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全力応援! 40〜50代の美とからだ

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https://ourage.jp/column/life/fashion/201629/

黒田知永子さん、「女らしさ」とおしゃれの関係とは?

シンプルすぎると老けて見える。

でも飾りすぎたり、主張するアイテムをやみくもに選ぶのも何か違う。

そんなおしゃれの悩みは、女らしさを"程よく"加えることで即、解決。

OurAge世代が素敵に見える着こなしを、

黒田知永子さんとスタイリストの佐伯敦子さんに具体化してもらいました。

 

 

 

透ける素材やリボン・ディテール、

女っぽいニュアンスこそ「黒」を選ぶ

トゥーマッチを回避してシックな女らしさへと昇華してくれる頼もしい色、黒。

素材の違いで奥行きのある着こなしを楽しんで。

シャツ¥45,000/ジャーナルスタンダード レサージュ 青山店(アンスクリア) パンツ¥22,000/ジャーナルスタンダード ラックス 表参道店 (セラドア) ピアス¥160,000/パラグラフ (スーリヤ) 靴¥87,000/セルジオ ロッシカスタマーサービス(セルジオ ロッシ)

 

黒田知永子さん  Chieko Kuroda

1961年生まれ。学生時代に「JJ」でモデルデビュー。

その後「VERY」「STORY」「éclat」で次々と表紙キャラクターを務め、

女性誌やテレビなどで幅広く活躍中。

『CHICO MY FAVORITES VOL.3』(集英社ムック)や、

私服スタイルや愛犬・愛猫との暮らしぶりが人気の

インスタグラム@kuroda_chiekoも必見

 

 

 

「透ける素材でもリボンでもフリルでも、黒を選べば失敗がありません」とスタイリストの佐伯さん。

衿元や袖口をリボンで結ぶスキッパー型のロングシャツは、シャリ感のあるオーガンジー。透け感とともに、ゆったりしたサイズ感なら女らしさもひとさじ増し。タキシード風パンツもフラットシューズも黒。素材の違いがおしゃれに見せるポイント。

 

 

 

ボウタイ×デニム。

「テイストミックス」でハッとさせる

甘さと辛さ、クラシックとカジュアルのように、相反するものを受け入れて共存させる。

そこから生まれる意外性は、現代にマッチした新しい女らしさ。

ブラウス¥58,000/コム デ ギャルソン(ノワール ケイ ニノミヤ) デニム ¥43,000/ドゥロワー 六本木店(ゴールドサイン) ピアス¥170,000/ボン マジック

 

クラシックを代表するボウタイブラウスに合わせたのは、カジュアルの代名詞、デニム。シルクの上品な光沢とフェードブルーデニムの組み合わせが優しげです。

「ボトムはきれいめパンツではなくデニム、ボウタイもリボン結びはしないでサラッと流す。こんな力の抜き方も、新しい女らしさの解釈として新鮮です」と黒田さん。

もうひとつのポイントは、揺れるピアスの存在。黒田さんも少し前から揺れるピアスを愛用中。トルマリンの控えめな輝きと揺れ感も、〝程よい〞女らしさに一役買います。

 

 

自然に任せていたら失われかねない

「女らしさ」とおしゃれの関係とは

 

打ち合わせの席で開口一番、「女らしいファッションから程遠い私と知永子さんがこのテーマを?」と笑うスタイリストの佐伯敦子さん。知的なスタイリングに定評があり、旧知の仲で黒田さんを知り尽くす佐伯さんだからこそ、今の時代にフィットした新しい女らしさの提案を! とお願いしてこの企画が実現しました。

 

黒田 女らしさと女っぽさは別物だと思う。大人が頑張って寄せて上げた胸を強調したり、脚が自慢だからといってミニスカートをはいて女っぽさをムンムンさせるのは、ちょっと違うんじゃないかと思うんだけど。

 

佐伯 女らしさって、着るものや髪が長いとか短いとか、そういうことで左右されるものではないのよね。

 

黒田 そうそう。ヨーロッパのマダムはバストが下がっても隠さずに、おしゃれを存分に楽しんでいるじゃない?
どこかがちょっと緩くなっても自然体でふるまう姿が美しいし、人の目を気にせず、誰に媚びることなく女らしさが感じられるっていいなと思う。そして自分にきちんと手をかけているかどうかも、この年代には大切なことですよね。

 

佐伯 それ大事! ネイルひとつとっても、キラキラと何かをつけるより、きちんと手入れされた手にナチュラルで肌がきれいに見える色のマニキュアを塗っているほうが、ずっと年相応の女らしさを感じるもの。

 

黒田 ロングヘアもパサパサになったらカットしたほうがいいし、フルメイクもちょっとイタイ。大人こそ、清潔感を大切にしたい。女らしさっていろいろな意味で、「足す」と「引く」が上手にできる人といえるのかな。

 

佐伯 私が提案したいのも、そういうこと。女らしさの表現として、色や柄に甘さのある服なら、シルエットはシンプルに、ジュエリーもポイント使いで。かわいい服にかわいいアクセサリーのてんこ盛り…は怖いでしょう?
シンプルなものでも、たくさんつけてバランスをとるのは高度なテクニックが必要です。とはいえ何もつけないと寂しく見えてしまうのも事実。何事も、大切なのはバランスであり、さじ加減だと思いますよ。

 

黒田 しかもこれからは、放っておくとどんどん中性化していくから(笑)。私自身、花柄やフリルは大好物。かわいいディテールを見ると気持ちも華やぐけれど、今の自分にはどんな花柄やフリルが似合うのか、どのアイテムで取り入れるのか、つねにバランスを意識しておしゃれを楽しみたいと思っています。

 

 

 

万能ワンピースは

「小物使い」でさりげなく女らしさを

ワンピースをサラッと1枚で着るのも素敵。

でもこれからはジュエリーをひとつ、足元には少し高さを出して、女らしさを更新させて。

ワンピース¥29,000/ハウス オブ ロータス 青山店 ネックレス¥200,000/ボン マジック サンダル¥72,000/ヒラオインク(クレジュリー)

 

とろみ素材のグレージュワンピースは、着心地のよさからフラットなサンダルやスニーカーでカジュアルに装いがち。

「いかようにも着られるワンピースですが、厚底サンダルに履き替えてジュエリーをつけるだけで女らしさの見え方が変わります」。

佐伯さんの言う通り、すっと背すじが伸びるゴールドのプラットフォームサンダルの効果は絶大。長めのチェーンに大きなバロックパールが揺れるネックレスも同様。強い色やキラキラした輝きを加えず、ワントーンでまとめることで上品な女らしさがかないます。

 

 

 

 

次回は、「甘いディテール」をバランスよく取り入れたコーディネートをご紹介します。

 

 

撮影/浅井佳代子 モデル/黒田知永子 ヘア&メイク/福沢京子 スタイリスト/佐伯敦子 構成・原文/向井真樹

 

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