歴史ある町家で拝見する「武者人形飾り」

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「京都観光おもてなし大使」&旅ライター
アナウンサー、テレビ番組プロデューサーなどを経て、集英社「エクラ」などのライターに。
2011年より京都に在住。
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歴史ある町家で拝見する
「武者人形飾り」

 

 

京都「四条堀川」の市バスの停留所から、醒ヶ井通を南に進むと、ほどなく古い町家が見えてきます。ここは、明治3年創業の呉服商「黒田庄商店」。昨年より、新たにショップとギャラリー「京空間 mayuko」をオープン。さまざまな文化イベントや講座が行われるようになりました。

小原_武者人形飾り1

 

そこで5月30日まで、代々伝わる「武者人形」を無料公開しています。「武者飾り」は、端午の節句にその家の男の子の健やかな成長を願って飾られるもの。東京のように兜飾りや鍾馗さまの人形だけでなく、歴史上の有名な武将をモチーフにし、立派な甲冑などを纏う凛々しい人形が一堂に並びます。

 

 

雛飾りの公開は、京都でもいろいろなところで行われますが、武者人形をこれほど多く一度に目にするのは珍しいこと。坪庭に面した座敷に設えられた段に、さまざまな表情の人形が鎮座しています。

 

 

小原_武者人形飾り2

最上段には、「神武天皇」、そして「神功皇后」のお姿が…。今回の武者人形飾りで唯一の女性である「神功皇后」は、臨月で戦場に赴いたという勇ましい女性で、安産の神様として、祇園祭の山鉾の御祭神としても崇められています。

 

小原_武者人形飾り3

武者人形の特徴は、モデルとなった武将の特徴的な持ち物を携え、戦に臨む勇ましい甲冑姿であること。

さまざまな素材を巧みに使った甲冑、職人の技も見どころのひとつです。また人形の表情や動きも豊かで、思わず引き込まれてゆきます。

 

 

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第25回
歴史ある町家で拝見する「武者人形飾り」

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