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コンビニより多い!?薬局、急増の理由とは?

藤田道男さん

藤田道男さん

1948年生まれ。医薬ジャーナリスト。薬業時報社(現じほう)編集長を経て「ファーマウィーク」「ドラッグ・ストア・トゥデイ」を創刊。退社後は医薬関連の執筆や講演活動を行う

「ただ薬をもらうところ」ではありません

薬局を使いこなせばイイコトあります!

 

病院や医師は選んでも、薬局まで選ぶ人はきっと少数派。でも、薬局によって値段もサービスも違うってご存じでしょうか? 薬局のあり方が変わりつつある今、知っておけば健康管理にも役立つ情報をお届けします。

 

医薬分業で増え続ける薬局。今やコンビニより多い

 

 

以前は病院内で出してもらっていた薬。でも今は、院外の薬局で受け取ることがほとんどではないでしょうか。

 

「薬局の数は全国で約5万8000店。コンビニの数より多いのです」と話すのは、医薬ジャーナリストの藤田道男さん。薬局が急増した理由は“医薬分業”にあるといいます。

 

 

「薬の処方は医師が、調剤は薬剤師が分担して行うという制度です。薬をたくさん出せば病院が儲かるという仕組みを変えることで、“薬漬け医療”や医療費が減らせるとの判断から、厚生労働省によって積極的に推し進められてきました」

 

ところが、院内処方の薬に比べて薬局では3倍以上の薬代がかかり、患者の負担が増える傾向に。しかも、薬局によって値段に違いが。 「大病院近くに軒を連ねる薬局を見かけると思いますが、それらは“門前薬局”と呼ばれます。特定の医療機関向けに特化し、薬の在庫などを効率化しているため、町の薬局より値段が安く設定されているのです」

 

 

イラスト/かたおか朋子 構成・原文/矢沢美香(STRIPE)

 

 

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