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謎の都市、マチュピチュ遺跡へ電車の旅

hijiri

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都内在住。家族の赴任に伴い、オランダに四年、香港に三年半住み、現地の会社で働いていたことも。”やらない後悔よりやる後悔”がモットー、興味を持ったらまずは行動! 最近のマイブームはランニングです。普段から着物を愛好し、自称普段着物研究家。そんな着物姿でぶらぶら、走りながらきょろきょろと見つけたおでかけ情報を発信していきます。

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一生に一度は行ってみたいと願う人も多いペルーのマチュピチュ遺跡。天空の城ともいわれるこの場所に、念願叶って行ってきました。

マチュピチュ遺跡は15世紀のインカ帝国の都市だと言われています。アンデス山脈の一部、ウルバンバ谷に沿った山の尾根にあり、標高は約2,280m。山に囲まれ下から見上げても見えません。そのため長年その存在を知られずにいた謎の都市です。

 

そんなマチュピチュにたどり着くには、実に日本からほぼ二日かかります。最寄りの都市であるクスコは標高約3,400mの場所にあるので、よほどの山の民でなければ直行するのはいきなり飛行機で富士山の頂上に行くようなもの。高山病の危険も大きく、可能な限り平地にあるペルーの玄関口のリマから徐々に身体を慣らす必要があります。そのリマでさえ、日本からの直行便はないため、アメリカなどを経由してほぼ25時間ほどかかります。

 

クスコからマチュピチュにはペルーレイルの列車に乗り約3時間。
標高1,800mのマチュピチュ村からさらに駅からバスに乗り、約25分かけて13のヘアピンカーブを駆け上がり、ようやくの断崖の上に築かれたマチュピチュの遺跡に到着するのです。


ペルーレイル


窓が大きくとられているので、外の景色を楽しむことができます。


マチュピチュ村。なんとなく日本の温泉町にも似ています。
実は温泉もあるのです。なんとなく親近感がわきますよね。
ちなみに初代マチュピチュ村の村長は日本人だったって知ってましたか?

 

現在マチュピチュ遺跡では一日の入場者が制限されています。6:00-12:00の午前の部と12:00-16:30の午後の部で、どちらも入場してから4時間までしか滞在できず、ガイドの同行も義務付けられています。周辺のマチュピチュ山やワイナピチュ山への入山も人数制限がされているので、前述したペルーレイルも全て指定席、宿の手配や遺跡へのバスも考えれば、単に距離だけでなくたどり着くまでもなかなか大変なのです。

 

そんな思いをして折角たどり着いたんだから・・・マチュピチュ遺跡では周辺の山に登ったり、ハイキングすることもできます。インカ帝国にはインカ道という名の道路網が張り巡らされていて、その距離はおよそ40000kmにも達していたと言われています。一定の距離ごとにタンボと呼ばれる宿泊所兼物資貯蔵庫も整備され、物資の流通だけでなく、チャスキと呼ばれる飛脚がリレー形式で速やかに情報を伝達していたと考えられているそうです。

 

遺跡を堪能するだけでなく、どうせなら豊かなインカ帝国の基盤をささえたインカ道を自分の足で歩いてみたい!

テント泊を前提にした三泊四日のツアーなどもあるようですが、上に書いたように手配だけでもまさにアンデス山脈のごとし高いハードルがあるうえ、日程の問題もあります。考えた末、マチュピチュ遺跡からインティプンク(太陽の門)への半日ハイキングにチャレンジすることにしました。

マチュピチュを訪れるための唯一の方法がインカ道のみだった時代、そのインカ道とマチュピチュを繋いでいたのがインティプングです。名前通り、さらに太陽に近づく神聖な門として、関所として機能するだけでなく、王も時折訪れていたのだとか。

 

登っていくと、途中二つの岩の祭壇のようなものがあり、ここで入山の祈りをささげてから登っていたのだそうです。

第一の祭壇の広場

第二の祭壇の広場

王が山を登る際には、先導の家来が蘭などの香りのよい花を道に巻きながら先導したとガイドさんの説明。なんだかロマンチックですね!
それだけ神聖な場所として崇められていたのでしょう。
約2時間の山歩きを経て到着!

 


太陽の門、インティプングはマチュピチュから見ると東側に位置する山の上にあります。振り返れば遠くマチュピチュが見えます。古代の王と同じ景色を眺めていると思うとロマンを感じました。

 

まさに一生に一度はこの目で見たい秘境、マチュピチュ遺跡。

もしも行く機会を得たならば、遺跡の探索だけでなく、こんな体験も検討してみてはいかがでしょう。でも高山病にはくれぐれも注意して余裕のあるスケジュールでチャレンジしてくださいね。

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