寺と神社の旅研究家。
女性誌の編集者を経て、寺社専門の文筆業を始める。各種講座の講師、寺社旅の案内人なども務めている。著書に「京都仏像を巡る旅」、「お江戸寺町散歩」(いずれも集英社be文庫)、「奈良、寺あそび 仏像ばなし」(岳陽舎)、「近江若狭の仏像」(JTBパブリッシング)など。
こんにちは。寺社部長の吉田さらさです。
いつもは、全国の寺と神社を中心とした旅の情報をお伝えしていますが、
今回はちょっと趣向を変えて、滋賀県の守山市というところにある
素晴らしい「和ばら」の世界にご案内します。
和ばらとは、日本で交配されて作り出された特別なばらの品種の総称です。
日本で売られている一般的なバラは、外国で開発された品種がほとんど。
外国のバラは華やかで「わたしをごらん」とでも言うように咲き誇るものですが、
対する「和ばら」は、色合いが優しく、花びらも柔らかく繊細で、
いにしえの日本人女性を思わせる、たおやかで奥ゆかしい魅力があります。
どこに行けば、その和ばらに出会えるのか?
まずは、JR東海道線(琵琶湖線)の守山駅からほど近いところにある
WABARA Cafeに行ってみましょう。
こちらは、今年の7月にオープンしたばかりの真新しいお店。
白で統一されたシンプルな店内のそこここに、朝摘みのフレッシュな和ばらが飾られ、
女性だったら、誰でもうっとりしてしまう素敵な空間です。
メニューもとてもおしゃれ。
ケーキ、サンドイッチ、スコーンなど、お茶のお伴も充実していますが、
なんと言っても驚いたのは、ばらの花びらで作られたシロップと
レモンをあわせた「和ばらのレモネード」です。
美味しいという表現では物足りない、この世で一番美しい味。
ずいぶん長く生きてきましたが、
このような飲み物がこの世にあるとは知りませんでした。
店内には、美しい和ばらを買えるコーナーもあり、
カフェのお客さんには、一輪プレゼントされます。
こんな心使いも、女心をくすぐりますね。
次ページでは、和バラ農園をご紹介。
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