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ドライアイを解消するツボ「頭の臨泣(アタマノリンキュウ)と「承泣(ショウキュウ)」/深町公美子さんの「毎日のツボ」

深町 公美子(ふかまち くみこ)

深町 公美子(ふかまち くみこ)

鍼灸師・認定エステティシャン・アロマセラピスト。鍼灸(東京医療専門学校)、美容(SABFA)の学校を卒業後、A-ha(アハ)治療室開業。東洋医学にエステティックやアロマセラピーを取り入れた施術を行う。

著書に『体と心にきく毎日のツボ』(集英社 電子書籍 http://ebooks.shueisha.co.jp/detail.php?book=sg005883)、『冷え冷えガールのぽかぽかレシピ』(主婦の友社)などがある。

ホームページ http://www.ahacu.com

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自分でもできる養生として、人気の「ツボ」押し。鍼灸師、深町公美子さんによるシリーズです。

体と心にきく 毎日のツボ

 

 

第4章 これで安心して仕事ができる

第4章では、仕事や職場の様々な場面に応用できるツボを紹介します。

 

 

【デスクにいたまま健康法】

 

 

長時間パソコンを見る機会が増え、目の乾きが気になる人も多いことでしょう。

 

今回は、ITストレスによる現代病ともいえる「ドライアイ」を解消するツボをご紹介します。

 

 

 

 

 

東洋医学では目は五臓の「肝」と密接な関係があるといわれています。「肝」は血液を貯蔵して血液循環を調整する働きをしています。この働きが血の滞りによって正常でなくなると、全身の臓器に血液を送ることができなくなり、そのため「肝」と密接な関係にある目が乾いてしまうのです。

 

目を潤す涙は、ゴミや細菌から目を守ったり、目の保護にかかせません。最近ではパソコンを見ている時間が急激に増えていて、まばたきをする回数が減っていることが原因といわれています。

 

もし「ドライアイ」だと感じたら、「肝」の働きを促し、目の疾患に有効に働くツボを押してみて、潤いのある素敵な目を取り戻してください。

 

ツボは「頭の臨泣(リンキュウ)」と「承泣(ショウキュウ)」がおすすめです。

 

 

 

 

乾きを解消し、潤いのある目が取り戻せます!

頭の臨泣(アタマノリンキュウ) ツボ位置

「頭の臨泣(アタマノリンキュウ)「承泣(ショウキュウ)」

 

「頭の臨泣」は、左右の目の瞳孔の真上にあり、髪の生え際から親指半分ほど髪に入ったところ、「承泣」は瞳孔の真下で目の縁の下の骨の中央にあります。

 

「頭の臨泣」はゆっくり、「承泣」は目を閉じて優しく、どちらも中指で左右同時に10秒押します。

 

 

 

 

 

次回は、「かすみ目予防」に効果のあるツボをご紹介します。

 

 

 

構成・編集/U T U . h i m u k a イラスト/丸山裕子

 

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