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ダム好きの気持ちがわかった! 秋田・玉川ダムで感動した理由

けいとりん

けいとりん

秋田県在住。映画と猫とスキンケアが大好き。学生の頃に部活で頑張っていた水泳をまた始め、自己管理の一環としながら、ゆったりと続けています。何年か前から始めたボイストレーニングの先生に伴奏をお願いし、たまにボーカルとして音楽活動も。20年来のパートナーが経営する、地元密着型居酒屋で働き、お休みにはお1人様、または友人とのおでかけを楽しんでいます。県内と、お隣の岩手県(知り合いが多数在住)など、私の秋田・東北ご近所旅をお楽しみいただけたら、と思います。

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カレンダー上も私も休日、連休だしどこに行っても混んでいるかなと思いつつ、青空が広がる中、秋田県にある玉川(たまがわ)ダムへ。

 

前回、田沢湖へ行ったときに、「ここから30分~40分あれば玉川ダムまで行けるな」と思い、この日25年ぶりぐらいの玉川ダムまで、1人のドライブを楽しみながら車を走らせました。

私の家からは車で1時間半ほどですが、連休などで道が混んでいると2時間近くはかかります。

 

ここ玉川ダムは、秋田県仙北市(せんぼくし)の一級河川・雄物川(おものがわ)水系玉川に建設されたダムです。


高さ100メートルの重力式コンクリートダムで、雄物川水系に建設されたダムの中では最大規模のダムなんです。

玉川・雄物川の治水と、秋田市や秋田平野の水の利用をはかり、さらに玉川河川水の中性化・水質改善を目的とした特定多目的ダムです。

玉川は、皆瀬川(みなせがわ)・成瀬川(なるせがわ)・役内川(やくないがわ)と共に「雄物川四大河川」と呼ばれる主要な支流で、水源は八幡平(はちまんたい)付近、玉川温泉を経由してダムを通過し、前回おでかけした田沢湖を流れて、角館付近で檜木内川(ひのきないがわ)と合流します。その後は花火の町・大仙市、大曲付近で雄物川へと合流、そして日本海へ。

 

このダムによって造られた人造湖は、水没地域のひとつ、宝仙台(ほうせんだい)からとり、宝仙湖(ほうせんこ)と名付けられました。後ほど写真が出てきますが、ここ宝仙湖の色は青というかエメラルドグリーンというか、人造湖の中でもとても美しい湖だと思います。

 

8年前に田沢湖で、韓国のサスペンス系でアクション系のようなドラマの撮影があったらしいのですが、そのときに玉川ダムでも撮影をしたそうで、 広大で、なおかつ綺麗な景色をバックにして撮影、これは見ごたえあっただろうなと思います。

最初に向かったのは「玉川ダム下流公園」。
ダムの堤体を下から眺め、広大な敷地を気持ちよく歩いていて、足元に野の花を見つけました。アザミと、たぶんコウゾリナというお花。寒い中で力強く花を咲かせています。

公園内はとにかく広く、特に遊具はありませんが、芝生と木々と、ところどころにある東屋とベンチだけ、山とダムに囲まれたシンプルかつ美しい公園です。

 

天気はよかったんですが、やはり山の気温は3度は違いますね。さらにどんどん寒くなってきていたせいか人影はほとんどなく、親子連れが1組とカップルが1組、私と同じく1人でブラッとの人が2人ぐらいでしたので、ゆっくりとまわって歩き、写真もたくさん撮りました。

色づいた木々を見てまわり、こんな紅葉の中を歩くジャケット写真の映画があったなぁと思い、なりきり写真を自撮りで数枚撮ってあとで見比べてみたら全然違いました!


