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朝が辛い低血圧ぎみの人に効くツボ「中脘(チュウカン)」/深町公美子さんの「毎日のツボ」

深町 公美子(ふかまち くみこ)

深町 公美子(ふかまち くみこ)

鍼灸師・認定エステティシャン・アロマセラピスト。鍼灸(東京医療専門学校)、美容(SABFA)の学校を卒業後、A-ha(アハ)治療室開業。東洋医学にエステティックやアロマセラピーを取り入れた施術を行う。

著書に『体と心にきく毎日のツボ』(集英社 電子書籍 http://ebooks.shueisha.co.jp/detail.php?book=sg005883)、『冷え冷えガールのぽかぽかレシピ』(主婦の友社)などがある。

ホームページ http://www.ahacu.com

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自分でもできる養生として、人気の「ツボ」押し。鍼灸師、深町公美子さんによるシリーズです。

心と体にきく 毎日のツボ

 

 

第3章 朝の「困った!」をすっきり

すぐ実践できるツボ押しをご紹介。

 

 

 

朝起きるのが辛く、それを引きずってしまい午前中ボーっとしてしまう。低血圧ぎみで困っている人はいませんか。

 

今回は、毎日のツボ押しで体質改善が期待できる「低血圧ぎみの人」におすすめのツボです。

 

 

 

 

 

「低血圧ぎみの人」は、どちらかといえばやせすぎで、虚弱体質の人が多いともいわれます。そのせいか、病気とは直接繫がることはなくても、疲れやすく、朝起きるのも苦手。どうしても夜型の生活になりやすいことから、朝は朝食抜きで、仕事に出かけるため、午前中は仕事がはかどらずにボーッとしてしまうこともあるようです。

 

そんな悪循環に陥らないためにも、夜は少しでも早く眠ることを心がけ、朝は目覚めにシャワーを浴びるなどしてシャッキリするのもいいでしょう。

 

疲れやすい体質だと、運動に積極的でないかもしれませんが、体力をつけて、食事も規則正しくとりましょう。

 

東洋医学では筋肉を養う「脾」と精気を養う「腎」の機能が低下していると考えて、それらを調整するツボで体質を改善していきます。ツボはお臍とみぞおちの間にある「中脘(チュウカン)」。そこを5秒ずつ10回、毎日押すようにしましょう。

 

 

 

 

毎日押して体質改善! シャッキリ目覚めで朝から活動的に!

中脘(チュウカン)ツボ位置

「中脘(チュウカン)」

 

 

「中脘」は、お臍とみぞおちを結ぶ線上の真ん中に位置します。元気のツボでもあります。

 

毎日5秒10回、中指をツボに当て、人差し指と薬指を補足的に添えた3本指で安定させ、じんわり押してみてください。ただし食後すぐは避けてくださいね。

 

 

 

 

 

次回は、「寝違えた」ときすぐに症状を軽くできるツボをご紹介します。

 

 

 

構成・編集/U T U . h i m u k a イラスト/丸山裕子

 

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