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https://ourage.jp/column/odekake_joshigumi/203205/

「私とコートと□展」へ。不思議なタイトル「□」って?

Moca

Moca

神奈川県在住。介護福祉士、ケアマネ 、メイク、美容師資格を持つフォトグラファー。おでかけ女史組がきっかけで、フェイシャルトリートメントからメイク、撮影までをトータルで行う(株)Social beauty photoを設立し、シニア女性をキラキラ輝かせるために活動中。素敵なお店、美容のほか、気になるシニアの情報なども発信していきます。

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前回お出かけした際に、告知をみて気になってしまった
「私とコートと□展」に行ってまいりました。
場所は「花とメッセージ展」と同じく(株)ワールド表参道ビル
この不思議なタイトル「□」とは何か?
後ほど明らかになりますので読み進めてください。

このイベントは
「みなとコオフク塾」という港区に関わる多様な人々が集い、既製服や服を着ることにまつわる障害のある人の悩み、課題を理解し、リデザインし、カタチにし成果を発表するというものでした。

 

ちょうどこの日は成果発表の日、それぞれのチームが既製服からどのようにオシャレにリデザインしたか、コートを実際に車椅子に乗ったモデルさんに着てもらって発表していました。

障害のある方や高齢者の介護をされてる人以外は、案外と気付かないのでしょうけど、実は車椅子で丈のあるコートを着るってとっても大変。

背もたれ、膝掛けのある椅子に座って立ち上がらず、普段着ているコートを着ることを想像してみて下さい。
どうやって両腕を通すの?
お尻の下にコートをどうやって下ろしたらいいの?
普段何気なく行っていることは、とてもありがたいことだと気づくはずです。

 

身体の自由がきかなくたってオシャレをしたい気持ちは一緒。
「障害があっても可愛いお洋服が着たい!」
「それなら可愛いコートを着やすくすれば良い」

そんなポジティブな発想から生まれた作品達。

ファー付きのかわいらしいキャメルカラーのコート。
汚れやすい袖口は取り外し可能になっていたり、座ると窮屈になってしまうフロント部分に取り外し可能な布をつけたり。冷える足元にも工夫が施されています。
座った状態でも裾がもたつくことなくオシャレなデザインにカット。
女の子らしいデザインはそのままに。

レディスだけじゃなくメンズのコートも。
細かい心配りが沢山ありました。

伸縮性の無い生地のコートでも、至るところにファスナーを付けて着やすくしています。
車椅子に座ってコートを着ると背中の部分がもたついたり、暑くなってしまうのでファスナーで背中の部分が外せるように作られているのですが、その外した部分をフードとしてリメイク。これは会場から拍手が湧いていました。
機能性とファッション性のどちらも妥協しない素晴らしいアイデアです。

 

他にもペットボトルがひっかけられるデザインや、マフラーにポケットが付いてたり。
「普通のデザインでも便利なんじゃない?」
って思うような素敵な作品ばかりでした。

さて、冒頭の□ですが…

この□の部分には、それぞれが想いを言葉にして埋める。

来場者や参加者がコートの思い出を記入するコーナーが。

 

あえて、タイトルを不完全にして、言葉を埋めて完成させることで誰もが社会の一員として多様性を受け入れる精神的な素地を作り上げて欲しい。そんな深い意味がありました。

 

自分でお洋服を着るのが難しくても、やっぱりオシャレは楽しみたいですよね。

思いやりが細部まで詰まった素敵なコート達。
今回はイベントという形でしたが、色んな人が着たい服を着れる。そんな多様性のある時代が来るといいな。

 

コオフク塾

(株)ワールド

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