ちなみに「AUTUMN IN NEWYORK」という映画。あちらの写真は2人、こちらの「AUTUMN IN TAMAGAWA DAM PARK」は私1人だけですし 、そこからして違いました (笑)

 

公園のあとは車でさらに上へ。ダムの上から下流公園を見渡せます。上からの景色も下から見上げるのと同様、圧巻。

上から見ると、芝生で「RCD」という文字があるの、わかるでしょうか?  写真、上のほうです。

これはRCD工法のこと。Roller(ローラー) Compacted(コンパクティド=圧縮) DamConcrete(ダムコンクリート)の略で、超固練りのコンクリートをブルドーザーで均し、時間とコストを大きく短縮・削減し、施工の合理化を図るために日本で開発された施工方法だそうです。

 

ところで、東北で玉川、といえば湯治場である玉川温泉が全国的にも有名だと思います。私が小さい頃、夏になると必ず家族で玉川温泉へ行ったものでした。

 

玉川ダム建設の着手が1973年(昭和48年)。廃墟となった、ダムに沈む地域を通って玉川温泉に向かったときのことを、鮮明に覚えています。

 

まだ人が住んでいる家が1軒か2軒あり、お店を営んでいたらしい家では、傍らにまだ少し商品が並んでいて、表には片付け途中の荷物があって・・・という光景も思い出されます。

 

私が住んでいる大仙市のこの町内に、玉川ダムに沈んだ地域から移り住んだご家族もいるんですよ。

 

いつも一緒におでかけをする、写真は後ろ姿だけのお友だちの知り合いにも、ダムに沈んだ地域から大仙市へ嫁いできた方がいるそうです。
自分が生まれ育った場所がダムの下に沈んでしまったことを思うと、今でも寂しい気持ちになったりするものだろうな、と思い巡らせ想像します。
それでも、洪水を防ぐため、上に記した治水・利水のためや水質改善のためなど、玉川ダムはなくてはならないものでした。

 

あの地域の皆さんは、悲しく寂しい気持ちながらも、新たな場所に移り、そして新しい生活へと前向きに進んでいったことと思います。
私と同じ町内に越して来たご家族も、お店を経営してとても繁盛してらっしゃいました。

 

そんなことを思い出しながら、およそ25年ぶり、久々のダム見学に感動を覚え、ダム好きで各地のダム見学に出向く人たちがいること、今ならなんとなくその気持ちがわかる気がしました。


自然の中にそびえ立つ、大きな大きなダムと、貯えられた豊富な量の水とその流れ、その底に沈んだ地域の歴史、それらを思うと様々な感動が湧いてきます。

 

最後に宝仙湖を一望できる、フランス語で音色の違う鐘を組み合わせた演奏装置・大型のチャイムという意味を持つ「カリヨンの鐘」という塔へ。


真ん中の大きな鐘は「幸せの鐘」といいまして、幸せを願って自分で鳴らすことができるのですが、今回は数組いらした観光客の方々の手前、1人ではちょっと恥ずかしくて鳴らしてきませんでした・・・(笑)

 

でも、4時ちょうどのチャイムはちゃんと聞けましたよ。曲名は「森へ行きましょう」でした。

そのカリヨンの鐘の塔から写した青く美しい宝仙湖には、さらに青い空と白い雲が映り、感動的な美しさです。


3枚コラージュしたうち、上段と下段の写真には、奥に八幡平の山が写っています。下段がハッキリと写っていますね。

この八幡平の山頂へ向かう道、八幡平アスピーテラインは冬季(11月から)閉鎖となり、4月に開通となります。開通したときの「雪の回廊」が長さ日本1で、全長27キロメートル、道の両側にそびえる巨大な雪の壁がなんと最大約7メートル!これこそまさに圧巻です。雪の回廊はまだ未経験なので、来年開通したらさっそく行ってみたい。

 

最後に玉川ダム資料室を見学していこうと思ったら、その日はお休み。残念ながら、玉川ダムキャラクターのロンくんとルンちゃんからお勉強させてもらうことはできず。次回に期待しましょう。

今回のおでかけには、思った以上に素晴らしい感動がありました。
大きさと美しさと、その歴史。また来たい、そして他のダムも見学してみたいと思った、そんなおでかけになりました。

 

玉川ダム

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