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話題のハード系パン「パン・ド・ロデヴを食べて楽しむ会」に行ってきました

ロデヴというハード系パンをご存知ですか? もしかしたら、最近パン屋さんで見かけたという方がいらっしゃるかもしれませんね。

 

 

「パン・ド・ロデヴ」は、南フランスの山間部にある町ロデヴに伝わるフランスパン「パン・パイアス」。日本では、地名にちなんで「パン・ド・ロデヴ」と呼んでいます。
形はごつくてカットすると穴がぼこぼこあいています。香りが高く、皮はパリパリで中はしっとり、食べ飽きない素朴なパンです。
そんなロデブが食べ放題の「パン・ド・ロデヴを食べて楽しむ会」に行ってきました。

おでかけ女史 パン・ド・ロデヴを食べて楽しむ会

焼き上がり

 

パン・ド・ロデヴ 断面

断面

 

ロデヴは、フランスパンの1、3倍もの水を入れるため生地が柔らかくて職人さん泣かせ。高い技術を要する割には地味な見た目のせいかあまり売れず、ほとんど店頭で見かけることのないパンでした。
しかし、パンづくりの巨匠 仁瓶利夫氏のロデヴを食べてその深い味わいに魅せられた人たちから、「パン・ド・ロデヴ」のおいしさを正しく日本中に広めようという話が持ち上がり、仁瓶氏に加えて「ベッカライ・ブロートハイム」の明石克彦氏と「ボアドオル」の金林達郎氏を技術顧問に迎え、2012年にパン・ド・ロデヴ普及委員会が設立されました。
会は、パン職人さんやベーカリーのオーナーさんなどからなる「作るよ会員」と食べてそのおいしさを広める「食べるよ会員」から構成されています。
もちろん、私は「食べるよ会員」。初回から参加して今回は4回目です。
会がある日は、朝から「今日はロデヴが食べられる」と、テンションが上がります!

パンの穴

パンの穴

 

午前中は、「作るよ会員」向けの技術講習会。今回の講師は、千葉市緑区のパン工房「ボワドオル」の金林氏。かつて、帝国ホテルにいらした方です。「ロデヴのようなパンにもファンができて、パン職人として喜ばしい時代が来た」と、にこやかに話されていました。

講師である、パン工房「ボワドオル」の金林氏

会では、ロデヴを「ルヴァン種を使い、吸水の多い生地から最低限の成形で作り上げるパン」と定義しています。

技術講習会の様子

パン・ド・ロデヴ 生地

パン・ド・ロデヴ

 

午後になると会場にパンのいい香りが漂い、ロデヴが焼き上がります。
「食べるよ会員」も会場に入り、いよいよ「食べて楽しむ会」のスタート。
まずは、ロデヴの焼き具合と香りを楽しんでからじっくりと味わいます。
「おいしい!」「幸せ~」という声があちらこちらから聞こえてきます。

 

 

主役のロデヴに添えるのは4種類のチーズ(青かびの「ロックフォール」、シェーヴルの「ピコドン」、ハードタイプの「ボーフォール」、フレッシュタイプの「ブリヤ・サヴァラン・ジンジャー」の盛り合わせ、チコリのソテー、レモンのスープ、蜂蜜です。

チーズ盛り

4種のチーズ

チコリのソテー

チコリのソテー

レモンのスープ

レモンのスープ

はちみつ

はちみつ

 

お腹が満たされた頃に、ナチュラルチーズ専門店「フェルミエ」オーナーの本間るみ子さんが登場。フランスの生産者を訪ねたときのスライドを見ながら、今日のチーズがどんな場所でどんなつくり手のよって生産されているのか、などなどチーズにまつわる楽しいお話をしてくださいました。

「フェルミエ」オーナーの本間るみ子さん

ロデヴとチーズとワインが並ぶテーブルを囲めば、初対面の人ともすぐに打ち解けて会話が弾むから不思議! パン好きには応えられない素敵な会です。
お土産はロデヴ1個。日持ちするパンなので、私は3日間かけて大切に少しずつ、会の余韻を楽しみながらいただきました。

 

 

次回は8月に京都で、講師は京都宇治にある「たま木亭」の玉木潤氏だそうです。玉木さんが焼くロデヴはどんな味かな? 食べたい~、でも京都。

 

 

◆パン・オ・ロデヴ 普及委員会

http://lodevepain.org/kai_info.html

 

◆ボワドオル

千葉県千葉市緑区あすみが丘7-35-12

TEL:043-420-8541

 

◆ナチュラルチーズ専門店「フェルミエ」

http://www.fermier.co.jp/

 

 

 

 

 

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