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便秘の改善にきくツボ「中脘(チュウカン)」と「天枢(テンスウ)」/深町公美子さんの「毎日のツボ」

深町 公美子(ふかまち くみこ)

深町 公美子(ふかまち くみこ)

鍼灸師・認定エステティシャン・アロマセラピスト。鍼灸(東京医療専門学校)、美容(SABFA)の学校を卒業後、A-ha(アハ)治療室開業。東洋医学にエステティックやアロマセラピーを取り入れた施術を行う。

著書に『体と心にきく毎日のツボ』(集英社 電子書籍 http://ebooks.shueisha.co.jp/detail.php?book=sg005883)、『冷え冷えガールのぽかぽかレシピ』(主婦の友社)などがある。

ホームページ http://www.ahacu.com

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自分でもできる養生として、人気の「ツボ」押し。鍼灸師、深町公美子さんによるシリーズです。

心と体にきく 毎日のツボ

 

 

第2章 生活習慣病にならないために

第2章では、具体的な症状別に効くツボについてご紹介していきます。

 

 

 

肥満や肌トラブルなど、ほかにも不快な症状を引き起こす「便秘」。

 

今回は、慢性になる前に手当したい「便秘」改善の手助けをしてくれるツボをご紹介します。

 

 

 

 

「便秘」の症状は、それだけに終わらず肥満やストレス、肌のトラブルをひきおこすので、一日も早い改善が望まれます。そのためにはまず、規則正しい食事はもちろんのこと、適度な運動や正しい生活習慣も大事です。

 

東洋医学でいう五臓六腑では、大腸と対になっているのが肺です。肺の機能が低下すると、血液や水分の運搬などに影響し、便秘や下痢などといった大腸の異常を誘発します。つまり便秘という症状は肺の機能と不即不離といえます。

 

便秘にきくツボは、「天枢(テンスウ)」と「中脘(チュウカン)」です。「天枢」は、お臍から左右に指3本分外側の位置。「中脘」は、みぞおちとお臍の真ん中に位置します。

 

夜、床についたら、天枢と中脘のツボを交互に3回ずつ(天枢は左右いっしょに)3セット、息を吸って吐きながら、ゆっくり押しましょう。朝、お通じがあることを願いながら。

 

 

規則正しい生活とともに、息を吐きながらゆっくりと押します!

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「天枢(テンスウ)」「中脘(チュウカン)」

 

「天枢」は、お臍から左右に指3本分外側にあります。「中脘」は、みぞおちとお臍の真ん中、胃の中心にあたるところにあります。

 

これらのツボを交互に3回ずつ3セット、夜寝る前に息を吐きながら、中指をツボに当て人差し指と薬指を補足的に軽く添えて安定させ、ゆっくり押してください。「天枢」は左右同時に押します。

 

 

 

 

 

次回は、「鼻づまり」が気になる人におすすめのツボをご紹介します。

 

 

構成・編集/U T U . h i m u k a イラスト/丸山裕子

 

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