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秋田県美郷町のラベンダー園へ。ホワイトラベンダー美郷雪華(みさとせっか) を見ることもできます。

けいとりん(OG)

けいとりん(OG)

秋田県在住。映画と猫とスキンケアが大好き。学生の頃に部活で頑張っていた水泳をまた始め、自己管理の一環としながら、ゆったりと続けています。何年か前から始めたボイストレーニングの先生に伴奏をお願いし、たまにボーカルとして音楽活動も。20年来のパートナーが経営する、地元密着型居酒屋で働き、お休みにはお1人様、または友人とのおでかけを楽しんでいます。県内と、お隣の岩手県(知り合いが多数在住)など、私の秋田・東北ご近所旅をお楽しみいただけたら、と思います。

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北海道まで行かなくても、秋田でも広々としたラベンダー畑を堪能できるんです。
秋田県美郷町にある、美郷町ラベンダー園。
思いがけず、予定が変わって午前中におでかけできることになり、快晴の今日はさっそくラベンダー園へ。


まだ少し時期が早いため、5分咲きぐらいかなぁというところでしたが、休日なので駐車場はいっぱい、昨日からラベンダー祭りも始まり、出店もたくさんあり、とても賑わっていました。

 

約2ヘクタールの広大な畑に、2万株のラベンダーが植えられています。


園の入り口には地元キャラクターのミズモくんの看板があり、そのすぐ側から土日だけの「こぐまちゃん号」(200円)が運行されていて、ラベンダー園をぐるっと1周できます。

 

子どもたちだけで乗ってまわってきて、親御さんが「おかえり~!」と迎えて、お子さんが「ただいま~!」と抱きついている、とても微笑ましい光景が見られました。家族でのおでかけにもピッタリですね。

 

ここ美郷町は、北海道中富良野町と同じく、ラベンダーが町の花なんですよ。そういった共通点から、何年か前に交流が始まり、中富良野町から贈られたラベンダー、濃紫早咲(のうしはやざき)が植えられているコーナーもあります。

そして、美郷雪華(みさとせっか) というホワイトラベンダーがあるのですが、なんと美郷町ラベンダー園で発見された品種なんです。平成25年に品種登録され、美郷町がラベンダーのオリジナル品種を保有することになったそうです。

ラベンダー特有の爽やかさと、やさしく甘く感じられる香りが特徴で、中富良野町との交流開始以降、定期的にそれぞれの町の苗を交換しており、北海道中富良野町の町営ラベンダー園では、「美郷雪華」を見ることができるのだそうです。中富良野町のラベンダー園にも、秋田・美郷町との交流についての看板があるんですね。嬉しいことだな、と思います。

 

その美郷雪華の隣には、紫よりも薄青い色をした「サキガケ」という品種があり、白と薄い青紫のコントラストが綺麗です。

帰りは、今や秋田名物となった「ババヘラアイス」を購入。

皆さんババヘラアイスはご存知でしょうか?テレビ番組でも何度か取り上げられていたので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、オバチャン、バアチャンがヘラを使ってシャーベットアイスをコーンに手際よく盛るアイスのことです。
黄色とピンクのアイスで、何年か前に「バラ盛り」という、バラの花のように綺麗にアイスを盛りつける、ババヘラのプロが現れ、その後、今はバラ盛りがスタンダードになったようで、今日のババヘラアイスもお花の形、バラ盛りでした。

久しぶりに食べましたが、昔ながらの懐かしい味。美味しいですよ。私の前に小さい女の子たちが5人いて、今日もババヘラさん、忙しそうでした。

 

このラベンダー園、隣接している大台野広場には、ピクニックやバーベキューにも最適な芝生広場や、子どもたちに大人気の遊具がたくさんの冒険広場、その他グランドゴルフ場や休憩所などもあるようです。これからの行楽にも最適なところです。

 

帰りはまた、以前紹介した農業科学館へ。バラフェスタが10日ほど前から始まり、4~5日前に全品種が咲き揃ったという情報が入ったので、写真を撮りに寄ってみました。

こちらも人がたくさん!それこそ広い芝生の広場でピクニックしているご家族もいたりして、ここでピクニックもいいね、なんて、お友だちと話しながらバラ園へ。
やっぱりバラは美しいですね。気品、高貴、そしてどこか妖艶な雰囲気も。


ふと最初に目にとまったのが、クリーム色の花びらが薄いピンクに縁取られた「ダイアナ プリンセス オブ ウェールズ」。その名の通り、故・ダイアナ元英国皇太子妃をイメージしたとても美しい姿のバラです。このバラの売上は、元妃が生前熱心に取り組んでいた慈善事業への思いを生かすため、慈善活動に寄付されるそうです。ダイアナ、そしてウェールズと名がついていますが、これはアメリカ作出のバラだそうで、小さな驚きでした。へえ~、という感じ。

 

その下の向かって右、艶やかな真っ赤なドイツのバラ「コンラッド ヘンケル」、ヘンケルとついているのですぐにドイツだなとわかりますね。
左側の赤いバラは、田沢湖の伝説から名前をとった「たつこ姫」という未発売の品種。ここ農業科学館で試験栽培をしているそうです。濃い朱赤の花びらに、薄くたつこ像の金色が透けて映っているような、幻想的なバラでした。この赤は、たつこ姫の唇の色なのかな、なんて思ったり。商品化されて発売されるのを楽しみに待ちます。


他にも小さな虫が休憩中の大輪、ドイツ作出「シュペール バルク」(ドイツのフォークソンググループから名前をとったそうです)、鮮やかなピンク色をしたフランスの「マヌウ メイアン」、白くスマートな美しさを感じるアメリカの「ファウンテン スクエア」、オレンジとピンクが融け合ったような日本の「夢想」などなど。


撮影しきれないほどたくさんのバラに興奮しました。
来月はダリアの季節、そちらも楽しみです。

 

早々と、午前中からお昼頃までのおでかけでしたが、たくさんのお花を見て、豊かな気持ちになれました。
川が近いせいか、お花畑周辺にやってくるセキレイなどの小鳥たちも可愛らしく、完全に私は花鳥風月の鳥まできているなと、あらためて確認もできた日でした(^^)

 

美郷町ラベンダーまつり 7月16日(月)まで
農業科学館バラフェスタ7月8日(日)まで

 

秋田県立農業科学館

http://www.obako.or.jp/sun-agrin/

美郷町ラベンダー園

http://www.town.misato.akita.jp/lavendermaturi/1160

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