HAPPY PLUS
https://ourage.jp/mainichi_yojo/152282/

こんなことでストレスためてませんか?

田中ウルヴェ京

田中ウルヴェ京

1967年生まれ。ソウル五輪シンクロ・デュエット銅メダリスト。米国大学院修士(スポーツ心理)。メンタルトレーニング上級指導士。IOCマーケティング委員。IOC認定アスリートキャリアプログラムトレーナー。報道番組・企業研修・講演・著書多数

「大人なんだから」「相手は変わらないから」と、言いたいことを我慢したりあきらめたりして、何かとストレスをため込みがちなOurAge世代。そんな心のモヤモヤを整理するヒントを、メンタルのプロに聞きました。

 

心の整理術 こんなことイラスト

 

我慢したり、あきらめたり
するのが最もよくない

ストレスの多くは人間関係にあるといいます。大きなトラブルでなくても、日常生活の中のささいな出来事や会話からもストレスを感じている人は多いのではないでしょうか。

 

「ストレス自体は、決して悪いものではありません。例えば、アスリートが、ある目標のためにつらい練習を我慢する、といったストレスは自己成長につながります。また、ストレスがない人とある人では、ストレスがある人のほうが寿命が長いということもわかってきました」

 

と話すのは、メンタルトレーニング上級指導士の田中ウルヴェ京さん。

 

「大事なのは、その人にとってよいストレスなのか、悪いストレスなのかを知ること。〝自分がイヤだと思っているのに我慢する〞ことが最もよくないのです」

 

特に必要だというのが〝感情のおなら〞をすること。

 

「ストレスはなくせないし、なくそうとしなくていい。でも、アワエイジ世代は、我慢していることに気づいていない人も多いんです。『ストレスはない』と言いながら表情が硬かったり、いつも怒っていたり…。悪いストレスをため込むと、肩コリ、頭痛、不眠などの不調となって体に出てしまうので、感情のおなら=ガス抜きをしながら、ストレスとうまくつき合うことが大切です」

 

単なる気分転換とは異なる、学術的・実践的根拠に基づくウルヴェさんのメンタル術。ぜひ取り入れて。

 

 

 

 

次回は「ストレスをケアするstep1&2 :自分の感情を知る」をご紹介します。お楽しみに。

 

 

 

 

撮影/小山志麻〈ウルヴェさん〉 イラスト/かたおか朋子 取材・原文/矢沢美香(STRIPE) 撮影協力/白金imakara

 

この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
ツボ・指圧で不調を改善
40代からでも「絶対痩せる」
広瀬あつこさんの「若返りメイク」
閉経の不安を解消

今すぐチェック!

やや無骨な名前とは裏腹に、上品で優しい芋焼酎! 原日出子さんの簡単おつまみもご紹介中です

やや無骨な名前とは裏腹に、上品で優しい芋焼酎! 原日出子さんの簡単おつまみもご紹介中です

PR
次の記事>

次の記事>
第2回/ストレスをケアするstep1&step2:自分の感情を知る

この連載の最新記事

ストレスケア/カウンセリングってどんなところ?

第8回/ストレスケア/カウンセリングってどんなところ?

ウルヴェさんが指導、ストレスは発想の転換を!

第7回/ウルヴェさんが指導、ストレスは発想の転換を!

ウルヴェさんに学ぶ、ストレスに強くなる体づくり

第6回/ウルヴェさんに学ぶ、ストレスに強くなる体づくり

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル