奥能登国際芸術祭で人生初のホステス体験

最後にご紹介するのは、この芸術祭での最大の呼び物、「さいはての『キャバレー準備中』」です。これはある意味、食をテーマに活動しているEAT&ART TAROさんによる生きたアートでもあり、参加も可能です。

海辺のこの建物が、その「さいはてのきゃばれー」。

最近までレストランとして営業されており、その前は、フェリーの待合室だった建物を利用しています。ちなみに壁のイルカの絵は、今回の芸術祭のために描かれたのではなく、昔からあったものだとか。

これはまず、この建物自体がアートで、作品としては、朝9時30分~17時まで、内部を見学することができます。そして、平日は15時から、金曜日と土日祝日は12時から(いずれも20時まで)、カフェとして営業してもいます(水曜休)。つまり、芸術祭を見に来た人々のためのコミュニュケーションの場という役割も持っているのですが、中でもクライマックスとなるのは、期間中に3回行われるキャバレーショーです。

 

開催日は、9月9日、10月7日、10月21日。

わたしは9月9日にスタッフの方々に同行し、キャバレーショーを楽しませていただきました。

写真/中 乃波木

 

何せキャバレーなので、スタッフとは、ママ、ホステスさん、黒服さんのことです。しかし、この方々はその道のプロではなく、他の職業を持った言わば普通の人々。それが、今回の企画に賛同し、はるばる珠洲までやって来て、キャバレーのお客様の接待をするのです。つまり、このホステスさん自体も生きたアートの一部となった、仮想キャバレーのアートということでしょうか。

写真/中 乃波木

 

この回は、「キモノママナイト」という企画だったため、イメージは銀座の高級クラブ。ママお二人は、着物関係の方でしたが、ホステスさんたちの中には、着物を着たことのない方もおられました。しかし、ママによる着付けもお見事、ヘアメイクさんもやってきて、皆さん、立派にホステスさんに変身!多くの方が生まれてはじめてのつけまつげを装着し、出来上がった時は、もはや誰だかわからないくらいでした。

写真/中 乃波木

 

このキャバレーは地元でも大人気で、すでに、どの回も予約だけで満員御礼。この日も開店と同時にどっとお客様がやってきて、ホステスさんも黒服さんもてんてこ舞い。お客様たちも、「この人たちは一夜限りの仮想ホステスさんだ」とわかった上で、虚構の世界を楽しんでいらっしゃるようでした。なるほど、こういうお客様も生きたアートの一部なんだな。

写真/鞍掛純一

 

この日のショーは、ダンスや歌もありました。出演者はその道のプロなので、本格的な舞台も楽しめました。

写真/中 乃波木

 

キャバレーショーは、あと2回あります。

お客さんとして参加したい場合は残念ながらすでに予約でいっぱいですが、ホステスさんは、まだ募集中のようです。残り2回は「キモノママ」とは違う企画なので必ず着物を着なくてはならないという縛りはなく、より気軽に参加できそう。奥能登国際芸術祭を見がてら一夜限りのホステスさん体験をしたい方は、検討してみてはどうですか(ただし、お仕事ではないのでギャラは発生しませんし、交通費、宿泊料などは自前となります。芸術祭を盛り上げるボランティアを含むツアーと考えるとわかりやすいです)。

 

お問合せなど、詳しくは奥能登国際芸術祭実行委員会事務局まで。
TEL:0768-82-7720
Mail:info@oku-noto.jp

 

 

奥能登国際芸術祭2017の公式サイトはこちらです。

http://oku-noto.jp/

 

 

奥能登国際芸術祭2017

会期 開催中~10月22日(日)

会場 石川県珠洲市全域

料金 作品鑑賞パスポート 一般2500円

 

 

吉田さらさ

公式サイト

http://home.c01.itscom.net/sarasa/

個人Facebook

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イベントのお知らせページ

https://www.facebook.com/yoshidasarasa2

 

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第63回
奥能登国際芸術祭で人生初のホステス体験


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