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夕方の脚のだるさを解消するツボ「地機(チキ)」/深町公美子さんの「毎日のツボ」

深町 公美子(ふかまち くみこ)

深町 公美子(ふかまち くみこ)

鍼灸師・認定エステティシャン・アロマセラピスト。鍼灸(東京医療専門学校)、美容(SABFA)の学校を卒業後、A-ha(アハ)治療室開業。東洋医学にエステティックやアロマセラピーを取り入れた施術を行う。

著書に『体と心にきく毎日のツボ』(集英社 電子書籍 http://ebooks.shueisha.co.jp/detail.php?book=sg005883)、『冷え冷えガールのぽかぽかレシピ』(主婦の友社)などがある。

ホームページ http://www.ahacu.com

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自分でもできる養生として、人気の「ツボ」押し。鍼灸師、深町公美子さんによるシリーズです。

 

体と心にきく 毎日のツボ

 

 

第4章 これで安心して仕事ができる

第4章では、仕事や職場の様々な場面に応用できるツボを紹介します。

 

 

 

【デスクにいたまま健康法】

 

 

一日中たくさん歩いたり、立ちっぱなしだったりだと、夕方になんだか脚が重くだるくなった経験はありませんか?

 

今回は、そんなときの「脚のだるさ」を解消するツボをご紹介します。

 

 

 

 

脚は「第二の心臓」といわれています。それは心臓から送り出された血液が足のつま先まで行き、次に血液が心臓に戻るときは脚の筋肉のリズミカルな収縮がポンプの役割となって、血液を運んでいるからです。

 

ふだんあまり歩かないのに、無理して急に歩いたりした日の夜や、ずっと立ちっぱなしでいたり、同じ姿勢でいたりすると、脚全体が重く、だるいと感じることがありますね。それは脚の筋肉疲労や、こりの滞りで血液循環が悪くなっているからです。

 

脚の重さ、だるさを解消するツボは「地機(チキ)」。内くるぶしから膝に向かって、人差し指、中指、薬指までの第1関節の幅の3倍分、膝に向かって上がった向こう脛の内側で圧痛があるところです。ゆっくり20秒ほど押すのを繰り返してみましょう。

 

 

 

脚の筋肉疲労や血液循環をよくし、脚のだるさが解消されます!

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「地機(チキ)」

 

内くるぶしから膝方向に、骨に沿ってなで上げていくと、人差し指から薬指までの第1関節の幅の3倍分のところに押すと痛いところがあります。そこが「地機」。

 

脚と反対側の手でふくらはぎを包むようにして親指で、ゆっくり2 0 秒ほど押すのを繰り返しましょう。

 

 

 

 

 

次回は、他の病気の原因にもなりうる「ストレスとる」ツボをご紹介します。

 

 

 

構成・編集/U T U . h i m u k a イラスト/丸山裕子

 

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