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鎌倉ステイの素敵な拠点 渓流を見下ろすゲストハウス

吉田さらさ

吉田さらさ

寺と神社の旅研究家。

女性誌の編集者を経て、寺社専門の文筆業を始める。各種講座の講師、寺社旅の案内人なども務めている。著書に「京都仏像を巡る旅」、「お江戸寺町散歩」(いずれも集英社be文庫)、「奈良、寺あそび 仏像ばなし」(岳陽舎)、「近江若狭の仏像」(JTBパブリッシング)など。

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こんにちは、寺社部長の吉田さらさです。

 

寺社を巡るのが仕事で趣味でもあるので、鎌倉には何度となく行っておりますが、東京から日帰りばかり。たまには、朝や夕暮れの鎌倉散歩もしてみたいなと思い、宿泊するところを探していました。

 

鎌倉はホテルが少ない上に少しお高め。もっとお手頃で楽しそうなお宿はないかしらとインターネットであれこれ検索し、民泊&カフェ&子ども食堂の「Table for children’s cafe」を発見しました。

これは、カフェと子ども食堂の名前で、民泊としての名前は「Children’s Cafe B&B kimie」。その名の通り、ベッド&ブレックファストの形式で、瀬戸貴美恵さんという女性が経営なさっています。

 

鎌倉駅からバスで10分ほど。鶴岡八幡宮の先の岐れ道(わかれみち)というバス停で降り、徒歩5分ほどのところにあります。元気な人なら駅から歩けなくもない場所ですが、すでに、どこか山際の静かな保養地にでも来たような雰囲気が漂っています。

チャイムを鳴らすと、貴美恵さんが出迎えてくれました。元気いっぱいの素敵な女性です。

 

この建物は、貴美恵さんが子ども食堂と民泊を始める前は、別のオーナーがシェアハウスとして活用しておられたそうですが、もともとは一般の住宅だったのでしょうか。

 

1階にキッチンとダイニング用のスペース、お風呂があり、2階が客室です。ベッドがひとつの部屋、2段ベッドの部屋など、全部で5部屋。ベランダ付きとそうでない部屋で少しお値段が違います。

わたしはベランダ付き、ベッドひとつの部屋を選択しました。

お値段は朝食付きで6800円 (2021年6月現在))。2連泊だったので、少し割引もしていただきました。

 

机と椅子、タンスもあって生活もできそうです。長期滞在も可能ということなので、しばらく鎌倉暮らしを体験してみたい方は、貴美恵さんに相談してみましょう。

 

 

こちらは2段ベッドのお部屋。お子さん連れの方などに適しますね。

 

お部屋のベランダからの眺めも上々。滑川に面していて、自然いっぱいの渓谷風景を楽しめます。

 

1階には、長期滞在者用の簡易キッチンと洗濯スペースもあります。

 

 

1泊目の朝食。

貴美恵さんが心を込めて作ってくれたものです。魚と野菜料理が盛りだくさん。

わたしの場合、家での朝食はパンとコーヒーだけですが、こちらの朝ごはんは美味しくて、あっという間に完食しました。

2泊目の朝食です。

この日は玄米ご飯。小豆が少し入っていて、よいアクセントになっています。

甘めの卵焼きも美味しかった。

 

お料理上手な貴美恵さん。

こちらでは、水・木・金・土曜日にランチ営業もなさっているため、朝から大忙しです。

 

 

毎週水曜日の夜は、「こども食堂」も。

未就学児は無料、小学生、中学生は100円ですが、大人も500円でいただけるので、近所のご家族にも大人気。お子さん連れではない大人も集まってきて、交流と情報交換の場になっているようです。

 

 

朝食後、貴美恵さんに、なぜ子ども食堂とBBを開くに至ったかのお話をうかがってみました。

 

貴美恵さんは、精神保健福祉士や社会福祉士として、長年さまざまな子どものいる家庭と関わってきました。その仕事で接する子どもたちの食事は、朝はコンビニのパン、昼はコンビニのおにぎりやお弁当、夜はファストフードやスーパーのお惣菜ばかり。

母親が病気で食事が作れない、ひとり親家庭で忙しくて夕飯が用意できない、両親が共働きでほとんど家にいないなどの理由で、食事が家に用意されていないケースが多いのです。そうした子どもたちに、日本の家庭で普通にお母さんが作るようなあたたかいごはんを食べさせてあげたい。

 

その思いで計画をスタート。ゲストハウスやランチも出す食堂も兼ね、その収益で子ども食堂を運営するという持続可能な方法を思いついたとのこと。

 

クラウドファンディングで建物のリノベーションの資金を集め、開業費用は貯金を使いました。クラウドファンディグのサイトに、どのような思いで子ども食堂を開きたいのかを詳しく書いたところ、多くの人の賛同を得て、協力してもらえるようになりました。

それがとても嬉しかったと貴美恵さんは言います。

 

単身赴任という形を取って、この地で新たな生活をはじめたのが2年前。

鎌倉を選んだのは、人生の中で一度は鎌倉に住んでみたかったという理由もあります。

 

「開業のため、老後の貯金も使ってしまったけれど、先々、『本当は子ども食堂をやりたかったのに』などと後悔しなくて済みます。鎌倉で暮らしたいという希望も叶ったし、2つのドリームス カムトゥルー」と、貴美恵さんはにっこり。

 

同じくらいの年ごろのわたしには、理解できるお話です。

夢があるなら今すぐトライしないと、時は待ってくれないですもんね。

 

 

現在は、コロナ禍でいろいろと難しいこともありますが、近所に同じように移り住んできたお仲間もたくさんいて、充実した鎌倉ライフを送っておられます。

 

いろいろなイベントも開催され、ここに行くだけで、新しい人や新しい世界に出会えそう。コロナが落ち着いたら、お泊りやランチタイムに訪ねて、貴美恵さんとお話してみてください。きっと、これからの人生をどう楽しんだらいいかのヒントをもらえますよ。

 

報国寺、杉本寺、鶴岡八幡宮など、徒歩で行ける寺社も数々あります。

朝、滑川沿いの小道を散歩すると、鎌倉って本当にいいところだなと思えてきます。

 

 

宿泊料金・問い合わせ先など詳細は、

こちらChildren’s Cafe B&B Kimieサイトをごらんください。

 

 

𠮷田さらさ 公式サイト

http://home.c01.itscom.net/sarasa/

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