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時代和家具の店、アンティーク山本商店へ。古家具修理もできるんです

林檎(OG)

林檎(OG)

東京浅草から雪深い新潟県魚沼の旅館に嫁いで早25年。女将という仕事柄、壮大なおでかけには縁がありませんが、地元ならではのコアな情報をお届けします。

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毎日、暑い日が続きますね。
私の住む魚沼市の旧小出町は、
新潟県一気温が高くなることでも知られています。
そこから車で20分くらい山方面に向かう私のところまでくると、
なんと気温が3℃も低くなるんですよ。
それでも、毎日’あっちぇ~~!’(訳:暑い!!)の
大合唱です。

 

 

そんな暑さの中、
ちょうど宿が一日お休みになったので、
あるじと二人で’弾丸東京ツアー’をしてきました!

 

 

新潟を出発したのは午後1時近く。
しかも、車で!(新幹線の方が早いのに!)
しかも、日帰り!
東京を出発したのは19時。
滞在時間はたったの5時間という強行軍でした。

 

 

目的地は、東京都世田谷区にある、
アンティーク山本商店

こちらのお店とのお付き合いは、
もう、12年以上になります。

 

 

私たちの宿のしつらえは日本がきっと今よりもっと元気だった、
そう、まさにおでかけ女史組世代が生まれた
’昭和30年代’を思い描いています。
ガラスの電気のかさ、昭和の本棚、茶箪笥、
ちゃぶ台、ノスタルジックなスタンド。
どれも絶滅危惧商品です。
だから、なかなかどこに行っても買えない。
そして、
ネットを検索していて見つけたのが
山本商店だったのです。
当時は何回となく新潟から通って、
そして、まさにぴったりな家具を見つけることができました。

 

 

このたびは、
売店スペースの改装のための棚が欲しくて、
久々に伺ってきました!

小田急線の東北沢駅から歩いて5分くらい、
交通量の激しい井の頭通り沿いにそのお店はあります。

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店の前までやってくると、もう、ワクワクを通り越して、
ソワソワします。今日はどんなものと出会えるんだろう!

 

 

地下1階から2階までのフロア、そして店先まで所せましと
一点ものの古家具が、なんと天井まで続いています。
通路は大人一人は歩ける。
でも、スレ違いはできません。
まるで迷路のようです。

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時代和家具のことなら何でもお任せ!の
3代目のご主人に相談にのって頂いて、
無事に、そして珍しく決断も早かった!

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このお店のすごいところは……


これらの古家具を実生活できちんと使えるように、
すべてメンテナンスを施して販売しているところです。
お店のスペースの両側には、
そのメンテナンスを待つ古家具たちがたくさん。
その出番待ちの家具たちもお客さんはチェックするので、
メンテナンス前なのに、どんどん売約済みになっていきます。

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しかもね、とってもリーズナブルなんです。
新品はとてもこの値段では買えないし、
でも、新品にはとても出すことのできない、
なんとも言えない味わいが付いてきます。

 

以前はなかった器や置物類が増えていました。
お客様からのご要望も多かったのですって。
それに、茶箪笥の中に器があると、
こんなふうになるのか、と想像も掻き立てられます。

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最近では、
映画やドラマの撮影で、
’昭和初期の感じで一部屋コーディネートしてください’、
などという依頼が来ることがあるのだそうです。
まさに’3丁目の夕日’の世界を家具で表現する、ということ。
仕事の幅がとても広がっているようでした。
最近は、この映画の撮影も山本商店で行われたそうです。

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3代目の企画するこの瓦版は読みごたえ満点。

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また
古家具へも思いをつづった本も執筆されました。
現代の生活にどうやって古家具をしつらえるのか、
参考になりそうです。

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おでかけ女史組世代の、
子供の頃の暮らしって、
なんだかいいなぁ、ってつくづく思える素敵なお店です。

 

はまっちゃうかも!

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