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全力応援! 40〜50代の美とからだ

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https://ourage.jp/column/odekake_joshigumi/100925/

大人の雪遊び 絶景の上高地をスノーシューで堪能☆

かのん(OG)

かのん(OG)

生まれも育ちも大阪という生粋の関西人ですが、結婚して名古屋在住に。昨年より、大学の研究室秘書として仕事を再開。美味しいものは、作るのも食べるのも大好き!「あれ美味しいよ~」と言われれば西へ東へ。子どもたちも独立したので、近場から、うんと遠くまで、興味をひかれたら心のままにおでかけします。

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大学生の頃は長期休みの度に、父の友人が経営する白馬村のロッヂにいりびたりだった私。日本有数のスキー場八方尾根のコブを優雅に・・・ではなく、友人曰く“楽しそうに”(キャー、わーと言う嬌声が;)滑っていた私ですが、結婚してからは子ども達と一緒に愛知県近郊のなだらかなファミリーゲレンデに一回いったきり・・・。雪景色い〜な〜、と思いつつも、雪山にいくなんて機会もないまま過ごしておりました。

 

 

だけど、好奇心はこどもに負けていないくらい旺盛な私。ある日の飲み会で
“今度上高地にスノーシューにいくよ”という情報をスルーするわけもなく。
“スノーシュー”が何かもしらないのに、“行く!!!”と元気よく挙手!
でもこのメンバーで行くツアーは絶対に“楽しい”のだ!

 

 

行き先が上高地、っていうのもかなりポイント高し。数年前の秋に上高地を訪れた時の印象が素晴らしくよかったのだ。マイカー規制をしいているからか、とにかく、空気の色(見えないのに!)が違う。ものすごく澄んでいるのだ。森も川も。もう一回いってみたいな、と心の中にずっとあったので、この企画はすごく嬉しかった。ワクワクしながら指折り数えて出発日を待ちわびていた私。

上高地夕焼け

 

ところが、直前に知人に“今度スノーシューしに上高地へいくんだよ〜!”というと、“大丈夫?!前にテレビでみたけど、結構ハードそうだったよ”といわれ、急に不安に。そういえば、スノーシューって結局なんなのか調べてもないぞ・・・(←あり得ない能天気さ・・・)

 

 

そこで早速(ではないですが;;;)ネット検索。
スノーシューとは西洋かんじき、ともよばれ、雪の上を楽に歩く為の道具。靴を履いた上から装着し、深い雪の中を歩く際に疲労を軽減してくれるという便利なシロモノ。アイゼンと似たような機能ですが、アイゼンより雪との設置面積が格段に広いので雪に埋もれにくいそう。
スノーシュー自体は宿でレンタルできるときいていたので、靴はどういうのをはいていけばいいのかなど、さらにネットを駆使して調べ、なんとか準備を整え、かわいいニット帽を買ってうかれるアラフィフ(苦笑)

 

 

いよいよ出発!

今回は総勢20名弱のメンバーになるので、車組と電車組に別れて宿に現地集合。前日に宿入りし、翌朝早くに山へ入るというスケジュール。

 

 

普段は車移動が多いので、特急列車に乗れるのも新鮮な体験。車じゃない時のお楽しみと言えば、もちろんビール☆昼から堂々と飲める!と喜び勇んで一缶だけお気に入りのビールを買って車内に。友人もビールを一缶持込み!出発してすぐに、“乾杯!”の画像を車組のグループにLINE送信する意地悪な我々・・・(笑)その意地悪が災いしたのか、久しぶりの列車に興奮しすぎたのか、途中から珍しく乗り物酔いになってしまいました。

 

 

松本駅からは宿から送迎のマイクロバスで40分ほど山道を登っていくことになるので、 “これはマズい・・・それまでに治さなければ・・・”と吐き気と目眩にギブアップ状態。

 

 

有難いことに松本駅の駅ビルに薬局があり、そこで “これが効きます!”とお姉さんにお勧めされ、藁にもすがる思いで服用したところ、30分たたないうちに、ウソみたいに気分爽快に!
やっぱり、健康って有難い〜。とお姉さんに感謝し、駅舎からみえる雪をたたえた山々の美しさに感激することしきり。

中の湯温泉

さて、そんなドタバタ劇の中、送迎のマイクロバスが到着。ワクワクしながら乗り込む一行。少し日が陰った道をどんどん山の方へあがっていく。町から遠くなるとともに、まわりはすっかり雪国に様変わり。宿につく手前の坂道の勾配がすごい。上がれるのか心配になるほど・・・。

 

 

正直、今回はスノーシューに気持ちが集中していて、宿に関してはおまかせでノーチェックだったことと、山歩きの拠点なので、イメージとしては山小屋?!的な感じだったのですが・・・。
到着した宿は素敵な趣のある、中の湯温泉旅館。目の前に広がる雄大な日本アルプスの山々。テンションが一気に上がる〜。

旅館ロビー

もちろん温泉、そして露天風呂も!今夜は雪見風呂だ〜。

 

 

すっかり車酔いから回復した私は食べ切れないくらいの夕飯も美味しく完食し、食事の後にスノーシューをそれぞれのシューズにあうように調整してもらい、夜はみんなでお風呂三昧。雪の中の露天風呂はえも言われぬ美しさ。
お酒もすすみますが、明日の朝は5時起き!
名残惜しいけど、早々に宴会を引き上げ、就寝。

 

あっというまに翌朝の5時。
まだ外は真っ暗です。

釜トンネル

宿の車でスタート地点となる、釜トンネルの入り口まで送っていただき、いよいよ出発!

