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浅草の居酒屋さんへ。築61年・呉服屋さんのリノべは味がある!

林檎(OG)

林檎(OG)

東京浅草から雪深い新潟県魚沼の旅館に嫁いで早25年。女将という仕事柄、壮大なおでかけには縁がありませんが、地元ならではのコアな情報をお届けします。

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久々に母の顔を見に実家に行ってきました。
ちょっと具合が悪いと聞いていたのですが
心配することもなく、
久々に妹と3人で食事ができました。
だんだんこういう時間が大事になる女史です。

 

浅草はどこもかしこも本当に、
人!ひと!ヒト!人だらけ。
外国人が多いとは聞いているけれど、
最近は今までとは違って、小さな小路でもその姿が見かけられます。

 

この日は、食事した後、
ちょっと飲み足りないねーと妹と投合し、
実家のすぐそばにできた話題の居酒屋さんに行ってきました。

’あんたたち、飲み過ぎるんじゃないわよ!!!’
との、母の声が後ろに聞こえます。

 

私の実家はこの建物、
浅草今半の通りをはいったところにありますが、

このたびのお店も
この通り沿いにあります。

 

あら、実家の斜め前だわ。
ここ、以前は何かお店をやっていたような。。。。

 

そうでした!
ここは元は呉服屋さんでした。

そのまま建物をリノベーションしたのです。

 

盃屋かづち

なんと築61年の日本家屋だったとは知りませんでした。
子供の頃のかすかな記憶は、
ウインドーに着物が飾ってあったこと。
ここの店の前を通るときはなんだか神妙な気分になったこと。

 

子供の頃はこの店にはもちろん、入れなかった。
けれど、
一歩中に入った途端、とっても懐かしい気持ちになりました。

この石の床、

この柱

このウィンドー

そして、天井は網代天井です。

年季が入っています。
呉服屋の店内もそのまま使っているんです。
私たちが座った場所はこのウィンドーのすぐそばの板の間。
ここで昔はお客様と呉服談義していたんでしょうね。

 

ここから外がよーく見えるんですが……


ほとんどの人が自転車で通り過ぎます。
なのに、
面白いのは、みんなが一様に、
自転車を止めて中をじっと見ていること。
それだけこの佇まいは目を引くのですね。

 

メニューも充実しています。

こちらは、燻たくあんとクリームチーズの和え物。

お腹がいっぱいだった妹と私はほぼ食べられず、
更にビールを飲んで、

楽しい晩は更けていったのでした。

次回は美味しいお料理をもっと注文しなくちゃ!

 

昭和の建物って、ホントにいいなぁ、って
改めて思った晩でした。

 

 

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