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篠原涼子さん「食べて運動して汗をかく。未来はきっと、そこから始まる」

アイドルから歌手、そして女優へと変化を続けてきた篠原涼子さんは、プライベートでも妻となり母となり、さらに次の段階へとシフトしたばかり。48歳の今、彼女が目指すのは、ちゃんと食べてたっぷり汗をかき、自分の体をつくること。自分の年齢をきちんと受け入れ、明日に向かって歩き出すことだった。

 

無理なダイエットで学んだことも

篠原涼子さんは今、新しいフェーズに進化しつつある。映画『ウェディング・ハイ』では共演の個性派俳優たちが次々と繰り出すパフォーマンスをはっしと受け止め、物語全体をまとめる大技を見せてくれた。成熟した大人の女性として、作品をがっちりと支えている。

 

「そう言っていただくと、すごくうれしい。年齢も年齢、48歳ですから、大人の女優として認めていただきたいという気持ちは、前からあるんです。でも同時に、そういう気持ちにばかりとらわれてしまうのもイヤだなって。年齢は年齢として受け入れつつ、自分に正直に、前向きに生きていこうって思っています」

 

コロナ禍もあり、最近は自分を振り返って考える時間も多かったという篠原さん。自身の性格を見直してみると。

 

「本当に自分が必要だと思うものがあると、まわりを見ないでその目的に向かって直進します。その結果、損をすることもあるんですよ。ほかにも選択肢はあるはずなのに、これしかないって決めつけてしまうから。あと、褒められると木に登るタイプですね。みんなの言葉ひとつひとつが私の勇気になるし、糧になってくれるのを感じます」

そんな彼女がそんな性格ゆえに、ダイエットで大成功、同時に多くを学んだことがあった。それは今から8年前、下着のコマーシャルに出演したときのこと。

 

「撮影までに贅肉を落として、でもきれいな腹筋をつけたくて、本当にストイックに、徹底した体づくりをしました。

 

朝、子どもを幼稚園に送ったら、すぐヨガに行く。それから子どもをピックアップして習い事に連れて行き、その習い事の最中に今度はジムに行って筋トレ。家に帰って夕飯を作り、子どもたちが寝たのを見届けてから、またヨガに行く。

 

食事も徹底して野菜中心、タンパク質や糖分は完全にカットしました。おかげで体重はすぐに10㎏落ちたんです」

 

でもそれは、危険すぎる!

 

「そうなんです。ある朝突然、低血糖になったのか、手が震えて何も持てない、力が入らない状態になりました。慌ててりんごジュースを一気に飲んだら、すーっと震えが止まって回復しましたけど。

 

ああ、やっぱりこのやり方はダメなんだなって。みんなに『いいね、素敵だね』って言われたくて頑張ったんですけど、やり方を間違えちゃいました。本当に、ダイエットに無理は禁物です。皆さん、気をつけてくださいね!(笑)」

 

そのときのほろ苦い経験から、健康と美容に関する情報にはさらに敏感になったとか。その後、篠原さんが実践して効果を実感したのは何かというと…。

 

篠原涼子さん

ブラウス¥37,400/ニアー(ニアー ニッポン) パンツ¥25,300/ボウルズ(ハイク)

 

食べて、運動して、汗をかく。
未来はきっと、そこから始まる

篠原涼子さん

 

 

溶岩ヨガで体と心を温める

「ずーっと続けてきたのは、ヨガ。溶岩ヨガを17年くらいやっています。汗をかきたいんです。スタジオに入る前に、内臓を刺激してくれる炭酸水を飲み、ヨガをやっている最中は1ℓ程度の水を飲むんですけど、その半分くらいは汗で出ていますね。汗をかくと爽快で、体も軽くなります。サウナも汗をかきますけど、サウナの汗はすぐ冷めてしまうような気がして。溶岩ヨガで、体の奥深くから汗を出すのが、私は好きなんです」

 

普通のヨガと溶岩ヨガの違いは、温められた天然石の上で行う、ということ。

 

「溶岩から放出される遠赤外線の効果で体温が上がり、その効果は3日間続くと聞きました。体温が上がると免疫力も上がるし、石の効能がホルモンのバランスを整えて、子宮まで温めてくれる。だから女性にはとてもいいらしいです」

 

ヨガで学んで役に立ったことが、もうひとつ。

 

「呼吸法です。自分の息に意識を集中して、6秒吸って、8秒で吐く。鼻から吸ってお腹をふくらませ、口から吐いてお腹を引っ込める。吐くときはたいてい、6秒くらいでもう限界、と思うんですけど、そこを頑張ってさらに2秒吐ききることで、脂肪が燃焼されるんですって」

 

この呼吸法、体の代謝をよくするだけでなく。

 

「心にも効きます。今のガチャガチャした世の中、緊張することが多いですよね。ストレスを感じると、その瞬間、人間は息を止めて、吸うのを忘れてしまうらしいんです。だからこの呼吸法をすると、緊張感から解放されて落ち着きます。2年くらい前、舞台をやったときも、久しぶりだったのですごく緊張したのですが、この呼吸法に助けてもらいました」

筋トレも、始めてからそろそろ10年。

 

