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RADWIMPSと3.11のこと

すぎ

すぎ

趣味は好きなバンドのライブ追っかけをしながら、全国のおいしいものを食べること。
摂生のストレスよりも心の健康を一番に、楽しい! 幸せ! と思える毎日を送りたいと思っています。(ただ自分に甘いだけ……かも?)

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こんにちは。菅田将暉君の映画『花束みたいな恋をした』がヒットしているようで嬉しい、ライブ大好き編集者のすぎです。最近見た中では、役所広司さんの『すばらしき世界』も、とてもいい映画でした。

 

さて、3月11日、東日本大震災から10年が経ちました。

 

テレビでは、ドラマやドキュメンタリーなど、さまざまな形で「あの日、あれからのことを伝えよう」という番組が放送されました。

 

いまだ行方不明の娘を探すために、震災から3年後、57歳で潜水士の資格を取り、以来7年間、500回近くも宮城県女川町の海に潜り続ける父親の話や、全校生徒の7割もの子供が亡くなった石巻市の大川小学校で生き残った少年の10年間・・。私が見たドキュメンタリー番組は、どちらも胸を打つものがありました。

 

忘れないこと、想いを寄せ続けることの大切さを胸に留めながら、じゃぁ具体的に自分は何か役に立つことをしているのかと考えると反省しかないのですが、好きなアーティストが少しだけ「きっかけ」をくれました。

 

それがこの、3月11日に発売された

RADWIMPS(ラッドウィンプス)のコンセプトアルバム

『2+0+2+1+3+1+1= 10 years 10 songs』(テンイヤーズ テンソングス)

です。

RADWIMPS(ラッドウィンプス)のアルバムジャケ写

RADWIMPSといえば、2016年に新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』の劇中音楽すべてを担当し、主題歌『前前前世』の大ヒットで、すっかりお茶の間にも浸透したバンドですが、結成は2001年。2005年にメジャーデビューして以来、ティーンの間で絶大な人気を誇っていました。

 

その特徴的な歌声と、言葉数の多い、よく考えられた歌詞、バラエティ豊かな音楽性、確かな演奏力。

私は2011年に発売された6枚目のアルバム『絶体絶命』ぐらいからきちんと聴くようになって、7枚目のアルバム『×と○と罪と』は自分的名盤のひとつです。

RADWIMPS(ラッドウィンプス) 『×と○と罪と』ジャケ写

また、ほぼすべての作詞作曲をしているボーカルの野田洋次郎さんは俳優としても活躍していて、朝ドラ『エール』の木枯正人(古賀政男がモデルの作曲家)役をはじめ、8月6日に公開される山田洋次監督の映画『キネマの神様』では、若き日の主人公ゴウ(菅田将暉)の親友テラシン役を演じています。

 

3.11の震災直後、「音楽に一体何ができるのか?」と、無力感に襲われたというミュージシャンも多い中、野田さんはいち早く行動しました。

 

3月13日には「糸式 –いとしき-」という義援金プロジェクトの立ち上げを宣言し、応援メッセージを募り、15日にはサイトが完成。7月25日までに2500万円を超える義援金を集めています。

当時まだ25歳だというのに、その人脈や人を動かす力には恐れ入るばかりです。

 

そして翌年、2012年3月11日には、YouTubeで新曲『白日』を発表。その後も2017年を除き、毎年3月11日には被災した人々や土地を想っての新曲を発表し続けてきました。

それらの楽曲に今年作った2曲(『かくれんぼ』『あいたい』)を加え、発表した順にまとめたのが、この『2+0+2+1+3+1+1= 10 years 10 songs』なのです。

 

もともとYouTubeで発表している曲なので、『かくれんぼ』以外の9曲は、すべて無料で聴くことができます。さらに野田さんのコメントや歌詞(英訳詞も!)とともに、曲を時系列で並べた、とても丁寧な特設サイトまであります。

 

けれど私がこのCDを購入したのは、「このアルバムの利益は日本赤十字社、自治体などに全額寄付され、日本全国で起こる自然災害などの支援活動に充てられます。」とあったから。

毎年3月11日に撮影、編集をして「MVではなくドキュメントでありたかった」という映像作家・島田大介さんによるDVD付のものにしました。

 

いちばん新しい曲『あいたい』の映像と、このアルバムのブックレットには、10年前の震災後の写真と、現在の同じ場所の写真が、対比するように使われています。

子供達の絵が描かれていた防波堤が真っ白で無機質な背の高い防波堤に代わっていたり、ただ更地が広がっていたり・・。復興って何だろう?なんてことを考えさせられます。

 

もともと野田さんの書く詞は、単純な言葉の応援ソングではないし、3.11を想って作られた10曲は、悲しみや痛みや弱さを抱えたまま何とか生きて行こうとする歌が多いように思います。

しかも10年の時を経て、心が穏やかになっていくどころか、昨年発表した『世界の果て』には怒りすら感じるし、今年の『かくれんぼ』と『あいたい』の悲しみの深さたるや、もう・・。

 

RADWIMPS は、昨年3月から予定されていたデビュー15周年・初のドームツアーが新型コロナウィルスの影響ですべて延期となり、7月から予定されていたアメリカ、メキシコ、ヨーロッパ、アジア等を回るワールドツアーは中止になってしまったので、その想いが加味されているのかもしれません。

 

3.11以降の、この10年の間にも次から次へと災害や苦難が日本を襲い、今、自分がここにいるのも、たまたま運が良かっただけのような気がします。

立派なことはできなくても、せめて悲しみの中にいる人の気持ちを想像できる人間でいたいなと思います。

 

 

 

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