翌朝は目と頭が、雲が晴れたようにスッキリしていた。人によってはヒーリング後、頭痛などの好転反応が出るらしいが、それが過ぎ去るとみな、スッキリするらしい。

私は久しぶりに、自分の食生活を見直してみた。アボカド、オクラ、アスパラガス、カボチャと亜麻仁油、えごま油を買い、甘いものも控えた。

カボッコリーとモリンガのサラダ(生で食べられるカボチャ、カボッコリーは薄くスライスして、レタス等ほかの野菜と合わせます。亜麻仁油とハーブソルト、レモンをかけて)

オクラとアスパラガスのサラダ(亜麻仁油かエゴマ油とハーブソルト、レモンをかけて)

エビとアボカドのサラダ(小海老は塩ゆでにし、亜麻仁油マヨネーズで和え、ハーブソルトとレモンで味を整えます。小口切り葱を入れても〇)

カボチャマスカルポーネ(レンチンしたカボチャを荒くつぶし、マスカルポーネチーズと蜂蜜で和え、シナモンを振ります)

オクラとカキのスープ(冷凍刻みオクラと牡蠣をスキンスープで煮、ナンプラーで味付け、万能ねぎを散らします)

アボカドとオクラ入りトマトクリームスープ(塩コショウした鶏ささみをズッキーニなど他の野菜と炒め、コンソメスープで煮込みます。火が通ったら缶詰ダイストマトを入れ、ハーブソルトで味を整え、アボカドと冷凍刻みオクラを入れ、ミルクをいれてとろみがついたら出来上がり)

 

久しぶりに健康オタク生活をして、数カ月がたった頃、気が付くと、指のこわばりはなくなっていた。

やはり、細胞は三カ月で生まれ変わるのだ。メンドクサイけどw 、カボチャ、オクラ、アスパラガス、そしてアボカドはクスリと思って食べよう。そう心に誓った。そしたら、コーネンキなんてこわくない! ではないか。

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★ドクター・ディネッシュの診療・指導が受けられるスリランカのホテル

ジェットウィング・アーユルヴェーダ・パビリオンズ

問い合わせはジェットウィング日本オフィス

 

 

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