「熱心にやっていた頃は、トレーナーの先生にマンツーマンで教えてもらいました。仕事の合間に行くので、連日行けることもあれば、1週間空いてしまうこともありましたけど」

 

鍛えれば鍛えるほど、自分の体が変わる実感があったとか。

 

「走るときに、軽いんです。筋トレを始める前は、走るとお腹が揺れる感覚がありましたけど、それがなくなりました。それに子どもと一緒に過ごすと、よくお尻をつけずにしゃがんだりしますよね? あれがすごく楽になりました。鍛える前はすぐにひっくり返りそうだったけど(笑)、体幹が鍛えられたおかげですね。抱っこしても楽でしたし。筋肉ってやっぱりすごいって、実感しました」

篠原涼子さん

トップス¥79,200・パンツ¥40,700/ウールン商会(エルマンノ フィレンツェ)

 

 

大事なことはちゃんと食べてちゃんと寝ること

食事に関しても、意識は高い。

 

「タンパク質は大事ですね。鶏の胸肉が一番。最近ネットで知った、ラップで巻いて作る鶏胸肉ハムを作り置きしておくこともあります。それからタラとかメカジキなどの白身魚。マグロもよく食べます。あとは赤身のお肉とか」

 

メインはやはり、たっぷりの野菜。

 

「生野菜も温野菜もオリーブオイルと塩こしょう、日によってしょうゆ、バルサミコ酢を使った手製のドレッシングで食べます。芽キャベツを6個くらいゆでて食べたり。炭水化物はご飯やパンではなく、さつまいもを。小腹がすいたときは、無塩ノンフライのナッツを10粒くらい。果物は、りんごなら糖質が少ないし満腹感もあるしビタミンも豊富だし。甘い物が欲しいときはオレンジとかグレープフルーツを少しだけ」

 

口にする飲み物はいつも、水。

 

「水がいちばん私には合っています。肌のためでもありますね。コーヒーは苦手だし、アルコールや甘い飲み物は極力避けます。水は絶対に裏切りません!(笑)」

 

そして美容と健康のため、何よりも大切にしているのが、睡眠なのだそう。

 

「やっぱり寝ることがいちばん大事。眠るが勝ち、です(笑)。お風呂に入って体を温めて、ゆったりしたパジャマを着て、すぐ寝ちゃう。足の裏を温めると眠くなりますね。よくやるのは、足の裏をげんこつでトントンたたくこと。血行がよくなるのか、温まってすぐに寝られます。

 

なんだか眠れないなってときは、これ、とっておきの秘策なんですけど(笑)、目を閉じたまま目の玉を上に、要するに白目みたいな状態にするんです。熟睡すると人間の目玉は上を向くらしいんですね。だから先にその状態にしちゃう。知らないうちに、あ、寝てたって、朝になりますよ」

運動に食事、睡眠と、あれこれ試行錯誤をして自分の流儀に行きついた篠原さん。でも実は最近、なかなか思い通りにはできなかったようで。

 

「コロナ禍でここ1~2年、ヨガもジムも行けなかったので2022年の目標は『運動』です。やっぱり、見えてくるんですね。あれ? あれ? あれ? って、若い頃とは違う自分がいる。それをカバーするためには、やっぱり運動と食事だなって。運動していたときはすごく調子がよかったし、爽快感もあったし、仕事のやる気にもつながっていました」

 

運動も食事も、失敗した経験があるからこそ、自分の限界はわかっている。必要なのはもう一度トライする勇気だけ。

 

「やろうという気持ちを持つだけでも、元気が出ませんか? 何もやらないより絶対に意味がある。そう思うんです!」

篠原涼子さん

ブラウス¥37,400/ニアー(ニアー ニッポン) パンツ¥25,300/ボウルズ(ハイク) サンダル¥85,800/エストネーション(ジェイ ダブリュー アンダーソン)

 

年齢は受け入れて、
前向きに生きていきたい

篠原涼子さん

 

 

『ウェディング・ハイ』

『ウェディング・ハイ』

穏やかだけど流されやすい新郎(中村倫也)と天真爛漫だけどしっかり者の新婦(関水渚)。二人の結婚式にクセ者参列者が大集結。乱入を企てる新婦の元カレ(岩田剛典)まで現れて、“絶対にNOと言わない”ウェディングプランナー(篠原涼子)は、二人に最高の結婚式を贈ることができるのか? バカリズム脚本の群像コメディは、3月12日<大安吉日>ロードショー! ©2022「ウェディング・ハイ」製作委員会

 

 

篠原涼子さん
Ryoko Shinohara

1973年8月13日、群馬県生まれ。’90年、東京パフォーマンスドールのメンバーとしてデビュー。’94年にソロシングル「恋しさと せつなさと 心強さと」が200万枚を超える大ヒット。女優としてもテレビ、映画、舞台と幅広く活躍し、「ハケンの品格」や「アンフェア」シリーズなど多数の代表作がある

 

 

撮影/土山大輔(TRON) ヘア&メイク/岡野瑞恵(storm) スタイリスト/宮澤敬子(WHITNEY) 取材・原文/岡本麻佑

 

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