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行人坂を下った先にパリのエスプリを感じられる一店が。丁寧な手仕事に出会える場所へ。

佐保姫

佐保姫

都内在住。きもの学院 講師。きものサロンを主宰し、現代空間にマッチするファッションとしてのキモノを提案しています。また、ニッポンブランドマイスターとして商品開発も。“日本のモノづくりを知ることは、今の暮らしを見つめ直し、未来に繋がる”がモットー。全国のよきモノ、食を求めて旅した嗅覚で、面白いモノ・コト、おでかけをご紹介します。

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目黒駅から大円寺の前を通り、目黒川方面へ左に目黒雅叙園を見て太鼓橋までの急な坂道「行人坂」を下り、さらに真っ直ぐ進むと、以前から気になっていた「ビストロ エガリテ」が。駒場から目黒に拠点を移し、リニューアルオープンしていました。

「ビストロ エガリテ」の田中勇一シェフは渡仏後ブルターニュの1つ星「オーベルジュ・グランメゾン」、カンヌの2つ星「ホテルルジュアナ、ラ・テラス」にて本格フレンチを学び、帰国後は五反田「ヌキテパ」、代官山「プティ・ブドン」にてその頭角を発揮。プティ・トノー虎ノ門店料理長を務めた後、ビストロ「エガリテ」をオープン。

田中勇一シェフの料理がより身近になって嬉しい限り。

店内にはパリの蚤の市で手に入れた看板やオランダ大使館で使われていた趣のある椅子などがあり、ニースやサントロペの街角にあるビストロを思い出しました。

 

無性にサガンの「悲しみよこんにちは」を再び読みたくなりました。

メニューはシェフのスペシャルコースやアラカルトも多くオススメです。

前菜は、豚足とハムとパセリのゼリー寄せ。豚足をミルポワやハーブで柔らかく煮たキュイソンを使い、3日間マリネした豚足や豚ロース、パセリと合わせてゼリー寄せに。

メインは、牛ほほ肉の赤ワイン煮込み。
3日間マリネしたほほ肉を更に3日煮込み、たくさんの野菜や果物、牛こつや牛すじを何日もかけて煮込んだフォンドボーに赤ワインを加え、仕上はカシス風味で。

季節メニューのブイヤベース。
小鯛、えび、じゃがいも。フュメドポワソンとフォンドゥボライユサフラン、フェンネルと白ワインを入れて煮込む。魚介や野菜が本来持つ「命の力」を楽しめます。

Domaine de la Ferme Blancheを合わせて。
石灰質土壌でミネラル風味がワインをしめていてシャープな酸もあり、雑味がなく飲みやすいのでブイヤベースにピッタリでした。

 

ワインはフランスで長く暮らしたオーナー柴田さんがセレクトしたワイナリーが中心。柴田さんのワインのセレクトと小気味良いサービスが何とも心地よい。高級フレンチで培ったエッセンスが随所に散りばめられた一皿を、ボリュームたっぷりのビストロ料理として頂ける喜び。自然と笑顔がこぼれます。

 

本格ビストロ料理とフランスの小さなワイナリーからセレクトした自然派中心のワインのマリアージュ。ご近所のフランス人の方々からの予約が殺到しているのにも納得です。

 

 

「ビストロ エガリテ」を後にし、目黒から西小山まで散策。
目黒線で目黒から3駅分ですが、路地裏に素敵なお店があったり苦にならない散歩コースです。

器中心のギャラリー&ショップ「Parque(パルケ)」へ。
外の看板はノスタルジーを感じる「富士フイルム」の文字が。こちらは以前に写真館だった建物をリノベーションした名残だそうです。

 

店内には日本全国の作家さんが手掛けるさまざまな「うつわ」が展示されています。2階建ての店内では、月に1回ほどのペースで、季節に合わせた企画展も行っているそう。

赤城山の麓、眼前に榛名山を望む元養蚕民家に工房を構える、六箇山工房の水グラスや女性の作家さんのオカピのリム皿を購入しました。

食洗機にかけられない器を集めて愛でながら洗うのが何より楽しみだったり。好みの作家さんを見付けるのが楽しみになるギャラリー&ショップです。

 

丁寧な手仕事に出会え、梅雨空の雰囲気も優しく感じられました。

 

ビストロ エガリテ

ギャラリー&ショップParque

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