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世界一大きく、世界一(たぶん)アホな鳥、ダチョウが世界を救う!?

ふみっちー

ふみっちー

ネコを愛するネコっ毛の50代。ツンデレ猫・リリララ姉妹に日々翻弄されてます。美と健康の情報は大好物です!

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寅年だけど、ダチョウ。倶楽部じゃなくて、ダチョウ。今日はダチョウ愛溢れる「ダチョウ博士」の楽しい本について語ります!

 

前回、オーストリッチオイルを取り上げた際、ダチョウについて検索したところ、「自分の家族もわからなくなる!?『鈍感でアホ』ダチョウの生態と生命力の強さ」という記事を見つけました。自分の家族がわからなくなる?どういうこと?…で、その記事で取材されていた京都府立大学の学長、獣医学博士の塚本康浩さんの著書

 

『ダチョウはアホだが役に立つ』

吉田つぶやき_photo_「ダチョウはアホだが役に立つ」書影

(幻冬舎刊・1,400円+税)

 

に出会ったのです。

 

正直、私はダチョウが好きだとは思いません。というか、鳥全般ニガテです。一番苦手なのはニワトリ。鶏肉は大好きですけど…幼い頃、田舎の祖母の家で、庭に放し飼いにされていたニワトリに足を突っつかれて以来、怖くて仕方ありません。ましてやダチョウほどのビッグサイズになると、近づくなんて考えるだけで、トリ肌になります。

 

ところが著者の塚本博士は「ダチョウが単純に好き」だと言います。理由は「ダチョウは鳥の中で一番大きく、たぶん世界一アホです。なんでも世界一はカッコええやないですか」…んな、アホな。生粋の関東人の私でも大阪芸人風にツッコミたくなる、軽快な関西弁で、この本は展開されます。

 

では塚本博士による、まずはダチョウの「アホさ」について。私が爆笑したのは次の3つです。

 

1.自分の家族もわからない

2.脳より目のほうが大きい

3.人が乗った違和感もすぐ忘れる

 

A家のダチョウとB家のダチョウがある日、遭遇したとしましょう。その時、いきなり大きな音が鳴り(実は音には神経質なんだそう)、パニックに陥って、A家とB家が入り混じって大混乱。で、落ち着いて群れに戻った際、A家にB家の子供たちが混じっていたり、メスが入れ替わっていたりしても、誰も気づかないそう。オスは自分の妻であるメスの顔を覚えていないし、メスは他人の子供と自分の子供の区別もできず、頭数も把握していないのです。

 

アホや!関西人じゃないけど、バカというよりアホという言葉がピッタリな気がする。それを裏付けるように「脳より目が大きい」。ダチョウの目ってクリクリ大きくて、まつ毛も長くて確かに印象的ですよね。目の大きさは5cmくらい、重さは60gもあるそう。その一方、脳は40gくらい!「しかも脳にシワがほとんどなく、ほぼツルツルです。ダチョウがアホなのも無理からぬことですわ」と塚本博士。

 

ダチョウには乗ることができます。人に乗られると「あっ、なんか乗った」と気づき、ちょっと迷惑そうな様子を見せるそうですが、すぐに忘れてしまうようで、平然と群れに戻っていくのだとか。「記憶力がとんでもなく弱い上、状況を理解する能力もあまりないんですね」と塚本博士。

 

その一方、ダチョウは驚異的な回復力、免疫力を持っているそう。そりゃ、バカは風邪をひかない…いやいや。鳥類はケガに弱く、セキセイインコなどは数滴血が出ても、命の危機に瀕してしまうそうですが、ダチョウは骨が見えるほどの重症でも、薬をスプレーしておけば数日で傷がふさがり、1カ月で皮膚が再生されるのだとか。この驚異の生命力に着目した塚本博士、今やハーバード大学などと連携し、世界中が今、直面している大問題に立ち向かっています!

 

塚本博士が開発したのは「ダチョウ抗体」。メスに無毒化したウイルスを注射すると、ウイルスに対する抗体が猛スピードで体内で作られ、それが卵に送り込まれるそう。その卵を利用して、2006年には抗体を大量生産する方法を確立、その後、MERS(中東呼吸器症候群)、エボラ出血熱など、危険な感染症が流行するたび、その抗体を役立ててきたそうです。

 

というわけで、おわかりでしょう。今、ダチョウ抗体からは新型コロナウイルスの抗体が精製されています。そのノウハウを応用し、「ダチョウ抗体マスク」も発売。マスクは鳥インフルエンザ、季節性インフルエンザ、花粉症など、新しい感染症が出てきても対応がしやすい、というメリットがあるのだとか。

 

またダチョウパワーは感染症対策だけにとどまりません。アトピー性皮膚炎、ニキビなどの肌トラブル、シミ、シワといったアンチエイジング、薄毛対策のヘアケア…すべてダチョウ抗体を利用して、着々と製品化されているそう。ダイエットサプリもある!?メラニンを阻害する抗体ができたことで、皮膚がんの治療薬も作れないか、と塚本博士は新たな夢を膨らませています。

 

アホだけど、スゴい。今まで知らなかったダチョウパワーに完全ノックアウトです。そしてダチョウ一筋24年、常にダチョウのことばかり考えていた、という塚本博士。実は小4まで不登校だった、中学時代の夢は料理人…という、大学教授のイメージからはちょっと遠い、ご自身の半生もえがかれています。そんなバックグラウンドがあるから、こんなにおもしろい本が作れたのかも。博士にはお元気で、また驚異のダチョウパワー製品を私たちに届けていただきたいものです。

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