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おいしく正しく食べるための「習慣」/しきたり38:子連れでレストランに行くときは聞き分けられる年齢になってからにする

阿部 絢子

阿部 絢子

生活研究家。消費生活アドバイザー。

新潟県生まれ。 共立薬科大学卒業。 料理や家事など生活全般にわたる豊富な知識と合理的なア ドバイスで、出版・講演など幅広く活躍中。 著書に『「やさしくて小さな暮らし」を自分で作る』(家の光協会)『始末な暮らし』(幻冬舎)『快適に暮らす小掃除術』 『すぐにできるエコ家事』(ともに集英社be文庫)

気持ちよく暮らす「生活のしきたり」

 

季節の行事のすごし方や、親戚・ご近所とのおつきあい。恥ずかしくなく普通に暮らすため、カジュアルな決まり事を覚えましょう!

ここでは、各テーマごとに全部で84の「しきたり」をご紹介します。

教えてくださるのは、生活研究家の阿部絢子さんです。

 

このパート【おいしく正しく食べるための「習慣」】では、食べ物をしっかり、そして楽しく食べることに関するしきたり22~43をご紹介します。

今回は、しきたり38:子連れでレストランに行くときは聞き分けられる年齢になってからにする、についてです。

 

 

●おいしく正しく食べるための「習慣」●

 

四季があることは、食材にも四季があるということ。四季は身体にも影響があり、身体をスムーズに動かすためにも、四季に合った食べ物を取り入れることが必要です。

食べられればなんでもいいのではなく、四季に合わせた食べ方、食材の選び方を考えましょう。

おいしく、楽しく食べることも大切です。姿勢、 箸の持ち方、食べる順序なども、昔から伝えられた習慣です。これらを守ってこそ、おいしく、そして楽しくいただくことができるのです

 

 

 

 

しきたり38

子連れでレストランに行くときは

聞き分けられる年齢になってからにする

 

 

ファミリーレストランやファストフードなどへは、子連れのママ友だちなどと行くことが普通です。ファミレスやファストなどは、レストランといっても、まったく堅苦しさのないレストランです。子どもを連れていっても、子どものための遊具などもあるくらいですから、気兼ねせずに親も楽しめたり、おしゃべりしたりできます。

 

しかし、ランチをするにも、ちょっと気取った、大人が行くようなレストランでは、子ども連れはどうしても気が引けてしまいます。そんなときには、子どもが幼稚園、保育所など行っているとき、あるいは祖父母に預けて出かけたほうが、気もつかわずゆっくりと食事ができることは当然です。

 

年齢にもよりますが、聞き分けのない年齢では、レストラン行きは避けるのを、家庭の食習慣としたいものです。

 

聞き分けられる年齢、例えば小学生くらいになれば、物事がわかってきます。一緒にレストランで、食事のマナーを経験させたり、メニューを読む、注文の決まり、食事中の気遣いなどをしっかりと身につけていくことも大切です。

 

子連れでレストランへ行くときは、親が大人の決まりをよく話して聞かせるようつとめます。

 

例えば、大人のレストランでは、静かに食事する、大きな声で話さない、食事はゆっくりと食べる、好き嫌いは言わない、食事が終わっても大人の決まりに従うといったことなど、大人になっていく過程で守らなければならないことを、レストランというややもすると堅苦しい場所で教えていくことが、食習慣を教えると同時に、子どもにとっても身につけておくべき社会的なルールなのかもしれません。

 

早めに身につけられればそれにこしたことはなく、それは、親戚でも祖父母でもなく、当たり前に親の役割として子に伝えるべき決まりといえるでしょう。

 

 

しきたり38イラスト:レストラン

 

 

 

次回は、しきたり39:食事は身体づくりの基本、手作りの食事を心がける、についてご紹介します。

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