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仕事とプライベートの切り替えがうまくできません。

地曳いく子

地曳いく子

non-no、MORE、Oggi、eclatなど雑誌を始めとし、タレントの衣装も担当。イタくない大人のスタイリングを得意とし、テレビ、トークショーなどで活躍、キャリア30年のスタイリスト。大人のおしゃれを考え直す「50歳、おしゃれ元年。」(集英社)をはじめ、「服を買うなら、捨てなさい」(宝島社)、「ババア上等! 余計なルールの捨て方 大人のおしゃれDo!&Don’t 」(集英社)など著書多数

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<お悩み その26>

今回は仕事のオンとオフの切り替えができない、職場での意地悪に耐えられないというおふたりのお悩みにお答えします。OurAge読者のみなさんは、仕事をしている方が多いので、同じようなお悩みを抱えているかもしれませんね。それでは、最初のお悩みから!

 

地曵いく子 お悩み

つい仕事を持ち帰ったり、夜になっても仕事関係のことをあれこれと考えてしまいます。仕事とプライベートをうまく切り替えられるようになりたいのですが、どうしたらいいでしょうか。(39歳・会社員・神奈川県)

 

<お答え その1>

 

いろいろな働き方ができるようになった反面、オンとオフの切り替えがうまくできなくなったというお悩みをたくさんいただいています。

 

私も昔は「24時間戦えますか」じゃないけど、夜遅くまで仕事をしていました。だけど、40年以上働いてみてわかったのは、やっぱり夜に仕事するより次の日に早く起きてやったほうが能率的だということです。夜に悩んだり、じたばたしたところでどうにもならないことのほうが多いし、作業だってミスが増えます。

 

夜って自分で思っているより心も体も疲れているんです。だから、あなたはこれから40代、50代になっていくにあたって、明日でもいいことは思い切って明日にまわして、自分の電源を落とす方法を考えたほうがいいです。

 

私はね、お酒を飲みに行っちゃいます(笑)。飲んだ時点で「今日の私、おーしまい!」ってなる。

お酒を飲まない方だったらお茶でもいいし、ジムに寄って身体を動かしたり、スーパー銭湯でゆっくりお風呂入るのもいいですね。リモートワークで家から一歩も出ない日ならNetflixで韓国ドラマを3話分くらい一気見して架空のロマンス世界に浸るとか。仕事とプライベートの間に、なにかひとつ没頭できるものを挟むとうまくオフれますよ。

 

自分に合ったオフにする方法が見つかったら、次はオンにする方法を意識するのが大切!
私の場合は、「ベッドから出たくない…」と思うような日でも、目覚ましを3つくらいかけて無理矢理起きて、すぐにシャワーを浴びる。ベランダで深呼吸をして、飼っているメダカに餌をやって、植物に水をやる。そのあとに大好きなアールグレイの紅茶をいただきます。そうすると頭と身体がそろそろ仕事始めますか〜っていうモードになるんです。

 

朝から意識的に自分を立ち上げれば、夜は「今日に悔いなし!」という気持ちで清々しく電源を落とせます。なので、きちんとオフするには、きちんとオンにするところから!

 

ちなみに…結構厄介なのがメール対応。スマホの普及で時間に関係なくメールが来るようになりました。だから、私は家から出ない日でも時間で区切っていて、22時以降のメールは絶対に見ません。本当に緊急なときは電話がきますからね。

19時〜22時くらいはグレーゾーンにしています。「あ〜(めんどくさい…)」と思いながら、短く返すか、潔く無視(笑)。そこでバリバリ返しちゃうと交感神経が優位になって生活リズムが崩れる原因になるので、この「あ〜」と思いながら返すのがポイントです。

 

だいたい、夜中に「いますぐ」系の仕事を強要してくるやつは、他にも問題を抱えてることが多いので、もし対応が遅れただけで怒られたら、私だったら縁を切っちゃうかも(笑)。

 

同年代の同僚の理不尽な意地悪に耐えられず、職場でのストレスが積もりに積もった毎日です。自分の考え方や対応次第で改善できるとわかっているけど、どうしようもない。若い子じゃないんだからって思うけど、ババアになっても大人になれていない私。情けないです。どうしたらいいでしょう。(47歳・会社員・山口県)

 

<お答え その2>

 

意地悪されるというのは、あなたに何か秀でてるところがあるってことですよ。周りから嫉妬されてるんです。そう思えば、気持ちが楽に…ならないですよね(笑)。私もそうだけど、大人になれない人は一生大人にはなれません。ならなくていいんです!

 

私は若いときは倍返ししてました(笑)。だけど、反撃すると向こうもやり甲斐を感じちゃってさらにエスカレートしちゃうんですよね。あなたが困れば困るほど、相手は喜んじゃいます。意地悪している人って実はすごくパワーを使っています。だから、逆に相手にパワーを使った甲斐をなくしてやりましょう。

 

それには「ハッピー返し」が効きます。文句を言われても笑顔で「ありがとう!」と言うんです。嫌味を言われても「あら~、全然気付かなくて〜。ありがとう!」と。

 

たとえ、ハブられたり、間接的な意地悪をされてもハッピーオーラを振り撒き続けます。心の中では呪い殺したいくらいに怒っていても、そんな素振りは見せてはいけません。そうやってハッピーなふりをしていると、意地悪をする人もやり甲斐がなくなってきて、徐々に構われなくなってきます。

 

他人からの意地悪って意外とスルーするのが難しいんです。やっぱりムカつきますからね(笑)。だから、こっちも嫌味なくらいの笑顔で返しましょう(笑)。

 

以前、面と向かって「あなた、おかしいんじゃないの?」って言われたことがありました。本当はすごくムカついたけど、脅すくらいの笑顔で「ええ。私っておかしいんですよ(笑)」って返したんです。そうしたら、相手もビビッて何も言えなくちゃって(笑)。私は性格が悪いので、こうやって相手がギャフンとするのを見るとすごく嬉しくなります(笑)。

 

それに、意地悪をする人って人生の生きがいがそれしかないみたいで、段々とエスカレートしてきて、あることないことを言ってくるようになるものです。すると、周りが「あの人、ちょっとやり過ぎだよね」ってなる。だけど、あなたが怒りで返したら「どっちもどっちだよね」ってなっちゃう。だから、意地悪にはボレーで返す。バウンドさせない。これが鉄則です。

 

あ、もしそれがハラスメント系にまで発展したら証拠を取っておいて、然るべきところに相談しましょう。それで辞めることになっても、そんな職場はこっちから願い下げですよ!

 

イラスト/松元まり子

 


 

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