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秋のブーケとおいしいホットサンド

末森陽子

末森陽子

フードコーディネーター、フードアナリスト。
雑誌「LEE」の「100人隊」初代メンバーにして、その後トップブロガーとなり、10年間、人気を集める。2008年より自宅にて食と花を愉しむ「おもてなし会」を開催(会員数約550名)。身近な食材を使い、ちょっとした工夫でおもてなし風に見せることが得意。現在、様々な企業やメーカーのアンバサダーとしての活動やセミナー、レシピ開発、コラム執筆などで活躍中。

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くすんだピンク色のマム(菊)をメインにブーケを仕立てました。

 

スプレーマムはキク科の植物で、1本の茎から枝分かれし、スプレー状に花をいくつも咲かせることから「スプレーマム」という名前が付けられたそうです。
海外で作り出されたことから「洋菊(西洋菊)」とも呼ばれ、白やピンク、黄色、オレンジ、赤など明るい花色の品種が多いのが特徴です。


中心にいくほどピンクが濃くなり、可愛らしい印象のマム。
フラワーべースに生けるときは、葉が水に浸かるとそこから菌が発生し、あっという間に腐ってしまうので、出来るだけ葉を取り除くのをオススメします。
葉がないと、そのぶん花に栄養がいくのでので花持ちが良くなります。


もし茎が腐り、途中で折れてしまうようなことがあれば、こんな風に小さなグラスに花だけ浮かべて飾るのも素敵です。


一緒に合わせた秋の花、シュウメイギク。

ひらりとした柔らかな八重の花が、一本の茎にたくさん咲く姿はとても可憐で、まんまるのつぼみも愛らしいです。
花持ちがよいので、これからの季節、ブーケやしつらいにぴったり。


夏の終わりから秋のはじめに花を咲かせるフジバカマ。

細い枝先に紫色の小さな花をたくさん集めて咲かせ、花持ちがとてもよいです。
単体でも存在感がありますが、他の花やグリーンととても相性がいいので、名わき役にもなります。


アフリカンブルーバジル。

シソ科の植物で、その香りはバジルそのもの。
しっかりとした濃いグリーンの葉に、動きのある紫の花は、生き生きとしていてアレンジに向いています。


花たちと同じ色合いの薄ピンクのペーパーで、くしゃっと全体を包み、同じく花好きの友人へ。
季節の花をちょっとした贈りものにすると、とっても喜んでもらえ、私もうれしいのです。

さて、朝起きると肌寒さを感じる日が増えてきました。
そんな日の朝食によく登場するホットサンド。
毎回サンドする具材を色々変え、家族でおのおの楽しんでいます。

無花果×マスカルポーネ。

 


洋梨×ピーナツバター×くるみ。

 


ハム×とろけるチーズ×粒マスタード。

 


バナナ×くるみ×はちみつ。

 

私が個人的に好きなのは「洋梨×ピーナツバター×くるみ」。
洋梨の甘酸っぱさとピーナツバターの風味が意外と合い、後を引くおいしさなのです。
さあ明日はどんなホットサンドを作ろうかな。

 

末森陽子

ブログ 「la fleur ラ・フルール」 http://lafleury.exblog.jp/

インスタグラム yoko_suemori

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