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根津美術館 「<対>で見る絵画」と「百椿図」を鑑賞。

NORIKO

NORIKO

都内在住。自宅サロンで薬膳、薬膳茶講師、薬膳茶の販売をしています。ワインを飲んだり、友人と美味しいものを食べることが好きです。最近、書道を基礎から学び直しはじめました。無になれる時間が心地よく、毎週のお稽古が楽しみ。書道をきっかけに「和」のものに惹かれるようになりました。日本の魅力なども私らしく発信していきたいです。

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美術館巡りが好きな私。
今年初の美術鑑賞はお気に入りの根津美術館へ。
2020年1月9日~2月11日まで開催中の企画展「<対(つい)>で見る絵画」を鑑賞しました。

 

東洋の絵画には二幅対、三幅対など複数の掛け軸で、又、右隻と左隻で1双となる屏風など複数で一つの作品として鑑賞できるものがあるそうです。
勿論単独でも素晴らしく、作品として成り立ちますが、対で見ることで作品としての間が生まれ、奥深さを感じたり、また、複数並べることで対比の面白さを感じながら鑑賞しました。

 

その中で特に印象に残ったものがこちら、『吉野龍田図屏風』です。
今回の展示会にも大きく取り上げられています。


作品のお写真は撮ることができませんのでお土産に綺麗なハガキを購入しました。


春の吉野の桜と秋の瀧田の紅葉が対になっています。
大きな屏風は圧巻でした。
満開の桜は「雲」、紅い紅葉は「錦」に例えられ『雲錦(うんきん)文様』と称されたとか。

数年前の春、一度だけ吉野山の桜を見に行ったことがあります。
桜は山の下から上へ開花していきますが、訪れたときは下から中が開花、上の方はまた開花されていなかったように思います。それでも視界に広がる可憐で華やかな桜に感動した事を覚えています。
数年たった今でも鮮明に思い出すほどの美しさ。吉野の桜を題材にした作品が多いのも人々の心を惹き付けてやまないから? でしょうか。
今年の桜も楽しみですね!

 

この桜と対になっているのが斑鳩町の瀧田川(竜田川)の紅葉です。
残念ながらまだこの紅葉を見たことが無い私。
赤や黄色に色づいた紅葉は百人一首でも詠まれています。見事な紅葉。こちらはいつか必ず訪れてみたい名所のひとつです。

 

話を屏風に戻しまして、こちらの屏風の中をよく見てください。
短冊が描かれており、『古今和歌集』、『玉葉和歌集』におさめられた和歌が書かれているのです!
見えるでしょうか?

実は今、書道のお稽古の中で『変体仮名』で書く和歌も学んでおりまして、
こちらの短冊、読めるかな?チャレンジしてみましたが…難しい…。
勉強を始めたばかりでなんとなく読める気でいましたが、まだまだ勉強が足りませんでした(笑)。今年も引き続き頑張ります。

 

美術館内移動しまして、もう一つのお目当て『百椿図』(ひやくちんず)を鑑賞しました。
江戸時代初め、空前の椿愛好ブームが起こったそうで。椿を題材にした書物や図譜が制作され、こちら「百椿図」もその一つです。

それぞれ13紙、二巻からなる巻物に100種類以上の椿と和歌や俳句が描かれています。
私も椿は大好きで、迷わず図録を購入して帰りました。

一つ一つ色も花びらの形も違う椿。
花器に生けたものだけでなく、蒔絵の膳に、塵取りに、美しい風呂敷にふわっと包んであったりと、今でもできそうな素敵な椿のアレンジが描かれていました。


今でいうフラワーアレンジメントのよう! 新しささえ感じます。
椿に限らず季節のお花をこんな風に自宅に飾ってみたら素敵かも!?な、アイディアが詰まっていました。

根津美術館は庭園も美しい美術館です。
暖冬とは言え寒くて小雨が降っていたこの日は少しだけ庭園にも出てみました。


春になったらもう少しゆっくり回りたいです。春が待ち遠しい!
冬は外出が億劫、と感じるとき、温かい美術館で美術鑑賞がおすすめです。
美術館帰りに作品についてあれこれお話しする時間も楽しいですし、
1人図録を眺めながら余韻に浸る時間も好きです。

 

次回は2月22日から『虎屋のおひなさま』がはじまります。
こちらも楽しみですね。

 

2020年。
今年はオリンピックイヤーということで、東京だけでなく日本が注目されることと思います。
新しいものを取り入れつつ、日本画だったり書道だったり、華道や茶道、香道・・・和食も!日本の美しい文化を沢山の方に知っていただくいい機会になると嬉しく思います。

 

根津美術館

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