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「今まで一度もクリスマス・プレゼントをあげられなかったから……」そんな親子の思いに応えるチャリティ「ブックサンタ2022」で、大好きな1冊を届けたい!

オチャリーナ

オチャリーナ

お茶好き、カフェ好きで、お茶のんで仲間とおしゃべりするのが至福。
コリ症、冷え性なので、鍼とかお灸で癒しています。
一番最近の担当は、翻訳のシリーズ本『こんにちは! 同意』&『こんにちは! 生理』。既刊の絵本『子どもを守る言葉「同意」って何?』も含め、「自分も相手も大切にする関係」に役立つ本を手がけたいと思っています。

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「1冊の本が子どもの人生を変えるキッカケになると、本を贈り続けてわかった」と、主催者さん

 

今年もついに12月が! 飛ぶように過ぎていく1年にちょっとドキドキしながらも、キラキラとしたイルミネーションに輝く街を見れば心もウキウキ、クリスマス気分ってやっぱり華やぎますね!

 

今年は早々とリースをゲットして日曜日に飾ったこともあり、のんびりモノのわりにはいつもより少し早めに盛り上がりを感じているワタシですが、やっぱりこの季節、楽しみといえば、プレゼントですよね。

 

とはいえ、コロナ、災害、物価高、貧困、などなどで、華やぐ街やらプレゼントやらどころではない、厳しい生活を強いられている家族が増えていることも、最近ますます感じています。

何か助けになれることがあればしたいけど、何からしたらいいかわからない、と思っていたワタシですが、昨年、あるチャリティを見つけて、とてもいいと思って、微力ながら参加してみました。その顛末は、昨年12月のこのコラムで一度ご紹介しています。

 

 

 

 

それから1年、この季節になって思い出し、調べて見ると「ブックサンタ」という、このチャリティプロジェクト、今年はさらに大きく成長して、より身近に参加できるチャンスが増えたようなのです!

 

 

プロジェクトに参加している書店さんの一覧をチェックして訪ね、厳しい環境、困難な状況にいるお子さんたちに「読んでほしいな」と思う本を自由に選んでレジに行き、「ブックサンタでお願いします」と言うだけの、気軽で楽しいけど意義深いこのチャリティ、(詳しい実況は、上記リンクからご覧ください!)驚くほどスムーズに本を寄付できます。

 

その本の行く手には、受け取り手に応募したご家族や、連携する全国各地のNPOを通じて本を受け取るお子さんたちがいます。応募された際のご家族のコメントが、オンラインのサイトで紹介されていますが、そのコメントを読むと、ますます「今年も参加したい!」という思いが強まりました。100人分の届いた声のサイトはこちら

以下はその一部。
「今まで一度もクリスマスプレゼントをあげられた事が無い為、今回応募してプレゼントを初めてあげられたらと思いました。」

「生活が厳しいため仕事や節約をして、クリスマスを準備する余裕がない」

「今年の1月に主人を病気でなくしました。働けない状態が続いています。」

「普段の生活では我慢を強いてばかりいるのでクリスマスくらいは喜んでもらいたいから。」

 

本当に、喜んでもらいたい! 心からそう思います。

そして、6年間このプロジェクトを続けてきたNPO法人チャリティーサンタの清輔さんは、その実感として

「たった1冊の本が子どもの人生を変えるキッカケになる」
「誰かの優しさが詰まった本は、親子の心も癒やしてくれる」
と感じてきたそうです。

 

そんな思いが広がり、昨年届けられた本の実績は3万5000冊にものぼるそう。それだけの数のお子さんとご家族が少しでも嬉しい思いで過ごしてもらえるのって、すごいことだと思います。

 

届けられた本、参加する人や書店さんも右肩上がりに増えて、広がる「本の輪」が嬉しい

2017年から始めたこのプロジェクトは、参加する書店さんも毎年増え、昨年の461店からなんと、今年は779店に激増したそう。昨年から比べると1.7倍という、すごい伸びです。サイトにはこんなふうに、地図つきて、パートナー書店さんのリストが出ています。(下の画像をクリックするとページにジャンプします)

 

 

写真はほんの一部。北海道から沖縄まで、全県から書店さんが参加されています!

 

チャリティに参加したいという全国の書店さんがそんなにいてくれると思うと、それもまた心強く、嬉しいですね。

で、あらためてパートナー書店さんのリストをよく見てみると…、あった! 私が愛している地元圏の書店さん♪ 

 

京王線沿いのその書店さんは、いつもジェンダー関係や子ども向けの良い本などが、良い場所にまとめてたくさん置かれていて、仕事に役立つ本も見つかるなど、とても品揃えが良いのです。ここで本を選んでチャリティで贈れるなんて、素敵!と嬉しくなります。

 

その書店さんで購入した本、見かけた本を中心に、手元の本からワタシがプレゼントに選ぶなら、という候補をサクッと集めてみました。

 

なんとなく、年齢の低い順に左から右へ。左奥の絵本2点は、わりと小さいお子さん向けです。不肖ワタシの手がけた本も、店頭でよく置いてくださっているので、仲間入り♪ 左手奥の「いいな『じぶん」!』は日本の絵本ですが、その下の『子どもを守る言葉「同意」って何?』の翻訳者、中井はるのさんが訳された英文が併記されているので、英語が母語のお子さんにもおすすめです!

 

こうして近くにお気に入りの書店さんがあるのはラッキーですが、県によっては参加している書店さんが1桁台しかない県もあり、最少では全県で1店、というところも。一方、たくさん書店さんが参加している県でも、お店が自宅から遠かったりして、行く時間や機会がない、という場合もありますよね。そんな時に使える「ブックサンタ オンライン書店」さんもあります。乳児、幼児、小学生、中高生の4つの対象グループごとに、本を選んで寄付できるようになっています。

 

オンライン書店はこんな画面です。

 

 

 

この画面を見ていると、「こんな本があるんだ!」「あ、これ私も小さい頃読んだ!」などなど、楽しい気持ちで本を選べます。(そして、いつまでも見ていたくなる…!・笑)

選ぶのに困ったら、各年代にある「サンタにおまかせ」でOKです!

 

 

そして、今年は新たな取り組みとして、ウクライナから避難されてきたお子さんたちにも届けられるとのこと(翻訳ができる本に限る)。戦争の影響もひたひたと感じますし、足掛け3年も続くコロナ禍に加えて昨今の天候による災害、またさまざまな理由での物価急上昇の中で、誰もが困難を感じる中、より厳しい状況にある人もいることを思うと、少しでも助け合いたいと思いますよね。

 

本を購入して贈るほかにも、この仕組みを支えるサポート会員や、クラウドファンディング、サンタさんになって本を届ける活動などに参加することもできます! 詳しくはホームページをご覧ください!

そして今年からはこんなキャッチコピーも。

 

 

なんだか、ほっこり、温まるような気がしました。

もちろん、食べることがまず第一の「栄養」ではありますが、「人生を変える」ような、心の栄養も子どもには必要ですよね。(大人もですけどね)。そんな時に役立つような本を、選んで送れたら…。今年も選ぶのが楽しみでなりません!

 

 

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