モロッコで異国情緒満喫の旅 その1 白い街と青い街

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寺と神社の旅研究家。

女性誌の編集者を経て、寺社専門の文筆業を始める。各種講座の講師、寺社旅の案内人なども務めている。著書に「京都仏像を巡る旅」、「お江戸寺町散歩」(いずれも集英社be文庫)、「奈良、寺あそび 仏像ばなし」(岳陽舎)、「近江若狭の仏像」(JTBパブリッシング)など。

こんにちは、寺社部長の吉田さらさです。

4~5月は、先日行ったモロッコの旅のレポートを4回に渡ってお届けします。

まずは、そのモロッコってどんな国なのかというところから、簡単にご説明しますね。

 

モロッコはフォトジェニックな風景や砂漠観光で近年人気のエリアです。しかし、「モロッコに行く」と言うと、「それは国の名前なの?」とか、「カサブランカとは違うの?」と言う人もよくいます。モロッコはもちろん国名。映画のタイトルでもおなじみの「カサブランカ」はモロッコ経済の中心となる都市の名前で、海外からの飛行機もこちらに着きます。しかし、首都はそのカサブランカからほど近いラバトです。

アフリカ大陸の北側の地中海~大西洋岸にある思いのほか大きな国です。宗教は主にイスラム教。王様のいる王国です。

こちらは現在の王様、ムハマンド6世です。人気があるらしく、さまざまな場所に写真が飾られています。政治、経済は比較的安定しており、治安上の大きな問題もなく、観光に適した国です。人気のエリアには、日本やヨーロッパからの観光客があふれています。とりわけ、昔フランスの植民地だったためフランス語がよく通じるので、フランスからのバカンス客が多いようです。

 

今回の旅も、まずカサブランカに到着し、ラバトに移動。一日目は、ラバトを軽く観光しました。

ラバトは首都ですが、カサブランカよりははるかに小さな街です。1900年代前半のフランス統治時代に築かれた近代的な街並みと、それ以前から存在する歴史的町並みが融合した美しいところです。「近代都市と歴史的都市が共存する首都」として、世界遺産にも登録されています。

こちらはムハマンド5世の霊廟。フランスからの独立を勝ち取った王様で、1961年死去。こちらの霊廟は1973年に完成しました。伝統的な建築様式を生かした美しい建物です。

建物内部。イスラム風の装飾が見事です。真ん中の石棺の中には、実際に王の遺体が安置されているそうです。

霊廟を守る衛兵。赤とグリーンは国旗にも使われているモロッコカラー。

同じ敷地内にあるハッサンの塔。1195年に建設が始まったが、4年後に工事が中断した未完の塔。それでも44mもあります。

 

次ページに続きます。

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第97回
モロッコで異国情緒満喫の旅 その1 白い街と青い街


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