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ファッションは、自分を表現するために必要なアイテムです/一条ゆかり

一条ゆかり

一条ゆかり

いちじょう・ゆかり 漫画家。「デザイナー」「有閑倶楽部」「プライド」など、OurAge世代なら誰もが夢中になったヒット作多数。大酒豪、愛煙家など破天荒な伝説数多くあれど、現在は家庭菜園でトマトを育てるなど、いたって健康的な日々。この連載ではOurAge世代への”愛とムチの金言”を、ビシビシといただいていきます!

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「一条ゆかり」っていうと、読者の人は、ボディコンのゴージャス系ファッションに身を包んだ私を想像する人は多いと思います。でも、それはあくまで営業スタイル(ユニフォーム)で、私が本当に好きな服は、じつは真逆。

 

本当はエプロンドレスとか、ちょっとこっぱずかしい服が好きなんです(笑)。そう言うと、「えーっ、マジで!?」ってびっくりされるんだけど、びっくりされてるこっちがびっくりだわ。私は少女マンガ家だし、作品の中にはエプロンドレスの女の子がよく出てくるのに、私はそういう恰好はしないんだなって、みんなが思っているのかと。まあ、人前に出るときは、そういう服は着ないから仕方ないですね。

 

私が本当に好きなのは、ローウェストのワンピースとか、プリーツスカートとか、1920~30年代に流行した服だったり、リセファッションとか、大正時代のカフェの女給さんの恰好とか、制服スタイルだったり。ちょっとストイックな雰囲気の服がもともと大好きなんですね。

 

ところが胸が勝手に大きくなってしまったもので、そういう服が全然似合わない!私としては、小枝のようなシルエットで、風が吹いたら服が揺れて、「中身がこんなに少なかったんだ~!?」というのが理想だったけれど、私の場合、好きな服を着るとマタニティドレスみたいになっちゃうし、風が吹いてもシルエットが変わらないという(笑)。

 

私にとってのファッションは、“好きな服を着る”もだけど、“どういう自分を見せるか”という自己表現のひとつでもあります。

 

なので「一条ゆかり」のときは、ボンッキュッボンを生かしたボディコンを着ることが多いです。強くて、華やかで、女王っぽくて。それが、みながイメージしている「一条ゆかり」みたいだし、その恰好が一番営業がうまくいくんです。おじさんたちは喜ぶしね(笑)。

デザイナー

 

取材・文/佐藤裕美

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