前夜に以前、このルートを経験した友人から、トンネルが長くて結構キツかったよーときいていたので、心臓がバクバク。ついていけるかな・・・みんなに迷惑かけないだろうか。と珍しく気弱な私。でも、歩き出すとそんな心配はどこへやら。真っ暗なトンネル内を懐中電灯をたよりにみんなでどんどん歩く。

 

今回のコースは、釜トンネルを出発し、上高地口、大正池ホテルをまわり、河童橋、そして、また釜トンネルまでもどってくるという、約15㌔ほどのコース。

 

トンネル内は所々、凍っているところもありますが、コンクリートで舗装された道の上をあるいていくので、もちろん、まだスノーシューは装着せず。緩やかな傾斜を30分ほど登っていきます。

 

 

これが結構長い。トンネル出口の灯りがいつになったらみえるんだろう・・・と思っていると、やっと、前方に光が見えてきた!

“うわー!”

歩きはじめ

トンネルに入ったときは、まだ真っ暗だったのに、すっかり夜があけている。
そしてそして、一面の銀世界!
いろんな音が雪に吸収されていく、なんともいえない静寂。
不思議な幸福感に満たされる。

 

そこから歩くことがもう、楽しくて楽しくて。

 

新雪をぎゅうぎゅうとふみしめて、どんどん、どんどん、歩く。
雪がしんしんと降り続いていて、お気に入りのニット帽にもすぐに雪が積る。

 

そんなの気にしてられない!

 

とにかく、嬉しい、楽しい。
学生時代に第2の故郷、っていうくらい長野で過ごしていた私。
社会人になり、バタバタと結婚、出産。
いつのまにか、雪山は遠く。

 

あー。私、ほんとはすごく雪山にきたかったんだ。

 

心の奥にしまっていた、“やりたかったこと”が一気に脳内をかけめぐる。
いつのまにか、自分で自分の感情に鍵をかけていたんだと、一歩一歩雪道を歩きながら気づく。

 

“幸せだなー”

 

雪の冷たささえ愛おしく感じる。
みんなで途中途中で記念写真を撮ったけど、どれもこれも、私は本当にうれしそう!

記念撮影

 

この上高地スノーハイクは、なんといっても普段、オンシーズンでは考えられない場所で写真をとれたりするのも魅力。

だって、河童橋の真ん中で記念撮影できちゃうんですから!

河童橋

いよいよスノーシューの出番!


スノーブーツにあわせて旅館の方がサイズ調整してくださっているので、
スキーのビンディングをあわせるみたいな要領で、両足にしっかりとスノーシューを装着。

スノーシュー装着

スノーシューをはくと、新雪の中をぐんぐんあるけちゃうのがすごい!
わざと脇道にそれて、小高くなった新雪の上をガシガシ歩くのが楽しすぎる・・・。

 

 

しかし、調子に乗り過ぎたのか、足の付け根が引っ張られるように痛くなってきてしまい、休憩場所でスノーシューを外して、またスノーブーツで歩くことに。

 

 

途中、なんと、たくさんのお猿さんにも遭遇。
人が危害を加えないことをしっているのか、追いかけてもつかまらないという自信なのか、全然人を怖がらない。

おさるさん

木の上でやすんでいたり、木の枝の先の柔らかい部分を一心不乱にたべていたり。まじまじとお猿さんを観察しながら、まだまだ歩く歩く。

 

最後にまた釜トンネルに入り、いよいよ終点。

 

心地よい疲れと幸福感に満たされてはじめてのスノーシュー体験はゴール。
5時間超歩いたのですが、ぜんぜん、そんな感じはなく、“え。ホントに!?”という感じでした。

温泉玄関

出発時の気弱な私とは違い、ゴールした後の誇らしげなこと。
またまた、素晴らしい体験ができたことを仲間に感謝せずにはいられませんでした。

 

 

今回の旅での収穫は、自分の感情の解放。
自分では我慢なんてしているつもりは全くなかったけれど、その場所に立ってみてはじめて気づく自分の内なる願望ってあるんだ、と。

 

 

みんな日々、いろんな立場を背負って生きている。
母親、妻、社会での立ち位置。

 

 

でも、素の自分にもどって感情を感じきったとき、ほんとうにしたかったこと、行きたかった場所、自分の幸せ感に向き合うことができるのでは・・・。

 

 

いろんなことを全力でこなしてきたからこそ、今の自分がいる、もっともっと自分に自信を持って、自分をちゃんと愛して、心のメンテナンスをしてあげる時間が私たち世代には必要なんだってそう思います。

 

 

自分を満たしてあげることで、また、幸せを周りに還元していける。

 

 

そんな気づきを得た、今回の初体験でした。
みなさまも、時には自分の心の声をきいてあげてくださいね。
ますます、人生が幸せにみたされること、まちがいなしです!

 

 

上高地公式ウエブサイト
http://www.kamikochi.or.jp

中の湯温泉旅館
http://www.nakanoyu-onsen.jp

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