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グルメ、隠れ家バー、極上ホテル滞在。マニラのいいとこ取り旅

小野アムスデン道子

小野アムスデン道子

世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、旅の楽しみ方を中心としたフリーランス・ライターへ。
旅と食や文化、アートなどライフスタイルについての執筆や編集、翻訳多数。
日本旅行作家協会会員。
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マニラのいいとこ取り旅

 

こんにちは小野アムスデン道子です。東京からなら約4時間、気軽に行けるアジアでバリューもある旅先として注目したいのがマニラ。セブやボラカイなどビーチリゾートが思い浮かぶフィリピンですが、メトロ・マニラ(マニラ首都圏)のいいとこ取りをして回れば、弾丸旅でもコスパよく贅沢に遊べます。

今回、ステイ先で選んだのは2ヶ所。世界三大夕日の一つ、マニラ湾のサンセットが楽しめるベイエリアにある「ソレア・リゾート&カジノ」と、東京で言えば六本木ヒルズかミッドタウンのような高級高層マンションが立ち並ぶBGC(ボニファシオ・グローバル・シティ)にある「シャングリ ラ・アット・ ザ・ フォート  マニラです。

 

「ソレア・リゾート&カジノ」は、カジノの入るフィリピン初の高級総合リゾートで、きらびやかで豪華、そして広い!

プール、ジム、ウェルネススパ、劇場、そしてホテル内だけでもレストランが14あり、その他にもリゾート内にショッピングやダイニングの施設も。空港から車で約15分という立地なのに、リゾート感たっぷり。

プールは、マニラ湾のサンセットが楽しめる絶景スポットでもあります。

この豪華さでも1泊あたり20,000円前後からというのが、マニラのいいところです。

 

「ソレア・リゾート&カジノ」のスパは、フィリピン製のエッセンシャルオイルを使ったマッサージやホットストーン、フィリピン伝承のヒロットなど、各種マッサージのほかにボディスクラブが充実しています。

パタンガス州のコクと苦味が特徴のバラココーヒーを使ったスクラブは、ほどよい粒感が背中や二の腕にとても気持ちよく、仕上げはココナツミルクで保湿も。お肌が生き返った感じがしました(45分間、4100ペソ)。

 

ここから車で5分以内のところに、巨大ショッピングモール「モール・オブ・アジア」や2019年9月27日にオープンしたばかりの「アラヤモール・マニラベイ」があり、ショッピング三昧できそう。真新しいアラヤモールにはフィリピンのブランドも多く、こんな素敵なエンパワーメント(途上・貧困エリアの自立支援)のアクセサリーも、お手頃な1,000円以内でありました。

 

 

ソレア・リゾート&カジノ  Solaire Resort & Casino

https://www.solaireresort.jp

 

もう1ヶ所泊まったのが、最先端エリアBGC(ボニファシオ・グローバル・シティ)にある「シャングリ ラ・アット・ ザ・ フォート  マニラ」。メトロ・マニラの経済中心地区として有名なマカティ市の東に隣接するタギッグ市にあり、新しく開発されたきれいな街区は、例えていうなら六本木ミッドタウンのよう。

マニラで一番新しい「シャングリ ラ」で、館内にローカルアーティストの作品のシャンデリアが輝き、ベージュを基調にしたインテリアの客室はとても落ち着きます。バスタブもとてもゆったり。

こちらもレストランにバー、プール、フィットネス、キッズパークが揃っています。

最新のマシーンがずらりと並ぶフィトネスは、8,000㎡もあって、東南アジア一の広さ。NBAサイズのバスケットコートにスカッシュやテニスコート、そしてサウナやジャグジーなども。ホテルに泊まって、身体を鍛えられそう。

 

 

シャングリ ラ・アット・ ザ・ フォート  マニラ

Shangri-La at the Fort, Manila

https://www.shangri-la.com/jp/manila/shangrilaatthefort/

 

BGCにある人気レストラン「マナム」は、フィリピンの家庭料理をモダンにアレンジ、カジュアルに楽しめておすすめです。フィリピンの主菜は、香ばしいフライドガーリックライスで、これもおいしいのですが、とにかくどのおかずもご飯に合います。

写真は中央上から時計回りに、豚バラ細切り炒め“シシグ”、タマリンドの酸味がおいしいスペアリブのスープ“シニガン”、四角豆のクリーム煮、チキンを酢と醤油で煮込んだ“アドボ”。どれも箸が止まらないおいしさで、お皿のサイズが大・中・小と3サイズあり、写真のMサイズでも300〜500ペソです。

 

マナム Manam

https://www.facebook.com/ManamPH/

 

 

夜は「シャングリ ラ・アット・ ザ・ フォート・ マニラ」をいったん外に出て、靴磨き店かなと思えるところの扉の裏にある秘密のバー「ザ・バックルーム」へ。

オープンは2018年ですが、早くもアジアのバーベスト50に入ったという実力派。1920年代の禁酒法時代をテーマにしていて、シックなインテリアも素敵です。

国内最大の120種類のジンを揃え、フィリピンのミカン(ダランダン)、モリンガ、フィリピンジャスミン(サンパギータ)で造られたジン“Bee’s Knees”は自家製。

 

 

帰国日に空港に向う途中で立ち寄ったのが、フィリピンの歴史的な場所や名所が再現されていて、フィリピン料理と一緒に楽しめるテーマパークのようなブッフェレストラン「イソラス・ピナス」。アジアのベストレストラン50で最優秀女性シェフに輝いた、マルガリータ・フォレス氏が監修した料理が楽しめます。

ランチで488ペソで、いろんな地方の名物料理から代表的な家庭料理、屋台の焼き串料理にデザートまで、約80種類もの料理が並びます。

中には、豚の丸焼きのレチョンなども。

そして、レストランの内部には、バハイと呼ばれるフィリピンの伝統家屋が建てられていたり、マニラのあるルソン島の北部で歴史都市として世界遺産に登録されているビガンの石畳の街並を再現。

マニラで一番古いジプニー(乗り合いタクシー)がそのまま置かれていて、子供たちに大人気。各地の料理を食べながら、フィリピンのあちこちを巡っている気分で楽しめます。

 

 

イソラス・ピナス  Islas Pinas

https://www.facebook.com/IslasPinasbyMargaritaFores/

 

 

こんなにいろいろ遊べて、おいしい食事も楽しめて大満足のマニラ旅でした。

 

 

取材協力/フィリピン政府観光省 https://mottotanoshiiphilippines.com/

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