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自然の甘味に舌鼓。昔ながらの芋屋さんの焼き芋 「いなりのいもや こにしいも」

小原誉子

小原誉子

「京都観光おもてなし大使」&旅ライター
アナウンサー、テレビ番組プロデューサーなどを
経て、集英社「エクラ」などのライターに。
2011年より京都在住。
京都など、日本の文化・観光情報を伝える
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昔ながらの芋屋さんの焼き芋 「いなりのいもや こにしいも」

 

 

寒い季節に恋しくなるのが、ホクホクの焼き芋。ビタミンCや植物繊維豊富なサツマイモは、美容にも見逃せない食材です。京都の女性たちは、昔から芋が大好き。京都の町中にも焼き芋の専門店が何軒もあったそう。しかし、近年、それらの店は後継者不在から次々に姿を消し、めったに見ることができなくなりました。そんな状況を残念に思っていたところ、「伏見稲荷大社」に参拝の折、「伏見街道」沿いに見つけた芋屋さんが、今回ご紹介する「いなりのいも こにしいも」です。

戦後すぐにご両親が始められた店は、すでに70年。現在は、小西哲子さんが担います。木枠のガラスケースや秤、昭和を物語る店の作りに懐かしさを覚えます。店だけでなく、そこに並ぶ焼き芋やむし芋などの作り方も昔ながらの手間をかけたもの。「なんてキレイな芋なんだろう~」と思わず…。ここで使うのは、サツマイモでもトップクラスの品質を誇る徳島産の「鳴門金時」。自然の甘味が存分に味わえる芋です。

その芋を、ひとつひとつ丁寧にいたわるように扱う小西さん。出来上がった焼き芋やむし芋には、なんと赤い布団が掛けられて、その温かさを守ります。これほど愛情をかけられ、大切に扱われている焼き芋やむし芋を見たことがありません。

もちろん、その味も格別。芋の自然な甘さが口の中に広がり、心までも温かくなるよう。

連日、店には、常連客をはじめ、観光客が訪れ、夕方には売り切れに。

 

 

 

ついあれもこれも…と食べたくなってしまいます。「大学芋も人気ですよ~」と、そばの常連客に勧められ、それも頂くことに。こちらもなんとも丁寧なつくり…。型崩れせず、角までピンとして、こんがりとした揚げ具合が絶妙。水あめが程よく絡み美味しさを際立たせます。

焼き芋、むし芋、大学芋を抱え、乗り込んだ電車。我慢しきれず、周囲の目を気にしながらも、まずは一口焼き芋をパクリ。「美味しい~」久しぶりに出会えた芋本来の味を堪能できる焼き芋に、気づけば1本食べていました。

 

砂糖たっぷりのスイーツとは異なる心地よさ。体が求める自然な甘さではないでしょうか?また、味わいたい焼き芋です。「伏見稲荷大社」への参拝の折は、ぜひ…

 

 

いなりのいも こにしいも

京都市伏見区稲荷榎木橋町30

☎075-641-5629 営業時間 9:30~17:00くらい 木曜休み

交通:京阪電車「伏見稲荷駅」JR「稲荷駅」徒歩5分ほど

 

 

 

小原誉子のブログ「ネコのミモロのJAPAN TRAVEL」

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